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仕事を抱え込む人の特徴とは?
みんな口では忙しいというものの、うまく仕事を終わらせて定時に帰ったり、上手に仕事を断っていたり。自分ばかりついつい仕事を抱え込んでしまうという人には、いくつかの共通した特徴があります。
全部自分でやらなきゃと思っている
任された仕事は、最初から最後まで自分が責任を持ってやり遂げなければならない。そんな思い込みがあると、仕事を抱え込みやすくなります。
責任感が強いからこそ、人に頼ることに抵抗を感じてしまうのです。でも、全部自分でやることが責任を果たすことではありません。
頼る=迷惑or無能だと感じてしまう
人に頼ると迷惑をかけてしまう、頼らないと仕事ができない人だと思われてしまう。仕事を抱えてしまう人は、そんな不安から人に頼ることをためらってしまいます。
でも実際には、適度に人に頼る方が仕事がスムーズに進むことも多いもの。進捗の共有にもなるので、チームで進めているプロジェクトなどが進みやすいというメリットも。頼ることは弱さではなく、仕事を前に進めるための技術です。
人に任せるより自分でやった方が早いと思っている
仕事を抱え込んでしまう人は、説明する時間や確認する手間を考えると、自分でやった方が早いと考えて、結局自分で全部やってしまうこともあります。
確かに、一つの仕事だけを見れば自分でやった方が早いかもしれませんが、それを続けていると、自分のキャパシティを超えてしまい、結果的に全体が遅れてしまいます。
仕事を抱え込むと、なぜ仕事が回らなくなるのか、なぜ評価されないのか

仕事を一人で抱え込むと、良し悪しの判断、完成度の確認、担当者やクライアントとの対応などがすべて自分待ちになります。自分が動かないと何も進まない状態になり、また他の人が手伝いたくても状況が分からないから動けない。助けたくても助けられない、声をかけづらい状態になり、気づけば一人で抱えて孤立してしまいます。
その結果、自分は一生懸命頭も手も体も動かしているのになぜか仕事が滞ってしまい、仕事が進んでいないという印象を与えてしまいます。
仕事が回る人は、何が違う?
では、仕事が回る人は何が違うのでしょうか。仕事をスムーズに進める人には、いくつかの共通点があります。
全部自分でやらない前提でいる
仕事が回る人は、最初から全部自分でやろうとしません。自分がやる仕事と任せる仕事を分けています。自分にしかできない仕事、自分がやるべき仕事に集中し、それ以外は適切に人に任せる。この判断ができるから、仕事がスムーズに回るのです。
途中で出す、途中で共有する
完成してから見せるのではなく、6~7割段階で提出して、決定権のある人に方向性や判断を委ねます。早めに共有することで、出来上がってから大きな修正を行うということもなくなりますし、相手の期待値も早めに把握できます。
反対に、完璧にしてから提出しようとすると、修正やミスに気付いた際には大きな手戻りになる恐れも。途中で出す勇気が、仕事を回す鍵です。
人を巻き込むのが早い
仕事が回る人は、「相談=甘え」ではなく、仕事の一部だと理解しています。決める前に声をかける、困る前に相談する。人を巻き込むのが早いから、問題が大きくなる前に解決できるのです。
一人で抱えて行き詰まってから相談するのではなく、早めに周りを巻き込むことで、仕事がスムーズに進むポイント。
仕事を抱え込まないための具体的な切り替え
では、具体的にどうすれば仕事を抱え込まずに済むのでしょうか。
任せる=丸投げではないと理解する
人に仕事を頼むこと、任せることに罪悪感を持つ人もいます。でも、「任せる=丸投げ」というわけではありません。ゴール、期限、判断基準を明確にして渡せば、任せることは分担することになります。
6~7割で一度出す勇気を持つ
完璧にしてから共有しようとすると、時間がかかりすぎます。6~7割の状態で一度出して、方向性を確認する勇気を持ちましょう。
早めに共有することで、修正も早くできますし、相手の期待とのズレも防げます。完璧を目指して遅れるより、早めに出して調整する方が、結果的に質も高くなります。
自分が止めている仕事を可視化する
自分待ちのタスクを書き出してみましょう。自分が動かないと進まない仕事がどれだけあるのかを可視化することで、何を手放すべきかが見えてきます。その中から、人に頼める仕事を選別し、上手に分担を、自分がボトルネックになっていることに気づくことが、抱え込まないための第一歩です。

それでも抱え込んでしまう人へ
分かってはいるけれど、つい仕事を抱え込んでしまう。真面目で責任感が強いからこそ起きやすい問題です。
それは決して悪いことではありませんが、仕事を回す力も立派なビジネススキルのひとつです。一人で全部やることが優秀なのではなく、周りを巻き込んで仕事を前に進められることが、本当の意味での仕事力。適切に共有し、適切に任せることが、チームに対する誠実さです。
仕事は抱えた人ではなく、回した人が評価される
ビジネスにおいては、一人で仕事を全部やる人より、流れを作る人の方が結果的に成果を出し、評価もされやすくなります。
自分一人でできることには限界がありますが、周りを巻き込めば、できることは何倍にも広がります。それこそがチームワークです。
一人で抱え込むのは今日で卒業!少しずつ、手放す勇気を持ってみませんか。
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コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。



