「FF」ってどんな意味の言葉?
近年、SNSで「FF」「FF外」「fff」などの言葉が使われています。文脈などから大体の意味を想像しながらも、何の略なのか気になっている人もいるのではないでしょうか。「FF」の意味や「fff」との違いを紹介します。
(c)Adobe StockX(旧Twitter)の用語
「FF」とは、一般的にX(旧Twitter)などのSNSで使われている「follow(フォロー)」「follower(フォロワー)」の頭文字から取った言葉です。
自分がフォローしており、相手も自分をフォローしてくれている関係性を「FF」と表します。フォロー・フォロワーの関係にあるユーザーを、「FFさん」と敬称を付けて呼ぶ場合も少なくありません。
「FF外」とは、フォロー・フォロワーの関係にないことを指します。「FF」とともに使われる機会が多い表現なので、併せて覚えておきましょう。
「FF外から失礼します」の意味
「FF外から失礼します」とは、フォロー・フォロワーの関係ではない相手にリプライするとき、失礼にならないようワンクッション置くために使われる言葉です。
中には、フォロー・フォロワーの関係にない人からのリプライを苦手とする人も。そうした人に対して配慮する意味で使用されることが多いフレーズです。
日本独自のマナーであり、絶対に使わなければならないルールではありません。使用しない人も一定数おり、「FF外」からのリプライに問題を感じない人も、もちろん存在します。
加えて「FF外でもお願いします」は、フォロー・フォロワーの関係にない人でも歓迎するという意味です。「FF外でも、話題に加わってほしい」という意思を伝えたいときに使われる傾向がみられます。
似て非なる「fff」
「fff」は「follow for follow(フォローのためのフォロー)」の略で、相互フォローを希望していることを意味します。世界中で使われている言葉で、「f4f」と表す場合もあるネットスラングです。「フォローしてくれたらフォローし返します」という意味を示していることも。
X(旧Twitter)だけでなく、Instagramでもよく使用されています。ハッシュタグや投稿内容で「fff」を見かけたら、投稿者が相互フォローできる関係を求めているという意味だと捉えてよいでしょう。
また、音楽記号にも「fff」があります。音楽記号として出てきた場合、「フォルティッシッシモ」と読み、できるだけ強く音を出すという意味です。
「FF」には他にも意味がある?
SNS以外の分野でも「FF」を使うケースがあります。使う場面によって意味が異なる点に注意しましょう。使用するシーン別の意味や使い方を紹介します。
(c)Adobe Stock
ビジネスにおける「FF」
ビジネスシーンでよく使われる「FF」は、「form feed(フォームフィード)」の略です。プリンターの機能の一つで、紙送りをして次の用紙の頭から印刷することや、そのために用いられる制御文字のことを指します。
他にも、ワープロソフトの改ページ機能や、改ページするための記号を指す場合もあると覚えておきましょう。文書を次のページに分けて記載したいときや、区切のよい部分でページを変えたいときに表現する言葉です。
ワープロソフトを使う作業をしているときに、「ここでFFをして」などのやりとりをするケースが想定できます。
ゲームにおける「FF」
ゲームにおける「FF」とは、人気RPGゲームである「Final Fantasy(ファイナルファンタジー)」シリーズの略として使われるのが一般的でしょう。
シューティングゲームの一つであるFPSジャンルのゲーム用語として使う場合は、「Friendly Fire(フレンドリーファイア)」の略です。フレンドリーファイアとは、味方を攻撃する行為を指します。タイトルによって設定が異なり、味方を撃ったときはダメージが入らないように設定されているものもあります。
また「ゲームを強制的に終わらせる」「降参」などの意味を持つ英語「forfeit」の略としても使用可能です。何らかの事情で、ゲームが続行不能な状況になったときに使用されます。
FFに関連したX(旧Twitter)用語
「FF」以外にも、X(旧Twitter)用語として押さえておきたい言葉があります。代表的な「無言フォロー」「無断リポスト」の2つの言葉の意味や、使い方を紹介します。
(c)Adobe Stock無言フォロー
無言フォローとは、特にX(旧Twitter)上で、あいさつのメッセージを送信せずに相手をフォローすることを指します。「無言フォローお断り」「無言フォロー歓迎」のように使われるのが一般的。日本独自のルールであり、公式ルールとして決まっているわけではありません。
人によってとらえ方が異なり、無言でもフォローしてもらえてうれしいと感じる人もいれば、無言でのフォローは失礼だと感じる人もいます。
あいさつをしなくてもフォローやリプライなどは可能ですが、フォロー・フォロワー関係以外の人は部外者という認識を持つ人も少なからずいる点に注意が必要です。心配であれば「フォローしましたので、よろしくお願いします」のように、一言付け加えるのも一つの方法でしょう。
無断リポスト
無断リポストとは、X(旧Twitter)上において、相手に許可を得ずに引用ポストすることを指します。
Xの機能として、断りを入れなくても自由にリポストできるようになっていますが、「無断でリポストするのはマナー違反だからしないでほしい」と考えているユーザーもいる点に注意が必要です。
無言フォロー同様、公式ルールではありませんが、プロフィールや投稿内容に「無断リポスト禁止」の一文がある場合、相手に断りを入れた方がトラブルに発展しにくいと考えられます。
FF以外にSNSで使われるネットスラング
「FF」の他にもSNSでよく使用される言葉を併せて覚えておきましょう。「ファボる」「リムる」「フォロバ」の3つの意味や使い方を紹介します。
(c)Adobe Stock
ファボる
ファボるとは、X(旧Twitter)などのSNSにおいて「いいね」ボタンを押すことです。もともと「いいね」ではなく、お気に入りの意味がある「favorite(フェーバリット)」が使われていたことに由来します。
単語の前半の「favo」を「ファボ」とローマ字読みし、動詞化されて「ファボる」と変化したといわれています。投稿者に「ファボして」と言われたら、「いいね」をしてくださいという意味です。
好みの内容が投稿されたときなどに、「即ファボした」のように使われます。
リムる
リムるとは、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSにおいて、フォローしていたアカウントのフォローを、解除する・外すという意味です。英語の「remove(取り除く)」が由来といわれています。
主に「投稿頻度が激減したのでリムる」のように使います。一度はフォローしたものの、気持ちが変化してフォローをやめたくなったときなどに使われるケースが少なくありません。「いつのまにか、リムられていた」のように、フォローを解除された側が使用するケースもあります。
また、リムられた相手に対して自分もリムることを「remove back(リムーブバック)」と呼び、「リムバ」と略します。
フォロバ
フォロバとは、英語の「follow back(フォローバック)」を略した言葉です。X(旧Twitter)などのSNSで、自分をフォローしてくれた人にフォローを返すという意味があり、フォロー返しとも呼びます。
「フォロバありがとうございます」のように、フォローを返してくれたことに対するお礼を述べるときなどによく使用されます。しかし、フォローしてもらったら必ずフォロバしなければならないわけではありません。
また、よく似た意味の言葉に「リフォロー」があります。リフォローは、一度フォローを外した相手を再びフォローするという意味です。フォロバとは違い、過去にフォローしていたかどうかで使い分けます。



