【目次】
・「仕事が早い人」にみられる特徴とは?
・「仕事が遅い人」の特徴とは?
・「仕事が早い人」がやっている習慣とは
・「仕事が早い人」は迷惑?
・最後に
「仕事が早い人」にみられる特徴とは?
テキパキと仕事を済ませ颯爽と帰宅する同僚を横目に、なかなか思うように進まず残業ばかりしてしまう… そんな経験はありませんか? 一生懸命に取り組んでいるのに、どうして終わらないんだろう… 本記事ではそんなお悩みを解消すべく、「仕事が早い人」に共通する特徴や習慣、また仕事を早くこなすためのテクニックを解説します。
まずは、「仕事が早い人」に共通する特徴を3つチェックしていきましょう。
1:業務の優先順位をつけ取り組む
「仕事が早い人」ほど、さまざまな業務が集中しても戸惑うことはなく、まず、どれから取り組むべきかを整理し、優先順位の高いものから着実に進めていきます。期日が早いものと重要性の高いもの、その2軸から優先順位をつけていくため、周囲にも迷惑をかけることなく要領よく仕事をこなすことができるのです。
2:1日のスケジュールを立てる
「仕事が早い人」は、一日のタイムスケジュールをしっかりとたてて、段取り通りにスムーズに進めていきます。計画に沿って仕事をこなすため、ダラダラと作業したり、無駄な業務を増やしたりすることがありません。逆に、集中的に業務に取り組み、休憩時間もしっかりと確保するといったメリハリのある1日を過ごすことができる人が多いです。
3:冷静で決断力がある
「仕事が早い人」は、計画性ももちろんありますが、最初から細かく作業工程を組み立てるというよりは、進めながら微修正して取り組むことが上手です。仕事をしていると、時に思うように進まないことや、予想外の壁にぶつかることもあるでしょう。そんな時もあたふたと焦るようなことはなく、冷静に状況を判断し対策方法を練ります。
「仕事が早い人」は、たとえ失敗しても、瞬時に軌道修正する判断力を持ち合わせている人が多いです。
「仕事が遅い人」の特徴とは?
逆に「仕事が遅い人」の特徴とはなんでしょうか。残業しがちな人の特徴をチェックしていきましょう。
1:成果とは関係ない部分にもこだわる
「仕事が遅い人」は、業務のポイントを見極めることが苦手なため、成果とは関係ない部分にこだわり、無駄な時間を費やしてしまうことがあります。本来ではもっと早く終わっていたであろう作業も、細かな部分に時間を費やすなどして残業が発生したり、期日に間に合わなかったりして上司に怒られてしまうことだってあるかもしれません。
2:要領が悪い
「仕事が遅い人」は、段取りや要領の悪さが目立ちます。特に計画なく目の前にあるものから取り掛かかることで納期に遅れ、効率の悪い作業方法で進めてしまい、途中でつまずいてしまうことも。事前準備や計画的に進めていかないことが原因で、後々に大きなミスとなって周囲に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。
3:業務スケジュールが立てられない
「仕事が遅い人」は、行き当たりばったりで業務に取り組みがちなので、なかなかスムーズに終わらず残業してしまうこともしばしば。仕事が集中すると、何から手をつけていいのかわからずパニックになることも。焦って、より非効率な仕事の進め方になってしまう場合もあります。
「仕事が早い人」がやっている習慣とは
「仕事が早い人」がよくやっている習慣について、知りたいと思いませんか? それがわかれば、少しでも効率よく仕事ができるようになるかもしれませんね。
1:今日中にやるべきことを明確化
1日の始まりには、まずはその日にやるべきことをきちんと明確にします。ToDoリストから、今日中にやらなければいけないタスクをピックアップし、さらにそれに優先順位をつけて取り組んでいくのです。これで効率的に業務が進んでいきますよね。
2:前日のうちに翌日の準備をする
翌日スムーズに仕事に取り組めるよう、前日に事前準備をしておきます。事前準備とは、たとえば、翌日の会議内容にあらかじめ目を通しておいたり、事前に誰かに確認しておいたほうが良いことであれば連絡を入れておく、などです。そうすることで、当日になってバタバタとすることがなく、無駄な時間を省くことができます。
3:周囲を上手に巻き込める
「仕事が早い人」は、仕事で悩んだりつまずいたりするようなことがあれば、その分野が得意な人にお願いをしたり、経験や知識が豊富な上司にアドバイスをもらったりと、うまく周囲を巻き込むことができます。そのため、コミュニケーション能力も高いといえるでしょう。一人で悩んで悶々としていてもなかなか解決はしないことをよく理解しています。
「仕事が早い人」は迷惑?
仕事が早いことで得られるメリットはたくさんあります。周囲からの高い信頼を得られ、また優秀な人として社内評価もされるため、出世や昇進に繋がる可能性はとても高いです。また効率的に仕事を進めることで、残業時間が減り、プライベートも充実することだってあるでしょう。
では逆に、仕事が早いことで生じるデメリットはないのでしょうか。たとえば中には、仕事は早いけどミスが目立つ人などもいたりします。それではなかなか周囲の評価を得ることができませんよね。逆にあの人は「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまうこともあるでしょう。
丁寧かつスピード感のある人が、「仕事が早い人」として評価されるのですね。
最後に
「仕事が早い人」の特徴、あなたはいくつ当てはまりましたか? 効率的に仕事ができることは、自分にとっても周囲や企業にとってもとてもメリットがあります。仕事の楽しさも増し、またプライベートも充実させることができたりと、いいことづくしです。
ただ、スピード感を重視し仕事の質を怠ってはいけません。スピード感と質の両方を兼ね備えた人が「仕事が早い人」として信頼を得られることができます。ぜひ紹介した習慣を意識して日々取り組んでみてください。仕事の効率性や生産性がぐっと高くなり、あなたも一目置かれる存在になれますよ!
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