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「波長が合う」とは?
まずは「波長」の意味を調べてみましょう。
波長(はちょう)… 互いの気持ちや意思などの通じぐあい(小学館刊・デジタル大辞泉)
つまり、気持ちが通じ合っていることや価値観・考え方が合う人に対して「波長が合う」と表現しているのです。別の言い方では、意気投合する、相性が良い、馬が合うなども近い表現として使われています。
【女性100人に聞いた】恋人や結婚相手は「波長が合う」人を選ぶ?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に恋人や結婚相手は「波長が合う」人を選ぶ? と質問したところ、はい… 88.3%/いいえ… 11.7%との結果となりました。
今回のアンケートでは、全体の9割近くの女性が恋人や結婚相手は「波長が合う」人を選ぶと回答しています。恋人や結婚相手となると、同じ時間を過ごすことが多くなるので、自分が無理なく一緒にいられる相手を探すのは大切なことなのです。
「波長が合う」人だなと思う理由とは
「波長が合う」人には、何か共通する特徴があるはずです。では、実際に「この人と波長が合うな」と感じたタイミングやその理由とは何だったのかを確認してみましょう。
会話が弾む
「この人と話していると何時間でも話せてしまう」そう感じたならば波長が合っている証拠。会話というコミュニケーションはお互いを理解していくために必ず必要なこと。話す内容やタイミング、スピードなどで相手と波長が合うものなのか見極めましょう。
「会話のテンポや話す速度が似ていること」(30代・千葉県)
「会話が苦ではない」(30代・千葉県)
「小さい頃から知っているから会話がしやすい」(30代・愛知県)
「話す内容やリズム」(20代・福井県)
「話をするタイミング、話題」(20代・東京都)
笑いのツボが似ている
人と一緒に過ごすなら、笑顔でいられる時間が長い方が幸福度が増します。笑いのツボが似ているということは、相手との相性を確認するうえでとても重要なのです。同じテレビを観て一緒に笑える、会話中の冗談で笑い合える… そんな時間が多いのならベストパートナーと言えそうですね。
「笑いのツボが一緒」(20代・茨城県)
「笑いのツボが同じ。無言でも苦じゃない」(30代・埼玉県)
「笑うタイミングが同じだったり、一緒にいて居心地が良いと思うとき」(20代・神奈川県)
「同じことで笑い合える」(20代・埼玉県)
「笑うポイントや楽しいという気持ちや不快に思うポイントが一緒」(30代・千葉県)
食の好みが似ている
「食事をする」という行為は毎日繰り返されるもの。一緒に過ごす人の食べ物の好き嫌いは非常に重視するポイントです。美味しいと感じるものが同じだと、より楽しく食事の時間を共有できますよね。長い付き合いを考える相手であれば、食の好みが似た人をパートナーに選ぶのも納得です。
「食の好みが合う」(20代・長野県)
「食べたいものが同じ。同じことを考えている」(30代・香川県)
「食べ物に対する価値観」(30代・東京都)
「食べ物の好き嫌いが合う、会話が途切れた時の沈黙が気まずくない、金銭感覚に大きな差がない」(20代・東京都)
「食べ物の好みや笑いのツボが一致している」(30代・宮崎県)
金銭感覚が似ている
結婚を視野に入れた「波長の合う」パートナーを探すのであれば、お金はお互いの生活に直結する問題になります。何にお金を費やすか、またどこを節約するかという金銭感覚が似ていると、お金のことで衝突することが少ないので、ストレスが減り長続きの秘訣になります。
「金銭感覚。笑いのツボ」(30代・愛媛県)
「金銭感覚、記念日を意識するかどうか、大事なことの優先順位」(30代・香川県)
「金銭感覚が一緒なとき」(30代・岐阜県)
「金銭感覚や休みの過ごし方が合う」(30代・東京都)
趣味嗜好が合う
多くの人が「恋人や結婚相手と同じ趣味を持っていたい」と感じているようです。スポーツ、料理、ゲームなど、ジャンルを問わず一緒に楽しめる趣味があると相手への理解も深まりそう。
「趣味嗜好」(20代・東京都)
「楽しいと感じたりするものが一緒なところ」(30代・山口県)
「嫌いなことが似ている」(20代・新潟県)
「同じゲームが好きなところ。いつも一人でいるところ。酒たばこが苦手なところ」(30代・東京都)
「インドア派かアウトドア派かが同じ」(30代・東京都)
生活習慣が似ている
洗濯の仕方、掃除の習慣、睡眠時間の違いなど、自分の生活習慣に似ている相手と過ごすと心が安定します。同棲を始めたタイミングは何かとすれ違いが起きやすいと言われているので、要注意。事前に相手のライフスタイルをチェックしておくのが無難!
「だらしないところ」(20代・茨城県)
「生活が長期になるとお互いの嫌な面が見えてくるから」(20代・愛知県)
「生活の感覚。汚い部屋でも大丈夫か」(30代・埼玉県)
「生活リズムが合うか」(30代・大阪府)
一緒にいて居心地が良い
いつもドキドキさせてくれる刺激も大切ですが、居心地の良さや安心感も異性に求めたいもの。そこの価値観を見極めてパートナーを選ぶと、トラブルも起きにくく、起きてたとしても解決しやすいでしょう。
「一緒にいるだけで落ち着くとき」(30代・佐賀県)
「一緒にいると落ち着くなと思うとき」(30代・静岡県)
「無言でも疲れないところ。よく眠れるところ」(30代・茨城県)
「無理して会話を続けることもなければ、相手に気を使いすぎてしまう事もなく、至近距離にいても安心できる関係」(30代・岐阜県)
「素の自分が出せる」(20代・東京都)
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【恋人】波長が合った方が良いポイントとは
「好きだけどこの人とは合わない気がする…」と感じてしまったことはありませんか? 好きな気持ちさえあれば、お互いの相性は気にしなくて良いという訳にはいきませんよね。ここでは、特に恋人同士で合っておいた方が良い部分を3つ紹介します。
1:優先順位
人にはそれぞれ優先順位があります。仕事、家族、友人、そして恋人など、この優先順位が2人の間で大幅に違うと、どちらかにとって苦しい恋愛になってしまう可能性があるでしょう。
例えば、オフの日の使い方は優先順位によって異なります。「せっかくオフなのだから2人で会う時間にあてたい」と考える人もいれば、「オフなのだから1人でゆっくりしたい」と考える人もいるでしょう。恋人をどの程度優先するかが異なることで、両者のすれ違いが起きてしまうのです。
2:金銭感覚
将来のことも考えると、やはりお金については慎重に考えるべきです。お金の使い方が荒くないか、貯金はしっかりしているのか、などが金銭感覚の合う合わないを決める判断基準となるでしょう。金銭面は特に、お互いが相手に合わせることが難しいため、カップルが別れてしまう原因としてもよく挙げられます。
3:連絡頻度
LINEや電話の頻度に対する感覚も、ある程度同じでなければ長続きするのは難しいかもしれません。頻繁に連絡を取りたいと思っている人は、連絡があまり来ないと不安になってしまいます。しかし、好きでも連絡はそんなにしなくていいと考えている人もいますよね。この価値観は案外重要になってくるでしょう。
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「波長が合う」人の出会い方や見つけ方は?
「波長が合う」パートナーを見つけることで、人生も大きく変わってくるでしょう。ここでは、「波長が合う」人の出会い方や見つけ方6選を紹介していきます。参考に出来そうな部分があれば、ぜひ試してみてください。
人が集まる場所に行く
社会人になると昔より出会いも少なくなっている可能性も。そうなると、恋愛へ発展する機会も少なくなってまいます。出会いが欲しければ、とにかく行動の幅を広げることを意識してみるとGOOD。自分が好きなジャンルで人が多く集まりそうな場所に出向いてみましょう。
「イベントに参加する」(30代・茨城県)
「サークル活動や趣味など、自然に出会う可能性がある場を増やす」(30代・神奈川県)
「自分の好きなことができる場所に行く」(20代・東京都)
「出会えそうな場所に行く」(20代・東京都)
「自分の好きな場所に出かける」(30代・北海道)
多くの人と交流する
世の中にはいろいろな価値観を持った人で溢れています。自分から相手を知ろうと思わないと、相手との距離も縮まりません。積極的にコミュニケーションをとっていろんな人の価値観を知ると、自分の波長に合った素敵な出会いを見つけることができるのです。
「いろいろなところへ出掛けたりして、相手がどのような行動をするのか知ることが大事だと思う」(30代・岐阜県)
「多くのコミュニティに顔を出す」(30代・沖縄県)
「いろいろな人との交流を大切にする。さまざまな会に積極的に参加する」(20代・神奈川県)
「どんどん色んな人と会う。波長があうと思っていても最初だけ使っている場合もあるから、色々な人を見ることが大切」(30代・北海道)
「人を観察する。人と交流する」(20代・東京都)
「できる限り多様な趣味を持ち、交友関係を広げてみる。合う・合わないタイプが見えてきそうだから」(30代・岐阜県)
趣味の場での出会いに期待する
趣味嗜好の価値観が近い人とは、波長も合いやすいでしょう。なので、趣味の場で出会ったカップルは長続きしやすいとの噂もあるようです。事前に相手の趣味が分かるため、意気投合まで時間も掛からず、自然と距離が縮められるのでしょう。
「波長の合いそうな人が集まる趣味の場に出向く」(30代・香川県)
「趣味で出会う」(30代・愛知県)
「趣味のオフ会などに参加する」(30代・宮崎県)
「趣味のサークルに行く」(30代・千葉県)
「趣味や共通。同じ好きなものや、考えや価値観があったり自分も相手の好きなものや、好きなことに共感する」(30代・兵庫県)
「自分がよく行く場所に行けば、自分と似たような人もいると思う」(20代・東京都)
無理に頑張らない
自分の考え方や価値観を知ってもらうには、自然体でいられることが大切。多少わがままを出してみても受け入れてくれるような人がいれば、期待してみるのもOK! お互いのありのままを受け入れられる関係って理想的ですよね。
「自然体でいる」(30代・三重県)
「自分らしくいる」(20代・大阪府)
「自分に嘘つかない。自分の素を出す」(20代・新潟県)
「取り繕わずに、自然体で接する」(20代・埼玉県)
「無理に行動しない。出会いは縁があればやってくる」(30代・埼玉県)
マッチングアプリを活用する
今のご時世、マッチングアプリも定番となってきましたね。「プロフィールをみれば性格や趣味などもある程度分かるので、波長の合う人を見つけやすい」との意見もあげられていました。わざわざ家から出なくても出会いを探せる手軽さが魅力です。
「マッチングアプリを使ってみる」(20代・兵庫県)
「婚活アプリで探す」(30代・佐賀県)
「マッチングアプリで価値観の合う人を最初から目星つける」(20代・神奈川県)
「マッチングサイト」(20代・茨城県)
紹介してもらう
友人の紹介は信頼度も高め。双方のことを知っていて「このふたりは合いそうだな」と思っているからこそ紹介してくれるので、全く合わない人との出会いを避けることができます。何か困ったことがあっても、紹介ならば友人に相談できたりアドバイスを貰うこともできるも◎!
「波長が合う友人に人を紹介してもらう」(30代・千葉県)
「知り合いに紹介してもらう」(30代・東京都)
「共通の趣味を持つ友人に紹介してもらう」(20代・栃木県)
最後に
「波長が合う」ということは、毎日を穏やかに過ごすためにとても重要なこと。無理して相手に意見を合わせたり、自分の気持ちを隠していると心の負担が大きくなってしまいます。「波長が合う」人は、自分と考え方や価値観が似ているので、一緒にいて精神が安定することがメリット。一緒にいることで心から笑えて、自分らしく自然体でいられることは幸せですよね。
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