「大願成就」は初詣や合格祈願の場で見かけることの多い言葉ですが、正確な意味や使い方を理解している人は意外と少ないかもしれません。また、「どこで祈ればいいの?」「どのような願いが適している?」と疑問に思う人も多いでしょう。
そこで、この記事では、「大願成就」の意味や使い方、目標を実現するための考え方について解説します。
「大願成就」とは? 意味と使い方を解説!
「大願成就」とは、どのような意味なのかを詳しく見ていきましょう。

「大願成就」の意味
「大願成就」は「たいがんじょうじゅ」と読みます。辞書で意味を確認しましょう。
たいがん‐じょうじゅ〔タイグワンジヤウジユ〕【大願成就】
引用:『デジタル大辞泉』(小学館)
[名](スル)大願がかなうこと。
「大願」は、人生において重要であり、長い時間をかけて叶えたいような大きな願いを指します。「成就」は、その願いが叶うことを意味します。つまり、「大願成就」とは、人生の中で強く願っている目標や夢が実現することを表す言葉です。
「大願成就」の使い方
「大願成就」は、長年温めてきた願いや目標が最終的に実を結んだことを表現する場面で使用されます。
例えば、「長年準備を重ねてきた重要なプロジェクトが見事に成功し、大願成就しました」や「懸命な努力の末に夢見た会社への就職が決まり、大願成就することができました」と言うことで長期間の努力が実ったことを表現できます。
また、神社やお寺での参拝時に用いられ、御朱印や絵馬に「大願成就」と記されていることも多く見られます。特に初詣や受験シーズンには、多くの参拝者が大願成就を願って祈りを捧げる光景が見られますね。

「大願成就」の語源
「大願成就」という言葉は、仏教に由来する四字熟語だと考えられています。仏教書の『維摩経義疏(ゆいまぎょうぎしょ、613年聖徳太子著といわれるが真偽は不明)』には、「大願成就者」という表記が出てきますよ。仏教語としての「大願成就」は、「仏の教えを広めて、世の人々を救おうという大願が完成すること」、「分不相応な願いが叶うこと。神仏の加護により願いが成就すること」という意味があります。
現在では、神仏への願いだけでなく、受験や仕事、スポーツ、夢の実現などに使われることが多いでしょう。
参考:『日本国語大辞典』(小学館)、『例文仏教語大辞典』(小学館)
大願成就のためにできること
大きな目標を達成するためには、自分自身の行動が重要です。ここでは、具体的な行動指針を紹介していきましょう。
1. 明確な目標を設定する
「大願」は漠然とした夢ではなく、明確な形を持つ必要があります。「成功したい」ではなく、「3年以内に〇〇の資格を取得し、△△の仕事で活躍する」といった具体的な目標を設定しましょう。

2. 日々の行動計画を立てる
大きな目標を達成するには、小さな積み重ねが必要です。「1日〇時間勉強する」「毎週1冊本を読む」など、達成可能な行動計画を立てることが重要です。
3. 継続する力を養う
目標を立てても、途中で挫折してしまっては意味がありません。継続のコツは、「ハードルを下げること」です。例えば、「1日1時間の勉強が難しいなら、まずは10分だけやる」など、小さく始めることで習慣化しやすくなります。
4. 他者への貢献を意識する
仏教の教えによると、「大願」は自分だけのためではなく、社会や周囲の人々のためにもなることを説いています。「自分の成功がどのように他者にいい影響を与えるか」を意識すると、より強いモチベーションを持つことができるかもしれません。
最後に
「大願成就」は、大きな願いや人生の目標が叶うことを意味する言葉です。本来の意味を理解し、単なる願望に留めず、日々の努力を積み重ねることで、あなたの夢は必ず実現できるはずです。今回の記事が、あなたの夢を実現するためのヒントになれば幸いです。
TOP画像/(c) Adobe Stock