好きな人に嫌われている可能性があるサイン

好きな人に嫌われている可能性があるサインを、整理していきましょう。
♦︎LINEやメッセージの返信が遅い or そっけない
単に忙しいだけの可能性もゼロではありませんが、以前と比べてLINEやメッセージの返信が遅かったり明らかにそっけなかったりするときには、相手の感情に変化が生じている可能性は低くないでしょう。
特定の人に対して以前ほどの興味がなくなったときにも、返信が遅れたりそっけなくなったりする人は実際に少なくありません。
♦︎会話中に目をそらす or 明らかに反応が薄い
緊張していたり考え事をしていたり、あるいは相当疲れている… などの事情もあるので、必ずしも“嫌い”とは限らないものの、会話中に目をそらしたり明らかに以前よりも反応が薄いと感じる期間が長くなるのであれば、残念ながら嫌われてしまった可能性も低くはありません。
♦︎お誘いや提案を毎回はっきりと断ってくる
お誘いや提案をしても乗り気ではないばかりか毎回ハッキリとお断りの意思を伝えてくる場合には、残念ですが嫌われてしまっている可能性が高いでしょう。
ただし何かをきっかけに“誤解”が生じている場合もあるので、距離を置かれている理由によっては挽回できます。
♦︎他の人とは普通に接していても自分には冷たい
「好き避け」を期待したくなるものの、他の人といるときは明るく振る舞うのに自分と話すときにだけ表情が硬かったり、これまではタメ語だったのに敬語やよそよそしい言葉づかいに変わったりといった変化があるならば、嫌われているサインの可能性も高いでしょう。
“態度の落差”は、感情の変化をあらわしている場合も残念ながら少なくありません。
♦︎プライベートな話を避ける or 自分の情報を共有しない
「休みの日は何してるの?」などの私生活に関する質問をはぐらかされたりSNSを見せたがらなかったりと、あからさまにプライベートな話題を避けたり自分の情報を共有したがらなかったりする態度は、境界線を引きたいサインの可能性があります。
私生活の話を過剰に避け始めたのは「あなたと深く関わるつもりはない」という無言のメッセージを発している場合も多い傾向にあります。
思い込み? or 本当に嫌われている? 見極め方

嫌われているサインに当てはまるものはチラホラ…、でもまだ希望はありそう。
そんなシチュエーションでは自分の思い込みで「嫌われている」と感じているだけなのか、それとも本当に嫌われているのかを本人に直接聞きにくいからこそ、モヤモヤとした気持ちが募ってしまいますよね。
思い込みだけで結論を出さないためにも、相手の本心を見極めやすいポイントを解説します。
♦︎「一時的」or「継続的」をチェック
冷たくされたのが「たまたまその日だけ」なのか、それとも数日〜数週間にわたって続いているのか… は、相手の気持ちを推測するうえで大事なポイント。
その日だけ機嫌が悪かったり忙しかったり、または体調が悪かったり… が冷たかった理由である場合は心配がいらないので、一度だけの態度の変化で落ち込まずにしばらく様子を見ていきましょう。
♦︎自分の態度に心当たりがあるかを振り返る
相手の態度が変化した理由として、自分の態度に心当たりがあるかを振り返ってみましょう。
相手が困るようなLINEの連投や一方的な距離の詰めすぎ、失礼な言動や無理なお願いに心当たりがあれば、まずは接し方を改めましょう。
冷静に振り返ったときに改善できる部分が見つかったのであれば、まずは改善をして相手の態度に変化があるかを様子見しましょう。
♦︎相手の状況に配慮をする
引っ越しや転職など環境の変化やショックな出来事に遭遇すると、周りとの接し方が一時的に希薄になる人もいます。
特に、もともと人付き合いが苦手だったり感情をあまり表に出さなかったりする人ほど、環境の変化によって周囲との接し方が変わりやすい面も否めません。
自分を傷つけないためにできる行動

モヤモヤとした中途半端な状態が続くことで仕事に悪影響が出るなど支障があるならば、まずは思い込みによって自分を傷つけないように意識をしてみましょう。
「嫌われたかも?」という不安のせいで、自分を傷つけないためにできる行動をまとめました。
♦︎感情と事実は切り分ける
連絡が遅いのは嫌われてるサインだと決めつけずに、「忙しいのかもしれない」と他の可能性にも目を向けてみましょう。
真実がどうであっても、自分の心を守るためには自分が傷つかない選択肢に賭けてみるのも方法です。相手の本心がどうなのかを探っても本人でなければわからないこと。必要以上に悩み続けるのはやめましょう◎。
♦︎自分の気持ちを客観視する
「どうして不安になっているのか?」を自問すると、思い込みのクセに気づけることもあります。
不安の正体は、過去に恋愛で傷ついた経験や自分への自信のなさなど思わぬところにあるかもしれません。
気持ちをノートに書き出してみたり誰かに話してみたりするだけでも、自分の心を客観視する助けになります◎。
♦︎「こうでなければいけない」の思考を手放す
「返信はすぐに来るべき」「会えば笑顔で話すべき」など、相手への“こうあるべき”という固定観念や期待が強いと、相手の行動によってはすぐに失望してしまいます。
相手にもその日によって事情があり常に完璧なリアクションができるわけではないと考えてみると、心が軽くなるかもしれません。
相手への期待が外れても「そういうものだ」と割り切って考えるのも◎。
不安が大きくても前進できる
恋心にまつわる不安は、自分から動かずに抱え込むほどに大きくなりがち。
だからこそ「相手からどう思われているのか」よりも「自分がどう在りたいか」を軸に行動をするほうが、前向きな一歩になります。
不安が大きくても行動をしてみたら距離が縮まるかもしれませんし、逆に「あ、この感情はもう手放そう」と気づけるかもしれません。
「嫌われたかも?」のモヤモヤ状態から前進するためにも、一度冷静に気持ちを整理してみてくださいね。
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並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。