ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#89>
前回記事『バリキャリの葛藤…「自分と同レベル以上」を求め恋愛対象がいない<働く女性のお悩み相談室#88>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
【お悩み】
目の前のことに追われて過ごしていたら、気づけば36歳になっていました。このままでは一生独身かもしれないと焦り、重い腰をあげて婚活をはじめてみようと思うのですが、アプリや結婚相談所に登録しても今さらでしょうか? 何をどうすればいいのかわかりません。
今が人生でいちばん若い。思い立ったらすぐ行動!
何を始めるにしても「遅すぎる」ことはないはずです。
この瞬間、人生でいちばん若いのは“今”。婚活しようと思い立ったのなら、思い悩む時間がもったいない。すぐ行動に移しましょう。
アプリに登録? それとも結婚相談所? あるいは自然な出会いを探すべき?
どの方法が良いか−−こればっかりは正解がないし向き不向きもあるので、まずは思いつくことをすべて試してみてはどうでしょう。どこにでも可能性はあります。
とはいえ36歳・女性の婚活はそう甘くない……。嫌気が差して途中で挫折しないよう、心構えをしてから挑んだほうが結果につながりそうです。
「結婚」したいのか「恋愛」したいのかをハッキリさせる
最初に、自分自身が本音で何を求めているかをハッキリさせておくのが良いと思います。
とにかく結婚したいのか、まずは恋愛したいのかーー。
結婚だけを目的にできるなら、結婚相談所を利用するのがベストです。結婚相談所は、少なくとも真摯に結婚を望む男性が登録しているので、最短で結婚に近づけます。
ただ結婚相談所で相手を探す場合に「素敵かどうか」とか「ときめくかどうか」など恋愛要素を判断軸にしてしまうと…… 沼にハマります。
そもそも結婚相談所は、条件先行で結婚相手を選ぶ場所。そして大多数の男性が結婚相手の条件に年齢を挙げます。となると、実際の相談者さんがどれだけ素敵な女性でも、選り好みできる立場ではない現実を受け容れる必要があります。
当然、相談者さんにも選ぶ権利はあります。しかし結婚を前提に、年齢・職業・年収…… 譲れない条件をクリアしてマッチングしたのなら、その後の判断基準は、恋愛できるかどうかではなく「生活をともにできるか」の一点に絞った方がいい。それさえできれば、きっとすぐに結婚相手が見つかります。
一方「そんなのムリ!」「まずは恋愛がしたい」という場合は、マッチングアプリ or 自然な出会いで相手を探し、恋愛ののちに結婚話を進めていくことになります。
出会い方はきっかけにすぎないし、アプリを使って間口を広げられたら、それだけ恋愛に発展する可能性もアップしますよね。
ただしアプリも結婚相談所と同様、会う前に「条件」でジャッジされてしまうツール。こちらが「素敵だな」と思ってもマッチングしないなど、屈辱的な場面に出くわすことも多い点はあらかじめ覚悟しておいた方が良いかもしれません。
またアプリは日常生活では出会わない異性とマッチングできてしまうぶん、自分の常識が通用しない相手や、失礼な態度をとってくる男性に当たることもあります。
アプリを利用する際は有象無象だと割り切り、一度や二度の「ハズレ」でへこたれないメンタルを用意しておくと、無駄に傷付かずに済みそうです。
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お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。