うまくいかなくて、ちょうどいい。
仕事や恋愛、お金、健康、人間関係など、何かしらの悩みを抱えながら日々過ごしているという人も多いのではないでしょうか。
でも毎日歯を食いしばって頑張っているからこそ、ふとしたときに「なんかすごく疲れたな……」と感じることもあるはず。
そこで、著作家・中谷彰宏さんの著書『うまくいかなくて、ちょうどいい。「もう疲れた」と思ったら読む本』より、いまよりちょっと前向きになれるメッセージをご紹介!
「お金」のことが不安になったときに読みたいメッセージ
■「元々あった」と思うと、損した感が生まれる。「元々なかった」と思うと、得した感が生まれる。
疲れる人は、「損したくない」という感情を常に抱いていませんか?
と同時に、「損している感」をいつも抱いている可能性が。
最高と比べることで、「損した感」は生まれます。
「元々なかったもの」と考えることで、心の負債から抜け出せるのです。
■「損得」を考えると、疲れる。「意味」を考えると、楽しくなる。
不安を感じる人は、「損か得か」が判断基準にあるはず。
その結果、「損をしている」とストレスを感じます。
不安を感じない人は、「意味は何か」を判断基準にしています。
その結果、「これには、意味がある」と満足感を得られるのです。
■貯金は、なくなる。勉強と体験は、なくならない。
不安な人は、「万が一」のために貯金します。
貯金は、一気に減ります。
でも勉強と体験は、一度入るとなくなりません。
お金を勉強と体験に変えることで、なくならないものに交換できるのです。
■トロと赤身に、味の上下はない。好みがあるだけだ。
不安な人は、ケチなのに、「ケチと思われたくない」と感じてしまいがち。
たとえば、トロと赤身があったら、トロを頼んでしまいます。
赤身のほうが好きなのに、見栄でムダ遣いをしていませんか?
高いお金を払って好きではないほうを選んでしまい、ますます
疲れるのです。
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『うまくいかなくて、ちょうどいい。「もう疲れた」と思ったら読む本』(中谷 彰宏 著/あさ出版)
仕事、人間関係、健康、お金、将来、また、家族関係など、日々悩みは尽きず、毎日頑張っているからこそ、ふとしたときに「とても疲れている…」と感じることがあります。
そんな人に向けて、中谷彰宏先生が元気が出る130の珠玉のメッセージを贈ります。疲れたと感じたとき、ページをめくると、そこにはあなたに今必要なメッセージがあるはずです。