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LIFESTYLE

2023.05.21

食事のマナーを心得ておきたい! 食事のシーン別に基本マナーを紹介

ビジネスや冠婚葬祭などで食事をする機会が増えると、自分の食事のマナーが気になる人もいるでしょう。大切な場であるなら、食事のマナーは心得ておきたいですよね。この記事では、食事のマナーをシーン別に紹介します。

食事のマナーは知っていて当たり前?

社会に出ると、取引先や上司との会食、冠婚葬祭などで、格式のあるお店に行く機会が増えると思います。食事中、自分の食事マナーに問題がないかが気になり、食べた気がしなかったということもあるのではないでしょうか?

社会人ともなれば、食事のマナーは心得ておきたいもの。相手に対する気遣いにもなりますから、知っておくのが望ましいでしょう。とはいえ、食事のマナーは細かいことも多く、覚えられないと悩んでいる人もいるかもしれません。

ここからは、食事のマナーで押さえておくべき基本的なことを紹介します。参考にしてくださいね。

食事のマナーで押さえるべき基本とは?

食事をしている時、他人の食べ方や食事のマナーが気になって仕方がなかったという経験はありませんか? 食事のマナーは、意外と他人に見られています。

食事のマナーが悪くて、評価や信用を落としてしまったというケースもありますから、特にビジネスが関係する食事は注意してください。

・スマートフォンはテーブルに置かない
・咀嚼音を立てずに食べる
・姿勢を正して食べる
・ドリンクの一気飲みはしない
・口の中に食べ物がある時は喋らない
・食事中の話し方に気を配る
・スムーズにお会計ができるようにしておく

これらは、カジュアルなお店で食事をする時や、家で食事をする時も注意したいことです。姿勢が悪かったり、ドリンクの一気飲みをしたりすると、胃腸に負担がかかって消化不良を起こすことがあります。健康面でもいいことはありませんね。

また、食事中に会話が弾むと、おいしさが増しますよね。しかし、騒ぎすぎるのは考えもの。大きな声で騒ぐ、自分の話ばかりをするというようなことがあると、相手や周囲は疲れてしまいます。食事の場にいる全員が楽しめるよう心を配ることも、意識したいですね。

初心者マークを持つ女性
(c)Shutterstock.com

シーン別、知っておきたい食事のマナーを紹介

ここからは、シーン別に食事のマナーの一例を紹介します。マナーが細かくて覚えられないと思うかもしれませんが、少しずつ取り組むことで、早く身につくはずです。これならできそうと思うことがあれば、ぜひ取り入れてみてください。

食事のマナー:洋食

レストランや格式高いお店で洋食を食べる際に心得ておきたい食事のマナーには、次のものがあります。

<ナプキンの取り扱い>
ナプキンを用意してくれているレストランでは、着席後、最初にするのはナプキンを膝の上に置くことです。そのとき、ベルトやあごの下にナプキンを入れるのは避けるようにしてください。

席を立つとき、ナプキンは軽く畳んでイスの上に置きます。また、食事を終えたら、ナプキンは軽くたたんで、お皿の横に置いてください。

<スプーンやフォーク>
コース料理の場合、テーブルの上にスプーンやフォークなどのカトラリーが並べられています。たくさん並んでいるため、どれを使えばいいのか戸惑うかもしれません。

カトラリーは、一番遠くにあるものから順に使います。最初の料理が運ばれてきたら、一番遠い場所にあるカトラリーを使ってください。食べ終えたら、使ったカトラリーは食べたお皿の上に置いたままにします。

<パンの食べ方>
コース料理ではパンが出されることがほとんどです。パンが出てきたら、一気にかぶりつくのではなく、手で一口サイズにちぎってから食べてください。パンにかぶりつくのは下品に見えるだけでなく、マナー違反にもなります。バターやジャムをパンにつける際も、必ず一口サイズにちぎってからにしてくださいね。

セッティングされた料理
(c)Shutterstock.com

食事のマナー:和食

和食を食べる場合の食事のマナーも確認していきましょう。和食の場合、一番のポイントになるのは、お箸の使い方です。

<お箸の使い方>
まずは、お箸を正しく持ちます。お箸の上げ下げは、両手を使って行い、お箸を置く際は、必ず箸置きに置いてください。箸置きがない場合は、お箸の入っていた袋を折って、代用するといいですね。お皿の上にお箸を置くのはマナー違反です。

大皿料理から料理を取り分ける際は、取り分け用に用意されたお箸を使います。料理を取り分ける時、手が料理に触れないようにしてください。

また、下記のようにお箸を使うのは、「嫌い箸」とされ、食事のマナー違反になります。「嫌い箸」の一例を紹介しますので、普段から意識してみてくださいね。

・握りしめるようにお箸を持つ「にぎり箸」
・お箸を料理に突き立てて食べる「刺し箸」
・料理の上で、どれを食べようかと箸を迷わせる「迷い箸」
・お箸の先をなめる「ねぶり箸」
・お箸でお皿や器を引き寄せる「寄せ箸」
・小鉢や小皿の上に渡すようにして、お箸を置く「渡し箸」

<器について>
和の食器は、手に持っていい器と、手に持ってはいけない器があります。その違いも把握しておくといいですね。

・手に持っていい器
茶碗・小皿・小鉢・椀・丼やお重

・手に持ってはいけない器
魚料理の器・刺身の盛り皿・天ぷらの器・丼やお重を除いた手の平より大きな器

汁物など蓋のある器は、料理が運ばれてきたら全て取り、器の横に裏返しで置いてください。食べ終わったら、元通りにします。また、空いた器を重ねるのは、器を傷つけてしまうことがあるので、避けてくださいね。

その他、手の平をお皿代わりにする仕草も食事のマナー違反になります。お刺身などは、醤油の小皿を手に持ち、口に運ぶようにしてください。

長方形のお皿に盛られたおつくり
(c)Shutterstock.com

服装選びも大切な食事のマナー

食事に行く際、食事のマナーと同じくらい注意したいのが服装。特に格式のあるお店は、ドレスコードがあることが多いです。お店に行ってからドレスコードに気づいたということがないよう、事前にホームページをチェックするといいですね。

ドレスコードがないお店もありますが、格式のあるお店での食事や、ビジネスや冠婚葬祭に関係した食事会では、カジュアルな服装は避けます。男性は長いパンツ、女性は膝が隠れる長さのスカートや長いパンツが無難でしょう。

また、上半身の露出も控えるのがいいですね。オフショルダーなど、肩を露出するものは避けてください。靴も、つま先が露出するサンダルやミュールを履くのは控える方がいいでしょう。

過度に派手な服装や、煌びやかな格好をするのも、失礼になることがあります。食事をするシチュエーションをよく考え、その場にふさわしい服装を選んでくださいね。

最後に

社会人になると、格式のあるお店で食事会というシーンが増えますよね。その際、食事のマナーを守り、スマートに食事を楽しめるようにするのが大切です。食事のマナーは細かなルールが多いですが、少しずつ練習し、慣れていくようにしてください。自分だけでなく、相手や周囲も気持ちよく食事ができるよう、食事のマナーを身につけていきましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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