罪悪感を感じにくい簡単レシピ
「仕事に集中していたらもう20時!」これからご飯を作るのも億劫だし、コンビニで済ませるのも罪悪感…。
20時に仕事を切り上げ、21時に食べる夜ごはんという絶妙なタイミングにぴったりの、働く女性のためのレシピを紹介。
前回は「鶏肉とひよこ豆のトマト煮込み」をお届けしましたが、今回は「鯛のあんかけおかゆ」のレシピです。
ほっと落ち着く、旅館の朝ごはん風「鯛のあんかけおかゆ」
楽しい予定が続く12月。食べ過ぎ、飲み過ぎと不摂生が続く時期かもしれません。そんな時の“調整ごはん”は、おかゆが最適! 21時の美容メシでは過去にもおかゆのレシピを度々ご紹介してきましたが、おかゆはバリエーションを持っておくと本当に便利です。食べ過ぎが続いたときはもちろん、体調が優れないときにも活躍します。
今回は旅館の朝ごはんで出てくるようなおかゆをイメージした、あんかけのおかゆレシピを紹介します。具材は最後に鯛の刺身と三つ葉をのせるだけ。魚は下処理や骨の処理が面倒ですが、刺身ならそのまま使えて手軽です。熱々のおかゆに刺身をのせるとほんのり火が通ってパサパサになる心配がなく、簡単に本格的なおかゆが出来上がります。
【このレシピの簡単&ヘルシーポイント】
・刺身を使って魚メニューを手軽に作れる
・少量のお米でお腹いっぱい
・食べ過ぎ、飲み過ぎの不摂生が続く時期におすすめ
【材料/2食分】
・米:1合
・水:5カップ(1000cc)
・鯛のお刺身:80g
・三つ葉:適量
☆だし汁:1カップ(200cc)
※だしパックなどで煮出したものや顆粒だしを溶かしたものでOK
☆醤油:大さじ1と1/2
☆みりん:大さじ1
☆塩:ひとつまみ
★片栗粉:大さじ1
★水:大さじ1
【作り方】
1. 鯛はひと口大にそぎ切りにし、三つ葉は細かく刻む。
2. 米は研いで、水と一緒に鍋に入れて中火で煮立てる。煮立ったら弱火に落とし、たまに鍋底を混ぜながら20分ほど煮込む。
3. ★を混ぜて水溶き片栗粉を作る。小鍋に☆を入れて中火で煮立て、煮立ったら一度火を止めて水溶き片栗粉を少しずつ混ぜながら加える。再度弱火にしてしっかりととろみが出るまで火を通す。
4. 器におかゆ、鯛、三つ葉を盛り付け、3のあんをかけたら完成。
【ポイント】
あんかけのあんは万能なので、他のお料理にも活躍するんです。残ったら、豆腐や厚揚げにかけたり、蒸した野菜にかけると簡単に副菜が一品完成します。
これまでのレシピ一覧はこちら♡
フードデザイナー 須賀いづみ
化粧品会社に勤めたのち、健康と美容の根本は“食”だと気づき、料理の世界へ。料理家のアシスタントに付き、苦手だった料理をイチから徹底的に学び独立。フードデザイナーとして、広告や雑誌のフードスタイリングやレシピ制作を行う。食を通してヘルシー&ウェルネスなライフスタイルを提案中。
Instagram @izumisuga