うまくいかなくて、ちょうどいい。
仕事や恋愛、お金、健康、人間関係など、何かしらの悩みを抱えながら日々過ごしているという人も多いのではないでしょうか。
でも毎日歯を食いしばって頑張っているからこそ、ふとしたときに「なんかすごく疲れたな……」と感じることもあるはず。
そこで、著作家・中谷彰宏さんの著書『うまくいかなくて、ちょうどいい。「もう疲れた」と思ったら読む本』より、いまよりちょっと前向きになれるメッセージをご紹介!
「仕事」に疲れたら読みたいメッセージ
■仕事が終わらないのではない。終わらないくらい、仕事を持てているのだ。
「仕事の量が多い」というのは、疲れます。
でももし、仕事がなくなったら、寂しいに違いありません。
仕事がないことは、クビになることよりしんどいことです。「仕事が終わらない」のは、食べ切れないごちそうと同じと考えましょう。
■疲れるのは、一生懸命している証拠。
いい加減な人は、疲れません。疲れるのは、マジメで一生懸命な人だけです。
幸福感は、一生懸命の中にあります。
あとから振り返ると、「疲れたけど、楽しかった」と思うことができるはず。
■やる気を出そうとすると、疲れる。ルーティンにしておくだけでいい。
やる気を、ムリに出そうとすると、疲れますよね。
やる気は、エネルギーの前借りです。やる気をムリに出すと、反動がきて、余計疲れます。
ルーティンを淡々とこなしていれば、そのうちやる気は自動的に湧いてくるものです。
■叱られた時は、心で受け止めると、疲れる。頭で、受け止めればいい。
心と頭は、使い分けるのがいい。
心で受け止めると、ダメージが大きくなってしまいます。
叱るのは、人に対してではなく事に対してです。
事は、頭で冷静に受け止めて、修正していきましょう!
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『うまくいかなくて、ちょうどいい。「もう疲れた」と思ったら読む本』(中谷 彰宏 著/あさ出版)
仕事、人間関係、健康、お金、将来、また、家族関係など、日々悩みは尽きず、毎日頑張っているからこそ、ふとしたときに「とても疲れている…」と感じることがあります。
そんな人に向けて、中谷彰宏先生が元気が出る130の珠玉のメッセージを贈ります。疲れたと感じたとき、ページをめくると、そこにはあなたに今必要なメッセージがあるはずです。