ナイトブラに育乳効果はある?
ナイトブラに育乳効果はない
育乳(バストアップ)を期待してナイトブラの購入を考えている人も多いかもしれませんが、ナイトブラ自体に育乳効果はありません。
育乳には普段の食事や睡眠、運動、ホルモン、ブラの付け方などさまざまな要素が絡んでいます。どれかひとつを満たしたからといって突然サイズアップするものではありません。
そのため、ナイトブラをつけたからといって胸が大きくなるという事実はないのです。
ナイトブラはバストの形をキープするために使う
ナイトブラに育乳効果はないことがわかりました。ではなぜわざわざ睡眠中にナイトブラを着用するのでしょうか?
実は睡眠中、脂肪でできている柔らかいバストは、動いたりつぶれたり引っ張ったりされることで形が崩れてしまう可能性があるといわれています。
胸にはバストを支えるクーパー靭帯がありますが、このクーパー靭帯は加齢や筋力不足、負荷などで伸びたり切れたりします。これによりバストの下垂が起こるといわれています。
一度伸びたり切れたりすると元に戻らないため、そうならないよう対策が必要なのです。
バストは重力に逆らえません。就寝中の寝返りでもクーパー靭帯が伸びてしまうことがあるため、ナイトブラの着用で保護することが大切。
なぜ垂れる?【綺麗な胸の作り方6選】育てて鍛える胸筋トレ~ナイトブラで美乳に
ナイトブラの選び方ポイント
バストのサイズに合わせて選ぶ
ナイトブラはAの75、Cの80などといった通常のブラジャーのサイズ展開とは異なり、S・M・Lで分かれているのが一般的。
日常使用しているブラのカップに合わせた指標を、サイズ選びの参考に出しているメーカーもあるため、購入しようと思っているブランドのサイズ表をしっかり確認して選びましょう。
サイズが小さすぎると窮屈に、大きすぎると本来サポートしてくれるはずのナイトブラの機能が十分発揮されない可能性があるので注意して。
しっかりホールドしてくれるものを選ぶ
ナイトブラはブランドや商品によってサポート方法がさまざま。
サイドからのサポート力がしっかりしているもの、バスト上部までサポートしてくれるものなどありますが、理想はバスト全体を全方向から支えてくれるもの。
寝ている間にズレてしまうような補正力では意味がないので、商品詳細ページでしっかり確認しておきましょう。
付け心地も大事
どんなにサポート力に優れていても、苦し過ぎて睡眠を邪魔するものでは△。
基本的にはノンワイヤーで、締め付け過ぎず肌触りのよい素材でできたナイトブラを探してみましょう。
おすすめの人気ナイトブラ
ワコール|バストケアBra
重力に負けなノンワイヤータイプ。カップ肌側のバストケアシートが密着し、バストを安定させる。
Angellir|ふんわりルームブラ
3種の補正力あるパワーネットがバストの流れをコントロール。脇肉を引き寄せ寝返りをうってもバストの位置をしっかりキープしてくれる。バストの動きをサポートしながらも、伸縮性ある柔らか素材なのでつけ心地も◎。
「実際にふんわりルームブラを着けてみると、確かに全体をしっかり包んでくれるホールド感がありました。なのに『ふんわり』という名前の通り、窮屈感は全く無く、ノーストレスでした。
寝ている時も自然と胸の位置を適切な位置にキープしてくれて、朝も着け変える必要がなくこのまま日中も過ごせるので、リモートワークや休日の前夜にはとってもいい。楽チンです♡」(Oggi専属読者モデル・高峯寿美さん)
30代女子の下着事情… 初めてのナイトブラ♡ その効果を正直レビュー〈Oggi専属読者モデル 高峯寿美〉
flufeel|ヨガ気分ナイトブラ
たすきのようなストラップで背筋を意識させながらバストをサポートする、ノンワイヤータイプ。フロントクロスで着脱もしやすい。
サイズも豊富で、背面の肌側は肌あたりの優しい綿95%。
まるでヨガ気分!? 気持ち良く着けられる“ナイトブラ”ならこちら♡
ワコール|ナイトアップブラ
就寝時のバストを包み込むように支え、適正な位置に安定させてくれるナイトブラ。睡眠中のバストの不快感もやわらげてくれる。サイズもカラー展開も豊富。
寝ている間も重力からバストを守る ワコール〈ナイトアップブラ〉を5名に!
ワコール|ナイトアップブラレーシィ
ワコールナイトブラの人気No.1商品。独自構造でバストを包み込むように支え、適正な位置へと安定させてくれる。しっかりサポートしつつも、不快感なく心地のよい睡眠へと導く。カラーは4展開。
寝るときってブラはずす? それとも… 女性にこっそり聞いてみた!
育乳したいなら食事面も意識して
育乳に効果的な栄養を摂取
育乳を目指す人におすすめの栄養成分は以下。
大豆イソフラボン
大豆イソフラボンは、バストアップや身肌・美髪づくりに嬉しい効果が期待できる成分。バストアップの鍵であるエストロゲンが少ない場合は補い、過剰な場合は減らしてくれるという、女性ホルモンのバランスを保つ役割も担っています。
豆腐、納豆、豆乳、枝豆、きなこなどに多く含まれます。
ビタミンE
ビタミンEは「エストロゲン」を分泌する卵巣の働きをサポートしてくれます。
「強力な抗酸化作用をもつビタミンEは、酸化ストレスから体を守り“美肌のビタミン”としても知られています。また、血行促進作用など若々しさを保つためのさまざまな作用が期待でき、美と健康に欠かせないアンチエイジングビタミンです」(慶應義塾大学医学部・井上浩義教授)
アーモンドやアボカドなどに多く含まれます。
ビタミンB6
ビタミンB6は脳に女性ホルモンを分泌するようアプローチしてくれる成分。
カツオや牛レバー、肉、バナナなどに多く含まれます。
ビタミンC
ビタミンCは美肌の大敵、活性酸素を除去しアンチエイジング効果が期待できます。肌にハリを与えるコラーゲンを生成する働きで、たるみ予防にも効果的。
果物(特に柑橘類やイチゴ)、野菜などに多く含まれます。
タンパク質
タンパク質は筋肉や皮膚、髪を作る重要な栄養素。また、ホルモンバランスを調整する役割もあります。
とくに肉類には人間が体内で作ることのできない「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。
たとえば牛肉には、鉄分や体脂肪を燃焼させる効果で知られるL-カルニチンが含まれます。鶏肉は高タンパクであるのはもちろん、消化吸収されやすい特徴が。豚肉には、疲労回復や代謝に必要なビタミンB群が多く含まれています。
タンパク質は肉類、魚類、たまご、黒豆などに多く含まれます。