目次Contents
▼この記事の要点
- 20~30代女性の約半数が、「結婚したのは失敗だった」と感じた経験があると回答。金銭感覚の違いや親族との関係、家事・育児への向き合い方など、結婚後に見えてくる価値観の違いが理由として挙がりました。
- 結婚の失敗を防ぐためには、結婚前からコミュニケーションを重ね、お互いの価値観や考え方を話し合っておくことが大切。言いたいことを伝え合える関係づくりが、後悔を減らすヒントになるかもしれません。
- 「結婚は失敗だったかも」と感じても、すぐに離婚を選ぶケースばかりではありません。アンケートでは、話し合いや歩み寄りを続けながら関係を築いているという声も見られました。
【100人に聞いた】「結婚したのは失敗だったな」と思った経験がある?

※アンケートは20~39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代女性100人に「『結婚したのは失敗だった』と思った経験がある?」と質問したところ、「はい」が45.2%、「いいえ」が54.8%という結果に。約半数が「結婚したのは失敗だった」と感じた経験があることがわかりました。
結婚に対するイメージは人それぞれですが、実際に結婚生活を送る中で価値観や生活習慣の違いに直面し、「結婚してよかった」と感じる人もいれば、「失敗だったかもしれない」と感じる人もいるようです。
【体験談】「結婚したのは失敗だった」と思ったのはどんなとき?

まずは20~30代女性100人へのアンケートから、「結婚したのは失敗だった」と感じた理由について寄せられた声を紹介します。
金銭感覚が違うとき
「金銭感覚が違う。他人に対する沸点が低いので、時と場所を考えず他人に文句を言う行動が理解できない。モラルの感覚が違う」(30代・東京都)
「お金にだらしないこと、束縛が激しい」(30代・青森県)
金銭感覚の違いは、結婚生活で悩みにつながりやすいポイントのひとつです。結婚後は家計や財産を共有する場面も増えるため、金銭感覚のずれがトラブルにつながることも。借金やギャンブル、趣味への過度な出費、反対に極端な節約志向などが負担となり、結婚を後悔したという声が見られました。
親族との関係がうまくいかないとき
「自分達だけでなく親族とも関わりを持つので、それがしんどくなったとき」(30代・東京都)
「当初より嫌な面が増えてきたとき。義両親の問題が多いとき」(30代・岐阜県)
「姑の味方しかしない」(30代・新潟県)
パートナーとの関係だけでなく、親族との付き合いが悩みの原因になるケースもあります。結婚後は配偶者の家族との関わりが増えるため、同居や義家族との距離感に悩む人も少なくありません。
また、問題が起きた際にパートナーが自分の味方になってくれないと感じ、失望したという回答もありました。
自由がなくなったと感じたとき
「自由な時間が少なくなったとき」(30代・京都府)
「相手のための時間が多くなった」(30代・長崎県)
結婚して生活スタイルが変わり、自分の時間が減ったと感じている人もいます。さらに子どもが生まれると、自分ひとりでゆっくり過ごす時間が取りづらくなり、負担を感じてしまうケースも。
「合わない」と思うことが増えたとき
「意見が合わない時。お金の問題で喧嘩したとき」(30代・茨城県)
「価値観が大きく違うと思ったとき」(30代・埼玉県)
結婚生活が長くなるにつれて、価値観の違いが気になるようになったという声も聞かれました。子育てや教育方針、家事の進め方など、一緒に生活して初めて見えてくる違いが負担につながることもあるようです。
家事や育児に協力してくれないとき
「子供が1歳くらいまで子育てを一切してくれなかった」(30代・群馬県)
「家事育児に対して非協力的」(30代・福岡県)
家事や育児についても、多くの回答が寄せられました。出産後は生活が大きく変化するため、育児や家事の分担についてイメージとのギャップを感じる人もいます。産後クライシスという言葉があるように、出産後の負担やすれ違いからパートナーへの不満が大きくなるケースも見られます。
大切にされていないと感じたとき
「気持ちに寄り添ってくれないことが多いとき」(30代・千葉県)
「自分が辛いとき寄り添ってもらえなかったとき」(30代・東京都)
思いやりのない言動や、気持ちに寄り添ってもらえないことを理由に挙げる人もいました。
人格を否定するような発言や威圧的な態度は、モラルハラスメントにあたる可能性があります。つらい状況が続く場合は、第三者や専門機関へ相談することも検討しましょう。
嫌なことをされたとき
「暴力を振るわれたとき」(30代・山形県)
「束縛が激しくなった」(20代・広島県)
浮気や暴力、過度な束縛などを理由に、「結婚を失敗した」と感じたという回答も。結婚後に態度が変わったり、交際中には気づきにくい一面が見えたりするケースもあります。
身体的・精神的な暴力や経済的DVなどが疑われる場合は、自分を責めず、まずは身の安全を確保することを優先しましょう。
結婚で失敗しないために事前にしておきたいこととは?

続いて、20~30代女性100人へのアンケートから、「結婚を失敗しないために事前にしておくとよいこと」として寄せられた意見を紹介します。
お互いのことをよく知っておく
「お互い良い面も悪い面も隠さずさらけ出す」(30代・大阪府)
「相手に尊敬できるところがあるのか考えること」(30代・愛知県)
結婚前に、お互いの価値観や生活スタイルについて理解を深めておくことが大切だという声が見られました。
金銭感覚や生活習慣、考え方など、結婚生活に関わる部分について事前に知っておくことで、結婚後のギャップを減らしやすくなるでしょう。
生活スタイルや価値観について話し合う
「暮らしの考え方を話しておく。お金の価値観を合わせる」(20代・千葉県)
「相手の性格、金銭感覚をしっかり把握すること。結婚に求めること、相手に求めることを話し合っておく」(30代・北海道)
生活スタイルや将来設計、お金の管理方法などについて、結婚前に話し合っておくことも重要です。
「結婚後の生活」に対するイメージは人それぞれ異なるため、事前に考えを共有しておくことで、認識の違いに気づける場合もあります。
妥協するべきところはする
「自分と価値観が合うかを確認する。自分にとって致命的な欠点がない人を選ぶ」(30代・埼玉県)
「相手への思いやりを忘れないこと。完璧を求めないこと」(30代・大阪府)
「他人と結婚するから性格が合わない、違う人間だと言うことを覚悟しておく」(30代・千葉県)
相手に完璧を求めすぎないことも、大切なポイントとして挙げられました。
ただし、譲れない条件まで我慢する必要はありません。自分にとって大切にしたいことを整理したうえで、お互いに歩み寄れる部分を見つけることが大切です。
意見を言える関係を築いておく
「結婚前から我慢や無理をしすぎない」(30代・東京都)
「言いたいことも言える関係でいないとだめ」(30代・福岡県)
日頃からコミュニケーションを取り、自分の考えや気持ちを伝えられる関係を築いておくことも重要です。不満や悩みを一人で抱え込まず、その都度話し合える関係であれば、すれ違いを防ぎやすくなるはず。
同棲する
「一度同棲して、相手がどのような生活行動をしているか知るべき」(30代・福岡県)
「同棲。相手の生活リズムや性格、(特にお酒を飲んだとき豹変するか)など知っておいたほうがいいから」(30代・東京都)
「少しでいいから同棲する」(30代・東京都)
結婚前に同棲しておけば、お互いの生活リズムや価値観を確認できるという意見もありました。一緒に暮らして初めて気づく生活習慣や考え方の違いもあるため、結婚後の暮らしをイメージしやすくなるというメリットがあるようです。
義理の親とのコミュニケーションをとる
「両親に会っておく。貯金しているか聞く」(30代・三重県)
「相手の親や、親の教育方針を知ること」(20代・東京都)
相手の家族について知っておくことも、結婚前にできる準備のひとつです。顔合わせだけでなく、家族との関係性や考え方を知っておくことで、結婚後の生活や関わり方について具体的に描くことができます。
「結婚で失敗しやすい人」の特徴とは?

結婚生活では、価値観や生活習慣の違いなどから、悩みやすれ違いが生じることもあるものです。ここでは、結婚で失敗しやすい人の特徴を紹介します。
離婚しやすいのは何年目?
過去の記事では、2022年の人口動態調査をもとに、婚姻期間別の離婚件数を紹介しています。
離婚総数193,253件のうち、婚姻期間「5年未満」の離婚件数は58,846件で最も多く、次いで「5〜10年未満」が36,572件、「10〜15年未満」が25,557件という結果でした。
また、「5年未満」の内訳を見ると、「1年未満」が10,973件、「1〜2年未満」が13,400件、「2〜3年未満」が12,588件、「3〜4年未満」が11,627件、「4〜5年未満」が10,258件と、大きな差は見られませんでした。
【1】普段から会話がない
夫婦間のコミュニケーション不足は、すれ違いにつながる要因のひとつと考えられます。子どものことや仕事など必要な会話だけでなく、日常の出来事や気持ちを共有する時間を持つことも大切です。
【2】感謝の気持ちを伝えない
「ありがとう」や「ごめんね」といった言葉を伝え合うことも、良好な関係を築くうえで大切です。
一緒に暮らしていると、「言わなくても伝わる」と思ってしまうこともあるものです。だからこそ、日頃から言葉で気持ちを伝え合うことが、すれ違いを防ぐ一助になるかもしれません。
【3】将来のビジョンが一致していない
老後の暮らしや親の介護、住まいや仕事、子どもについてなど、将来に関する考え方に違いがあると、意見が食い違う場面も出てくるでしょう。
なるべく結婚前に、お互いの考えや希望について話し合っておくことで、結婚後のギャップを減らしやすくなります。
【体験談】離婚を選ばず夫婦関係を続けた理由とは?

結婚生活で悩みや葛藤を抱えても、すぐに離婚を選ぶのではなく、関係の修復を目指したり、夫婦として歩み続ける人も少なくありません。
ここでは、「結婚で失敗したかもしれない」と感じながらも、離婚を選ばなかった人たちの体験談を紹介します。
子どものことを考えて踏みとどまった
「子供のことやお金のことを考えて」(30代・北海道)
子どもへの影響や、育児にかかる経済的な負担などを考え、離婚を思いとどまるケースもあるようです。
家庭によって事情はさまざまですが、子どもの将来や生活環境を考慮したうえで、夫婦としての選択を考える人も少なくありません。
現実的な負担を考えて離婚しなかった
「離婚するのは簡単ではないから」(30代・東京都)
子どもの有無にかかわらず、離婚には精神的・体力的・経済的な負担が伴います。
住宅や財産の整理、生活環境の変化などを含めて現実的な負担を考えた結果、結婚生活を続けることを選ぶ人もいました。
離婚するほどの問題ではないと考えた
「離婚するほどでもない内容だから」(30代・神奈川県)
結婚生活に不満はあっても、「離婚を決断するほどではない」と考える人も。
生活習慣や価値観の違いなど、日々のすれ違いがあっても、受け入れられる範囲だと感じて関係を続けるケースもあるようです。
話し合いや歩み寄りで関係を続けている
「相手を変えることはなかなか難しいので、違っているけど同じ時間を過ごすということを意識して、思うようにならないことでも面白がって生活するようにしている」(30代・香川県)
問題が起きた際に話し合いを重ねたり、お互いに歩み寄ったりしながら関係を築いているという声もありました。改善に向けて協力し合えることが、結婚生活を続ける支えになっているのかもしれません。
相手のいいところに目を向けた
「パートナー自体が嫌なわけではないから」(30代・岡山県)
不満を感じることがあっても、相手の長所や一緒に過ごしてきた時間を改めて見つめ直したという人もいます。
一時的な感情だけで判断せず、冷静に考える時間を持つことが、夫婦関係を見直すきっかけになる場合もあるようです。
変えようとするより、受け入れることを選んだ
「離婚するまでの不満ではなく、子どもの成長につれて自分の精神的な余裕も生まれたから」 (30代・東京都)
話し合いを重ねても変えられない価値観や生活習慣もあります。そうした違いを受け止めながら関係を続けているとの回答もありました。
また、時間の経過や生活環境の変化によって気持ちに余裕が生まれ、以前ほど気にならなくなった、という経験談も。
結婚生活に悩んだらチェック! 気持ちを整理するQ&A

ここまで紹介してきたように、結婚生活で悩みや迷いを感じる理由は人それぞれです。
「離婚を考えるほどではないけれど、このままでいいのか悩んでいる」「結婚を後悔しているわけではないけれど、不安を感じることがある」という人もいるのではないでしょうか。
ここでは、結婚生活に関する疑問をQ&A形式でまとめました。
A.本記事のアンケートでは、20~30代女性の約半数が「結婚に失敗したと感じることがある」と回答しました。結婚生活のなかで、不満や後悔を感じた経験がある人は少なくないようです。
Q. 結婚を後悔しやすい理由は何ですか?
A.価値観の違いやパートナーとの関係性に加え、子どもの誕生や親族との付き合いなど、結婚後の生活環境の変化が理由として挙げられました。
Q. 結婚生活がうまくいかない要因は?
A.本記事では「コミュニケーション不足や価値観の違い」などが、結婚生活に影響する要因として挙げられました。日頃から気持ちを伝え合い、話し合える関係を築いておくことも大切です。
Q. 「結婚に失敗したかも」と思ったら離婚すべきですか?
A.離婚には精神的・経済的な負担が伴うため、すぐに結論を出すのではなく、状況を整理しながら判断することが大切です。一方で、DVやモラハラを受けているなど身の安全に関わる場合は、無理をせず早めに周囲や専門機関へ相談しましょう。
Q. 後悔しない結婚相手の見極め方は?
A.結婚前に価値観や将来の希望について話し合い、お互いを理解しようとする姿勢が大切です。長所だけでなく、考え方や生活習慣の違いも含めて向き合えるかどうかが、判断材料のひとつになるでしょう。
Q. 新婚で後悔するのは普通ですか?
A.本記事のアンケートでは、20~30代女性の約半数が「結婚に失敗したと感じたことがある」と回答しています。結婚生活のなかで悩みや迷いを感じること自体は、決して珍しいことではありません。悩みを感じたときは、一人で抱え込まず、パートナーと話し合ったり、状況を整理しながら向き合っていくことも大切です。
結婚生活で後悔しないために大切なこと
結婚生活では、価値観や生活習慣の違いから、悩みやすれ違いが生じることもあります。
だからといって、その出来事だけで「結婚は失敗だった」と結論づけるのではなく、一度立ち止まって状況を見つめ直すことも大切です。
話し合いを重ねたり、お互いの考え方を理解しようとすることで、関係が改善するケースもあります。一方で、DVやモラハラなど心身の安全が脅かされる場合は、無理をせず適切な支援を求めることも重要です。
日頃からコミュニケーションを取り、感謝や思いやりを言葉で伝え合うことが、良好な夫婦関係につながるでしょう。
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ミナ・サントリーニ
ライター・大手占いアプリ所属の恋愛鑑定師。東京都出身。数々の恋愛経験と世界各国を旅した経験を活かし、10年以上、男女問わずあらゆる恋のお悩み相談を受けている。好きなラーメンは家系固麺油マシ。推しはニャンちゅう。



