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LIFESTYLE

2024.02.27

費用やタイミングなど「妊活のお悩み」TOP3は?男女の「妊活」意識調査結果が判明

浅田レディースクリニックが行った「夫婦間での妊活に関する意識調査」の調査結果をご紹介します。パートナーと妊活について向き合えているか、夫婦でどれだけ話ができているか、妊活のお悩みなど、実際に妊活をしている人の声を調査しています。不妊治療専門医のアドバイスコメントも参考にしてみてくださいね。

【医師アドバイスも】「妊活」についてのお悩みは?クリニックのアンケート調査結果をご紹介

世間にもすっかり浸透した言葉となった「妊活」。本気で取り組むなら、パートナーの協力も必要不可欠ですよね。

不妊治療専門のクリニック「医療法人 浅田レディースクリニック」では、実際に妊活をしている夫婦のお悩みや課題を調査するべく、全国の「ルナルナベビー」利用者の中から妊活中の女性を対象に、「夫婦間での妊活に関する意識調査」を実施しました。

本記事では、パートナーと妊活について向き合えているか、夫婦でどれだけ話ができているか、妊活のお悩みなど、実際に妊活をしている人の声を、アンケート結果から紐解きます。

パートナーと妊活について「向き合えている度」は?

「妊活にパートナーが協力的か?」

「妊活にパートナーが協力的か?」との質問には、「とても協力的」が38.3%、「まあまあ協力的」が48.6%と、合わせて86.9%の人が「協力的」と答えています。

妊活について話すタイミングを尋ねたところ、一番多かったのが「週に1回程度」で49.9%、続いて「1か月に1回程度」で31.1%、「ほぼ毎日」が15.2%と続きます。

実際に妊活している女性は、おおむねパートナーの協力も得られているようです。

一方で1割の人は「妊活にパートナーが妊活に協力的ではない」と感じていたり、妊活について話すタイミングが「半年に1回程度…」という人もいたりと、なかなか順調とは言えない人もいるようです。

妊活について夫婦で意見が食い違う実態とは?

「パートナーと意見の食い違いを経験したことがある?」

しかし、男女で妊活に対する姿勢や考え方が違う…というのはよく聞く話。実際妊活をされている方のうち、約4割の方が「パートナーと意見の食い違いを経験したことがある」と答えています。

意見が食い違う原因として挙げられたのは、「排卵日に対する理解の違い」が42.6%。次いで「クリニックに相談するか否かなどの、妊活方針について」が37.6%、「子どもを作るタイミング」が37.1%という結果となりました。

妊活をする上で重要になる排卵日について、充分な理解をパートナーに得られずに、タイミングを逃してしまうという人も多いようです。

夫婦で話し合う様子
(c)Adobe Stock

「妊活方針について」意見が食い違うと回答した人を妊活歴ごとに見てみると、妊活歴1か月未満~3か月未満の人が7.8%、3か月以上~6か月未満の人が15.7%、6か月以上1年未満の人も15.7%、1年以上~2年未満の人が29.2%と、妊活歴が長くなるにつれてだんだん上昇していることがわかったそうです。

妊活歴が長くなるにつれ、次のステップに進むか、そもそも妊娠を妨げる病気がないかなどをクリニックに相談するか…など、パートナーと意見が割れている夫婦が増えるようです。

妊活女性が抱える妊活の悩みとは?

妊活女性が抱える妊活の悩みとは?

では、妊活をしている女性はどのような悩みを抱えているのでしょうか?

妊活歴問わず、妊活に関する悩みで最も多かったのは「妊活における費用(55.2%)」、次いで「仕事との両立(54.2%)」、「性交渉のタイミング(50.9%)」という結果になりました。

妊活歴ごとに「費用」を悩みに挙げた人の割合を見てみると、妊活歴1か月未満~3か月未満が35.8%、3か月以上~6か月未満が50.9%、6か月以上~1年未満が52.9%、1年以上~2年未満が65.0%、2年以上~3年未満が74.4%と、妊活歴が長くなるにつれ、費用面での負担が悩みの種になっていることがわかります。

2022年4月より不妊治療の保険適用範囲が拡大したものの、「高度な治療については保険の適用範囲外になってしまう」など、まだ課題は多そうです。

専門家の意見が欲しい!でもなかなか行動に移せない人も

お腹にハートを当てる女性
(c)Adobe Stock

妊活を長く続けるうちに「自分が不妊かもしれない」と不安になることがあります。

妊活をしている女性のうち、89.0%が「自分が不妊かもしれないと不安になった経験がある」と回答。そのうち94.3%が「自分やパートナーに不妊原因がないか知りたい」と考えていることが明らかになりました。

しかしその一方で、不安になったことがあると回答した人のうち半数以上(54.0%)が「自身もパートナーもクリニックには通っていない」と回答しており、不安だと思いつつもあまり行動に移せていない人が多くいるようです。

「次のステップに進むべきか悩んだ経験があるか」

また、約6割の女性が、クリニックに通ったり、高度な治療を受けたりするなどの「次のステップに進むべきか悩んだ経験がある」と回答。91.9%は「専門家の意見や診断が欲しい」と回答しています。

アンケートを通して、費用の問題、仕事との両立の問題、夫婦での意見の食い違いなどがあり、不安ながらも、なかなか次のステップに進むことができないという人が多い現状が垣間見えました。

本調査にあたり、浅田レディースクリニック理事長の、浅田義正氏は以下のようにコメントしています。

「不妊治療が保険適用になり、治療開始時に夫婦で受診する必要がありますが、働き方改革によってようやく男性も妊活や不妊治療に時間を割くことができるようになってきていると思います。将来妊娠・出産を望む夫婦はプレコンセプションチェックを一度ぜひ受けていただきたいです」(浅田氏)

プレコンセプションチェックとは、パートナーと一緒に予約無しで来院し、手軽に自分やパートナーに妊娠を妨げる原因がないか簡単に検査をすることができる検査のことです。今は妊娠・出産を考えていなくても、もし妊娠率が下がる要因があれば早めの治療やケアができるので、いつでも受けるべき検査とも言えます。

夫婦でもやもやと考えていても、一向に答えが見えず、どうしても不安が募ってしまう妊活。

今まさに妊活で悩んでいる人も、まだ子どもは考えていないけれどいつかは欲しいという人も、まずは難しいことを考えず、気軽に専門家の意見を仰いでみるのも大切かもしれませんね。

TOP画像/(c)Adobe Stock

【調査概要】
「夫婦間での妊活に関する意識調査」
調査対象:全国の「ルナルナベビー」利用者の18歳以上の女性 585名
調査期間:2024年1月23日~1月29日
調査方法:インターネット調査
調査主体:医療法人 浅田レディースクリニック

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