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第一印象を良くするには声や表情、態度が大切
恋愛シーンやビジネスシーンにおいて第一印象を良くするためには、声や表情だけでなく態度やその場での温度感も大切です。
第一印象の印象が良いとその後の人間関係が円滑に進みやすい一方で、第一印象が最悪の場合には悪いイメージがずっと後までついてまわることもあります。
第一印象を上げる3つの万能策
恋愛でもビジネスシーンでも、あらゆる人間関係において第一印象を上げられる基本かつ万能な要素もあります。まずは万能策を3つ見ていきましょう。
♦︎笑顔を心がける
極めてシンプルながらも、効果的なコミュニケーションツールが「笑顔」。
笑顔を心がけることで相手に対して親しみやすさや安心感を与えることができ、自分自身もリラックスして相手との距離を縮めやすくなるでしょう。
人間関係におけるコミュニケーションでは、笑顔があるだけでその場の雰囲気が明るくなり、ポジティブな印象を持ってもらいやすくなります。
♦︎ハキハキと話す
わかりやすい言葉でハキハキと話すことは、相手に自信と信頼感を与える重要な要素です。
聞き取りやすい声で明確に話すほど、相手はあなたの話に集中しやすくなります。また、ハキハキとした話し方は自分の意見や考えをしっかり伝えやすいため、積極的で前向きな人物である印象を与えやすいでしょう。
♦︎相手の目を見て話す
相手の目を見て話すことは、信頼関係を築く上でとても重要。会話のときに目を合わせることで、相手の話に対する真剣さや誠実さを伝えられます。
また頻繁に視線を合わせることで相手の反応や感情を読み取りやすくなる効果も期待でき、良質なコミュニケーションをとる要素にもつながります。
恋愛での第一印象を上げるポイント3つ
恋愛シーンにおいて第一印象を上げるなら、次の3つのポイントを意識してみて♡
♦︎相手の話には肯定から入る
相手の話を聞くときに、まずは肯定的な反応から始めると良い印象を与えやすくなります。
自分の話に対して肯定的なリアクションをしてくれる人に対しては、友好的な感情を抱く人が少なくありません。また肯定的な言葉は、話をしている相手に安心感や信頼感も与えられます。
肯定的な言葉は、相手が「受け入れてもらっている」と感じる大切な要素です。
♦︎相づちを打つ
相手の話をしっかりと聞いていることを示すためには、ただ頷いたり黙って聞いているだけでなく適切なタイミングで相づちを打つことも重要。
相づちを打つことで、相手に対して興味を持っている姿勢や話に集中していることを伝えられます。相づちは会話を活発にするために不可欠な要素。相手に対する関心と尊重を示す手段として非常に効果的で、自分の話に積極的に相づちをしてくれる人に対しては好意的な印象を抱く人も多いでしょう。
♦︎お礼は丁寧に伝える
お礼を丁寧に伝えるべき場面では「今日は素敵な時間をありがとう」など、気遣いや思いやりが伝わる言い方を意識しましょう。
デートの後や相手が自分に何かをしてくれたときには、感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切。丁寧にお礼を伝えるほど感謝の気持ちが伝わりやすくなり、相手に対して誠実な印象を与えられます。
自分の行動に対して丁寧に感謝をしてくれている相手に対しては、好感を抱く人が多いでしょう。
取引先での第一印象を上げるポイント3つ
取引先への初訪問や初めての顔合わせの場などで第一印象を上げることは、今後のビジネスを考えたときにとても大事なこと。そこで、取引先からの第一印象を上げるポイントを3つ解説します。
♦︎必要な情報は簡潔に伝える
ビジネスの場では、時間は貴重な資源です。必要な情報を簡潔に伝えることで、相手に対して効率的でプロフェッショナルな印象を与えられます。逆に話が長くなると相手の関心を失うリスクや自分勝手な印象を与えかねないので、要点を押さえた説明を心がけましょう。
例えば、プレゼンテーションや提案を行う際には事前に話す内容を整理してポイントを明確にしておくことが大切。また「今回の提案は3つの主要なポイントに絞ってお話しします」などと前置きをしてから説明を始めると、相手が安心して話を聞きやすくなるでしょう。
♦︎相手の立場に配慮をする
ビジネスの場ではときに利害関係が相反しますが、相手の立場に配慮することはビジネスマナーの基本です。取引先のニーズや要望を理解してそれぞれに応じた対応をすることは、相手に対する敬意にもつながります。
例えば、取引先がコスト削減を重視していると事前にわかっていれば、それに基づく提案をするなどの工夫も有効です。相手が抱える課題や期待を事前に把握しそれに応じた提案や対応までできれば、第一印象はぐんと上がります!
♦︎相手の話を頷きながら聞く
相手の話をしっかりと聞いている姿勢を示すのは、ビジネスにおける信頼関係を築くうえで重要です。
頷きながら相手の話を聞くことができると、相手に対して真摯に関心を持ち話に集中している様子を示すことができます。
しかし大袈裟なリアクションはわざとらしさが強まるので、おすすめできません。適度な相槌やリアクションを交えながら、相手の話に真剣に耳を傾けることが大切です。
起業したばかりで第一印象を上げるポイント3つ
起業したばかりの頃は、出会う人たちにできるだけいい印象を残しておきたいところ。そこで起業したばかりの人が第一印象を上げられるポイントを見ていきましょう。
♦︎謙虚な姿勢を貫く
起業をした直後は、不安だけでなく自信にも満ち溢れている人は多いもの。しかしどんなに自分の起業に自信をもっていたとしても、人前では謙虚な姿勢を貫くことが重要です。
成功のためには他者の支援や助言が必要不可欠なので、周囲の意見を尊重し常に感謝の気持ちを持ちましょう。自分の意見を強く主張するのではなく他者の意見に耳を傾けることで、信頼関係を築きやすくなるだけでなく周囲からのサポートも得やすくなります。
♦︎過去の実績にとらわれない
起業をするにあたって過去に輝かしい実績があったとしても、そこに頼りすぎるのは危険です。
新しい挑戦に対しては、過去の成功体験に固執するのではなく、現在の状況に適応しながら柔軟に対応することが求められます。
新たな環境での成功を目指すならゼロからのスタートであることを肝に銘じ、周囲に対しても過去の実績をひけらかさず初々しさを忘れずにいきましょう。
♦︎相手に教えていただく気持ちを忘れない
起業当初は多くのことを学ぶ姿勢を持つことが大切です。相手に教えていただく気持ちを忘れずに、学び続ける姿勢を示しましょう。周囲を敬う姿勢は、相手からの信頼も得やすくなります。
自分の知識やスキルだけに頼るのではなく周囲からのサポートを受け入れることで、より効果的に成長することができるようになるのです。
第一印象は人間関係を大きく左右する!
第一印象は、恋愛でもビジネスシーンでも人間関係を大きく左右します。
相手の立場になりながら、声や表橋、態度や行動に気を配り、いい印象を残せるように意識するだけでも、人間関係が円滑に進む助けになることでしょう。
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。