Oggiエディター・M美が行ってきました!「卵子凍結」体験ルポ〈前編〉
「仕事は充実! けれどこの先私、どうなるの…?」キャリアと出産・結婚の間で揺れるリアル世代・M美。今と未来の自分のために実施した卵子凍結のすべてをお届けします。
体験させていただいたのは…
《杉山産婦人科 丸の内》
東京・世田谷に本院を持ち、不妊症などの生殖医療の専門院として2011年に開院。卵子凍結は主に不妊治療目的に約10年前から実施している。
住所:東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル5F
TEL:03-5222-1500(代)
公式ホームページ:杉山産婦人科 丸の内
体験したのは…
【M美(34歳)】
Oggiのファッション担当エディター。仕事は楽しいが、周囲からの結婚・妊娠報告に加え、最近パートナーと別れたばかりで余計焦りが募り…。今回、自ら卵子凍結体験に立候補。
M美が詳しく解説!「卵子凍結」体験
1:婦人科の検査の結果は…
▲昨秋、別のクリニックで婦人科の検査を受けたところ、AMH検査で卵子の数が多すぎて十分に育たない「多囊胞性卵巣症候群」の疑いがあるという結果が。「妊娠・出産の予定は今のところないけれど、『私、ちゃんと産めるの?』と不安でいっぱいに」
2:不妊治療クリニックへ
▲真冬にミニスカートで訪れたところ、不妊治療クリニックで妊娠を望む患者さんが多いせいか「体冷やして大丈夫?」と言いたげな視線を浴びる。プライバシーに配慮して呼び出しはアプリで。
3:初回の診察内容は
▲通常、初診では経腟超音波検査やAMH検査を実施。「私は検査を受けたばかりだったのでスキップ」
4:自己注射と受診
▲注射針自体は採血用の針より細いため初日は痛みはナシ。…と安心したのもつかの間、打ちどころによっては痛みが。「結果的に小さな青あざが5~6個できました」
後編では、排卵誘発剤の副作用や4回目の受診、採卵までの過程をお届けします。
▶「卵子凍結」の基礎知識についてはこちら!
2024年Oggi5月号「働く私と『卵子凍結』の現在」より
イラスト/ヤマサキミノリ 構成/佐々木 恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部