「He is a pain in the neck.」ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです!
なにかと体調を崩しやすい梅雨… 私も最近、いわゆるストレートネック(別名、スマホ首)の症状が悪化してしまい、首から肩にかけて鬱陶しい状態が2~3週間続いていました。
まさに「I’ve had a pain in the neck for a couple of weeks.」(2~3週間ずっと首が痛い)ということだったわけですが、ようやく最近、ストレッチなどのお蔭か良くなってきました!
そもそもこの「スマホ首」は英語でなんて言うのでしょう?
一般的には“text neck”などと表現します。“text”は「(携帯電話で)メッセージを送る」「送られてきたメッセージ」という意味で使われているんですね。
ということで今回は、私が悩まされた首=“neck”にまつわる表現について。
まずはタイトルの英文「He is a pain in the neck.」とはどのような意味でしょうか?
詳細はこちら>>「It’s up to you!」の意味わかる? それはあなたの上… じゃない! 【連載 大人の英語塾】
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正解は?
“pain”は本来、「痛み」という意味を持つので「He is a pain in the neck.」も「彼は首に痛みがある」と訳したくなるかもしれません。
ですが、その場合は「He has a pain in the neck.」で“is”にはなりませんね。
実は“a pain in the neck”には「イライラさせる人」「めんどくさい出来事」のような意味合いがあるのです。
そのため「彼はイライラさせる人だ」と解釈できます。言い換えると、「He’s annoying.」ということですね。
私のスマホ首も実に“annoying”(うっとうしい)でしたが…。
最後に、前回の記事でピックアップした“up to”と“neck”を組み合わせたイディオム“be up to the (one’s) neck”の使い方についてご紹介。
ex. 「I’m up to my neck in the trouble.」
:揉め事にすっかり巻き込まれている。
ex. 「I’m up to my neck in work.」
:仕事に没頭している。
ex. 「I’m up to my neck in debt.」
:借金で首が回らない。
“up to my neck”は、文字通り首までどっぷりつかっているということ。そう考えれば、「深入りしている」「没頭している」というイメージも湧くのではないと思います!
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。