体を内側から温めるおかゆレシピ
「仕事に集中していたらもう20時!」これからご飯を作るのも億劫だし、コンビニで済ませるのも罪悪感…。
20時に仕事を切り上げ、21時に食べる夜ごはんという絶妙なタイミングにぴったりの、働く女性のためのレシピを紹介。
前回は「かぼちゃとさつまいもの濃厚シチュー」をお届けしましたが、今回は「海苔と明太子のおかゆ」のレシピです。
帰宅してからでも簡単に栄養が摂れる「海苔と明太子のおかゆ」
21時の美容メシで度々登場するおかゆのレシピ。ヘルシーで旨味が詰まったおかゆは、なんと言ってもお鍋ひとつを火にかけるだけで出来上がるのでとっても簡単。寒くなるこれからの季節は特に活躍するレシピです。
今回は焼き海苔をたっぷり入れた海苔と明太子のおかゆ。
普段脇役になりがちな海苔ですが、実はビタミンBとCが豊富で、成分の30%は食物繊維とも言われています。おかゆは、そのまま食べても十分おいしいですが、トッピングに乗り、そして明太子と大葉をプラスするのがおすすめ!
明太子には9種類のビタミンのほかに亜鉛などのミネラルも含まれています。塩分が高いので食べ過ぎは禁物ですが、美容面でも嬉しい栄養素が豊富。
疲れた1日の終わりに、おかゆで癒やされてくださいね。じんわりと染み渡るおいしさですよ。
【このレシピの簡単&ヘルシーポイント】
・お鍋ひとつで煮込むだけ
・少量のお米でお腹いっぱい
・体を内側から温める
【材料/2食分】
・米:1/2合
・明太子:1本
・エリンギ:1本
・焼き海苔:2枚
・しょうが:1かけ
・大葉:4枚
・だし汁:3カップ(600cc) ※だしパックなどで煮出したものや顆粒だしを溶かしたもので良い
・ごま油:小さじ1
・塩:小さじ1/4 ※明太子の量によって調整する
【作り方】
1. エリンギは薄めのいちょう切り、大葉は千切り、しょうがはすりおろす。
2. 鍋に米とごま油を入れて、米全体に油をまとわせる。
3. エリンギ、しょうが、だし汁を加えて中火にかける。煮立ったら弱火にしてアクを取り、20分ほど煮込む。ときどき鍋底をかき混ぜる。
4. 残り5分ほどになったら焼き海苔を細かくちぎって加える。
5. お米が水分を吸ってとろみが出たら塩を加えて味をととのえる。器に盛って、大葉と明太子をのせる。
【ポイント】
生米からおかゆを作るとき、煮込む前にお米にさっと油をまとわせます。そうすることによって、出来上がったときにコク出てお米がふっくらと仕上がります。
これまでのレシピ一覧はこちら♡
フードデザイナー 須賀いづみ
化粧品会社に勤めたのち、健康と美容の根本は“食”だと気づき、料理の世界へ。料理家のアシスタントに付き、苦手だった料理をイチから徹底的に学び独立。フードデザイナーとして、広告や雑誌のフードスタイリングやレシピ制作を行う。食を通してヘルシー&ウェルネスなライフスタイルを提案中。
Instagram @izumisuga