妊活に興味のある読者は約半数!
興味がある:51%、どちらとも言えない:17%、興味がない32%
回答者のうち独身は38%、既婚は62%。現在パートナーがいなくても、「近い将来のために、情報は知っておきたい」(34歳・金融)という声が多数寄せられた。「興味がない」と回答した人の中には不妊治療経験者も含まれている。
回答者116人・平均34.4歳
※小数点以下、四捨五入。

今、妊活がより身近な存在に…
東京都では妊娠・出産前のヘルスチェックに関係する費用助成も実施
妊娠や性に関する正しい知識を身につけて健康に向き合う、「プレコンセプションケア」に若い世代が関心を持ち取り組むきっかけになるよう、東京都は「TOKYOプレコンゼミ」を開催。受講後、将来の妊娠・出産に向けた検査などについて理解したうえで希望する人に、費用を助成(男女ともに上限3万円)。不妊治療以前にも行政のサポートが。
20代前半の出産数を40代前半の出産数が上回るように
厚生労働省が公表した人口動態統計によると、2024年の出生数は68万6061人(概数値)。母親の年齢別では、20〜24歳が4万2754人なのに対して40〜44歳が4万3463人となり、前年までと逆転。高齢出産を考える人の割合が増える中で、妊活への関心は今後さらに高まりそう。
2022年度から不妊治療が保険適用に
従来は一部の検査や治療法にしか適用されていなかった健康保険が、2022年4月からひと通りの不妊治療に適用。治療費が原則3割負担になり、高額療養費制度も利用できるようになった結果、20代など若年層も含め不妊治療を受ける人が前年度の約50万人から55万人に急増。一時は都心の一部クリニックで受診制限を設けるほどの事態に。
2025年Oggi10月号「働きながらの妊活2025」より
イラスト/三平悠太 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp
Oggi編集部
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