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WORK

2025.10.16

一人でできる仕事って実際どう?黙々系ワークの理想と現実、適性チェック付き

職場の人間関係に疲れ、一人でもできる仕事や黙々と作業に没頭できる仕事を探している人もいるのではないでしょうか。最近では、“起業”や“フリーランス”という言葉も一般的となり、自分のペースで仕事をしたいと考える人も多いようです。
でも実際のところ、黙々系の仕事ってどうなの?本当に自分に向いているの?そんな疑問を持つあなたのために、メリット・デメリットから適性診断まで、詳しく解説します。

コマツマヨ

一人で黙々とできる仕事の魅力とは?

人と関わる機会が少ない仕事には、実は多くのメリットがあります。一人が好きだという理由だけでなく、仕事の効率や成果の面でも大きな魅力があるんです。ここでは、黙々系の仕事ならではの良さを見ていきましょう。

人間関係のストレスから解放される

一人で黙々とできる仕事の最大の魅力は、なんといっても人間関係のストレスが少ないこと。職場での派閥争い、上司の機嫌を伺いながらの仕事、同僚との微妙な距離感に悩まされることがグッと減ります。

また、自分のペースで仕事を進められるのもメリット。休憩時間も自由に取れるし、プライベートの予定に合わせて終わり時間も自由に調整できる。こうした小さな自由の積み重ねが、日々のストレスを大幅に軽減してくれます。

集中力を活かして効率よく働ける

「ちょっといい?」と話しかけられて作業が中断されることもなく、誰にも邪魔されずに作業に没頭できる環境は、集中力を最大限に発揮できます。マルチタスクが苦手で「あれもこれも」と言われると混乱してしまう人でも、一つのことに集中できる黙々系の仕事なら、着実に成果を出せます。

自分のペースで仕事を進められるので、朝型の人は朝に集中して作業し、夜型の人は午後から本領発揮、といった働き方も可能。

(c)Adobe Stock

“黙々系”の仕事で気をつけたいこと

一人で黙々とできる仕事にも、もちろんデメリットはあります。理想と現実のギャップに苦しまないためにも、注意点を確認しておきましょう。

孤独感やコミュニケーション不足になりが

一人で作業する時間が長いと、ふとした瞬間に孤独を感じることがあります。「今日、誰とも話してない…」なんて日が続くと、気分が沈んでしまうことも。

また、仕事で分からないことがあっても、すぐに相談できる相手がいないため、一人で悩みを抱え込みがち。チームで協力して何かを成し遂げる経験も積みにくいので、「みんなで喜びを分かち合う」という職場の醍醐味を味わう機会は少なくなります。

スキルアップの機会が限られることも

黙々と行う仕事は、新しいチャレンジの機会が限られる場合があります。自分では考えつかないような領域の仕事が舞い込んできたり、上司や同僚からのフィードバックも少ないので、自分の成長を実感しにくいという面も。

「このままでいいのかな」「もっとスキルアップしたい」と思っても、学ぶ機会が少ないと、キャリアの停滞を感じてしまうかもしれません。

「向いてる?向いてない?」適性チェックポイント

黙々系の仕事は、向き不向きがはっきり分かれる働き方です。「なんとなく良さそう」で始めると後悔することも。以下のチェックリストで、自分の適性を確かめてみましょう。

あなたはいくつ当てはまる?適性チェックリスト

□ 一人の時間が苦にならない、むしろ好き

□ 周りを気にせず、自分のペースで仕事を進めたい

□ 細かい作業にも集中して取り組める

□ 自分でスケジュールを管理するのが得意

□ 人に相談しなくても自分で解決策を見つけられる

□ 同じ作業の繰り返しでも飽きずに続けられる

□ 成果物の完成度にこだわりがある

5つ以上当てはまる→黙々系の仕事に向いている可能性大!思い切って挑戦してみる価値あり

3〜4つ当てはまる→条件次第で適応できそう。まずは副業から始めてみては?

2つ以下→別の働き方も検討してみましょう。無理は禁物です

こんな人は慎重に検討を

「みんなでワイワイ仕事するのが好き」「誰かと話すことでアイデアが湧く」というタイプの人は、黙々系の仕事だと物足りなさを感じるかもしれません。誰かに意見をもらったりする機会がなかったり、変化や刺激がないと退屈に感じたりする人も、黙々系の仕事は向いていない可能性があります。「人間関係が面倒」や「他人に干渉されたくない」などという理由だけで選ぶと、後悔することも。

自分に合ってる?黙々系の仕事、迷ったときの判断基準

今の仕事を辞めて、黙々と作業ができる仕事にいきなりシフトチェンジするのはなかなか勇気がいりますよね。

そんなときは、まずは副業として黙々系の仕事を始めてみるのはいかがでしょうか。データ入力やアンケート回答などの在宅ワークを始めたり、デザイン知識がある人は簡単なチラシ作成の仕事に応募してみたりするのもいいかもしれません。また、週末だけ単発バイトで倉庫作業や検品作業を経験してみるのも。

1日2時間でも誰とも話さず、スケジュール通りに仕事を進めることができるか、時間や報酬、作業ボリュームの交渉、イレギュラーなことが起きた場合の対処方法など、1日数時間の副業レベルであっても学べることは多いはずです。

自分に合った働き方を見つけよう

(c)Adobe Stock

一人で黙々とできる仕事は、会社組織特有の人間関係のストレスが少なく、集中力を活かせる働き方ですが、孤独感やスキルアップが難しいなどの課題もあります。

人間関係から逃げたいという理由だけでなく、この環境で力を発揮できるか、より自分の能力を活かす環境に身を置きたいなど、前向きな動機があるとなお良いでしょう。今の働き方や身の置き場所に疑問や不安がある場合は、小さな一歩から始める準備をしてみてはいかがでしょうか。

TOP画像/(c) Adobe Stock

コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。

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