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「博学多才」の意味と読み方
「博学多才(はくがくたさい)」とは、幅広い分野にわたり知識が豊富で、かつ多くの才能をあわせ持っていることです。また、そのような人物を指す言葉として用いられます。
そもそも「博学」とは、広く学問に通じていることです。「多才」は、さまざまな才能に恵まれ、多方面で力を発揮できることを意味します。
「博学多才」の特徴は、単に物知りなだけでなく、複数の分野で能力を発揮できる人を指す点といえます。そのため、古くから知識人や文化人を称賛する言葉として使われてきました。
現代のビジネスや日常会話においては、尊敬や評価のニュアンスを込めて使用できます。「知識が豊富で、できることが多くすばらしい」という、ポジティブな意味を持つ四字熟語といえるでしょう。
はくがく‐たさい【博学多才】
出典:小学館 デジタル大辞泉
[名・形動]広く諸学に通じ、才能が豊かであること。
「博学多才」の使い方と例文
「博学多才」は、人を評価する場面で活用できます。知識量が多いだけでなく、多方面で活躍している人物に適した表現です。
ビジネスシーンでは上司や同僚に対して、その能力を称える気持ちが伝えられます。日常生活では、友人や有名人の多才さを表す場面で使用できるでしょう。
気をつけたいのは、自分に対して使う機会は少ない点です。不用意に使うと、自慢と受け取られる可能性も。具体的な使用例は、以下を参考にしてください。
・語学に堪能な彼は、芸術分野での実績もあるらしい。まさに博学多才な人物だ
・あの先生は研究だけでなく、教育現場でも名の知られた博学多才な方だ
・博学多才ぶりに、いつも感銘を受けております
・博学多才な人材は、どの業界でも重宝される
・IT分野だけでなく科学にも精通しておられるなんて。本当に博学多才ですね

「博学多才」の類語や言い換え表現
「博学多才」には、以下のような類語や言い換え表現が挙げられます。
・博学多識(はくがくたしき)
・八宗兼学(はっしゅうけんがく)
いずれも「博学多才」のように、多くの知識を持つことを表す四字熟語です。ただし、細かなニュアンスはやや異なります。ここでは使用例を参考に、それぞれの意味と使い方を確認しましょう。
「博学多識(はくがくたしき)」
「多識」とは、多くの物事を知っていることです。「博学」に「多識」を重ねた「博学多識」は、さまざまな分野にわたり知識が豊富であることを意味します。
「博学多才」との違いは、多分野で活躍する「才能」には触れていない点といえるでしょう。おもに、知識の広さを評価する場面に適した四字熟語といえます。
・彼は博学多識で、どんな話題にも対応できる
・博学多識な人と話すと視野が広がる
・あの人は博学多識で、会話がとてもおもしろい
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「八宗兼学(はっしゅうけんがく)」
「八宗兼学」は、仏教の8つの宗派すべてを学ぶことを指す言葉です。倶舎(くしゃ)、成実(じょうじつ)、律(りつ)、法相(ほっそう)、三論(さんろん)、華厳(けごん)、天台(てんだい)、真言(しんごん)のすべてを学ぶことを指します。
これが転じて、多くの学問を広く修めていることを意味します。「博学多才」に比べやや堅い表現ですが、教養の深さを表現できる四字熟語です。
・彼は八宗兼学の精神で幅広い分野を学んでいる
・八宗兼学を実践することで、知識の幅が広がる
・あの僧侶は、八宗兼学で知られている
「博学多才」のような「才能」に関する表現
才能にまつわる表現は多々あります。
・知恵才覚(ちえさいかく)
・能ある鷹は爪を隠す
日常生活で才能にまつわる話をしたいときは、これらの使用を検討してみましょう。ビジネスシーンにおいても、四字熟語を使うことで気持ちや状況が端的に伝えられます。

「才覚(さいかく)」
「才覚」は、すばやく頭を働かせて物事に対応する能力や、そのための工夫のことです。「博学多才」との違いは、より実用的な能力に焦点が当たっている点といえるでしょう。おもに、交渉や問題解決の能力などを評価する場面に適しています。
・才覚のある彼は、どんな問題も解決する
・才覚を発揮してピンチを乗り切った
・商売には、才覚が必要だ
「能ある鷹は爪を隠す」
「能ある鷹は爪を隠す」とは、能力のある人ほど、それをむやみにひけらかさないことです。ことわざでは「能ある鷹は爪を隠す」と言い表します。
おもに、実力があっても、控えめに振る舞う人に対して用いる四字熟語です。相手の謙虚さや奥ゆかしさを表現できます。
・能ある鷹は爪を隠す彼は、実力を簡単には見せない
・能ある鷹は爪を隠す姿勢が周囲の信頼を集める
・あの人は能ある鷹は爪を隠すタイプで、本当の実力は計り知れない
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「博学多才」を会話やメールで使いこなそう
「博学多才」は、相手を高く評価する際に使える四字熟語です。会話では「〇〇さんは本当に博学多才ですね」といった形で、尊敬や称賛の気持ちを自然に伝えられます。
ビジネスメールでも「博学多才ぶりに深く感銘を受けました」のように用いることで、より丁寧な印象が与えられます。
状況によっては「博学卓識」や「博学多識」などへの言い換えもおすすめです。「知恵才覚」のような四字熟語も活用しながら、より円滑なコミュニケーションを目指しましょう。
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