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2023.05.26

バズるとは? 意味や言い換え、英語表現を分かりやすく解説!

「バズる」とは、爆発的に話題になること、特にTIKTOKやTwitterなどのSNS上で注目されることを指します。「今バズっているチーズケーキ!」などと紹介されると、なんだか気になってしまいますよね。意味や語源だけでなく、言い換えや英語表現なども解説していきます。

「バズる」とは?

SNSが隆盛を極めている今、「バズる」は誰もが耳にしたことのある言葉なのではないでしょうか? テレビ番組でも「今バズっているあの動画!」などと紹介されることがありますよね。皆さんはこの「バズる」という言葉の意味を理解できているでしょうか? ここでは改めて意味を解説していきます。

スマホからSNSをする人
(c)Shutterstock.com

バズるとは、爆発的に話題になること。最近ではYouTubeやTIKTOKなどの動画配信アプリがよく使われていますよね。そこである動画が大注目されたり、ある人がとても人気になることを「バズる」と表現します。バズるの基準は明確に決められてはいませんが、いいね数や視聴回数が何百万、何千万と膨大な数になれば「バズっている」と言えるでしょう。

YouTubeやTIKTOKでは、多くの人がいいねやシェアをした動画が自動的におすすめ欄に出てきたりします。そうすると、どんどんその動画が普及していくため、すぐに話題になりやすいのでしょう。動画配信アプリだけでなく、Twitterでも話題のツイートがどんどん他の人のツイート欄に流れ込むため、拡散力が高いのです。また、Twitterではツイート数の多いものを「トレンド」という欄にランキング形式で表示する機能があります。

そのため、トレンド欄を見れば今何がバズっているのか、確認することができるみたいですね。このように「バズる」は、SNSが普及し始めた現代だからこそ生まれた言葉なのです。

「バズる」の語源を紹介

ところで皆さん、「バズる」の語源はご存知ですか? いつからか日常語として頻繁に使われるようになったこの言葉。一体何が由来となった言葉なのでしょうか。

携帯を操作する笑顔の女性
(c)Shutterstock.com

「バズる」の語源は英語の「buzz」からきているのだとか。buzzは、「がやがやとざわめいている様子」を表す単語。人だけでなくハチのブンブンとした羽音や、機械のブザー音なども含まれます。また、うわさや話題という意味で使われることも。「バズる」の「バズ」だけカタカナで表記するのも、その由来が理由となっているのですね。

バズるの使い方を例文でチェック

意味や語源について理解できましたか? ここからは実際に「バズる」を使った例文を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

オッケーサインを出す女性
(c)Shutterstock.com

1:これ今バズってるお菓子じゃない?

テレビやネットの動画で、「今バズっている商品」などと紹介されることって多いですよね。すなわち「今流行りの」「今話題の」という意味です。インフルエンサーが自身のSNSで紹介した商品が注目を浴びたり、SNS上である動画の再生回数が飛躍的に伸びたりしていると、「バズっている」と表現することができるでしょう。

2:そんなにコメント来るのすごいね。バズり方教えてよ。

SNSで頻繁に発信する人の中には、「#バズりたい」などというハッシュタグをつけて投稿する人も多いのです。SNSが浸透している若者の間では「これバズるんじゃない?」とか「1回バズってみたいよね」などという会話もよく流れるそうですよ。このように、「バズる」は「バズりたい」「バズれる」「バズらない」など様々な形に変換して使われています。

3:最近ではSNSを使ったバズマーケティングが流行っている

バズるという言葉から転じて、「バズマーケティング」が今話題となっています。これはバズることを利用したマーケティング方法で、ネット上のクチコミを積極的に活用して、自社の商品を宣伝するもの。

インターネットの普及により、これまでよりもクチコミの重要性が高まったことで生まれたビジネスの手法です。例えば飲食店では、お客さんがInstagramへ写真をアップしてくれるように照明を工夫したり、サービスと引き換えにする形でバズマーケティングが使われていたりします。

バズるの類語や言い換え表現とは?

バズるの類語や言い換え表現には、以下の5つが挙げられます。細かなニュアンスの違いについて解説していきますね。

1:バイラル

バズマーケティングと同じニュアンスで使われるのが「バイラルマーケティング」です。バイラルはウイルス性の意を含んでおり、「拡散力のある、広まりやすい」という形容詞。他にも、多くの人々の関心を惹き、メディアで取り上げられやすいものを「バイラルコンテンツ」と呼び、ネット上のクチコミを狙って発信される広告や宣伝を「バイラルCM」と呼んだりもします。これらは拡散力が強く、高い宣伝効果を誇ると言えるでしょう。

2:ブーム

タピオカブームやK-POPブームなど、流行っているものと組み合わせて呼称されることが多いでしょう。あるものが急激に人気になったり盛んになったりすることを指します。「バズる」はある動画や商品など、特定のものが注目されるのに対して、「ブーム」は文化や風潮など、少しアバウトな印象に近いかもしれません。

3:話題となる

バズるという若者言葉を言い換えるなら、「話題となる」があてはまるでしょう。フォーマルな場所ではこのような言い換えを活用できると良いですね。「話題沸騰中の○○」のように表現すると、さらに爆発的に流行している表現ができるでしょう。

4:注目を集める

「注目を集める」「脚光を浴びる」などもフォーマルな場所で使える表現です。タレント、商品、動画など対象が幅広いため、比較的使いやすい言い換えなのではないでしょうか。「時代の脚光を浴びる」と言ったりもしますが、その時期に注目の的になるという意味を表現しています。

5:一世を風靡する

「風靡(ふうび)する」とは、広い範囲をなびき従わせることを意味します。「一世を風靡した○○」と表現しますが、○○には政治家や歌手、タレントなど人前に出る人を入れて使うことが多いでしょう。注目度や人気度が高く、その時代に大きな影響を与えた人を指します。

バズるって英語で何て言う?

バズるの英語表現には「become popular」「go viral」があります。それぞれの意味や使い方について解説していきますね。

1:become popular

流行り出す、普及するというようなニュアンスです。より爆発的に人気であることを表現する時は「Japanese idol are exploding in popularity(日本アイドルの人気が爆発している)」や「Korean foods are rising popularity among youths(若者の間で韓国料理の人気が高まっている)」を使うと良いでしょう。

2:go viral

先ほども類語として紹介した「viral」。ウイルス性のニュアンスがあるため「あっという間に拡散された」という意味に近いです。そのため、炎上などのマイナスな要素も含まれるでしょう。「A picture has gone viral on the Internet(この写真はネット上で拡散されている)」のように、動画や写真などを対象に使われることが多いようです。

最後に

SNSが普及する現代では、やはりバズりたい願望が強まるのかもしれません。しかしニュースを見ていると、それ故に周りに迷惑のかかる行動をしてしまうケースもありますよね。使い方を少し誤ると炎上に繋がるのがインターネット。だいぶSNSが浸透してきた今でも、利用方法には細心の注意を払いたいものです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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