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【100人にアンケート】二日酔いを経験したことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「二日酔いを経験したことがある?」との設問では、49.6%が「はい」、50.4%が「いいえ」と回答。飲みすぎだけでなく、コンディションによっては普段どおりの飲酒量でも体調が悪くなると答えた方も。
ともかく二日酔いになってしまうと、仕事にならなかったり何もする気が起きなくなったり、ろくなことがないため一刻も早く体調を回復させたいものですね。
【体験談】二日酔いに効く食べ物について
そこで次に、「二日酔いになったときにおすすめの食べ物」についてアンケートしてみました。(※本記事のアンケート結果は個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません)。
おかゆや雑炊
二日酔いのときは食欲が湧かない場合もあります。そんなときでも、おかゆや雑炊など柔らかくしたお米は食べやすくおすすめです。コンビニなどでも手軽に購入できるので、ストックしておくと役に立つかもしれません。
「おかゆ」(20代・広島県)
「おじや」(30代・福岡県)
「雑炊」(30代・大阪府)
「お茶漬け」(30代・愛知県)
麺類
二日酔いになったら麺類を食べる、という意見もありました。炭水化物や塩分などがとれるので、満足感も得られやすいのではないでしょうか。
「インスタントラーメン」(30代・神奈川県)
「ラーメン」(30代・北海道)
「うどん」(30代・広島県)
「そうめん」(20代・埼玉県)
デザート系
さっぱり感があり、噛まずに食べられるデザート系の食べ物。二日酔いや風邪を引いたときといった、体調不良でも比較的食べやすいものといえるのではないでしょうか。
「のむヨーグルト」(30代・神奈川県)
「ヨーグルト」(20代・大阪府)
「アイス」(20代・大阪府)
味噌汁などの汁物
少し胃に食べ物をいれると楽になることもあります。固形物を食べる気が起きないなら、汁物はいかがでしょう。お酒を飲むと体内の塩分が少なくなるので、それらを補うためにもおすすめです。
「しじみ汁」(20代・千葉県)
「味噌汁」(20代・兵庫県)
果物
二日酔いのときは、さっぱりとしたものしか受けつけないという方も。そんなときの食べ物として、お手軽なのは果物ですね。お酒を飲んだことによって不足している水分を補給することもできます。
「グレープフルーツ」(20代・長野県)
「さっぱりとした果物」(30代・福島県)
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【食べ物以外】二日酔いに効くことは?
アンケート回答者の皆さんは、二日酔いになったときにどのような行動をとっているのでしょうか? ピックアップして紹介します。
しっかり寝る
二日酔いで体調がつらいときは、睡眠をとることですっきりする場合があります。睡眠中にも汗をかくので、寝る前に水や麦茶などで水分補給をしておくのがポイントです。
「休む、寝る」(20代・東京都)
「安静にする」(30代・福島県)
「十分な睡眠」(20代・京都府)
「睡眠をたくさんとること」(20代・大阪府)
水を飲む
脱水気味になることで二日酔いがひどくなりますので、まずは水分補給をしっかりするようにしましょう。また、お酒を飲んでいる最中こまめに水を飲むことも二日酔い防止に効果的です。
「お水かお白湯。気分が悪いときは水分補給がいいでしょう」(30代・岐阜県)
「水をたくさん飲む」(20代・千葉県)
「水分補給」(20代・大阪府)
「白湯をたくさん飲む」(30代・北海道)
お風呂
二日酔いのだるさはシャワーやお風呂ですっきりさせるという意見もありました。しかし、熱すぎるお湯は体に負担がかかると言われているので十分注意が必要です。
「お風呂に入る」(30代・宮城県)
「シャワーを浴びる」(30代・北海道)
薬を飲む
頭痛や胃の不調といった二日酔いによる具体的な症状がある場合、薬を使用して解消しているという回答も。こちらも、水分補給してから服用しましょう。
「酔い止めの薬を飲む」(20代・高知県)
「頭痛薬をきちんと飲む」(30代・神奈川県)
「鎮痛剤を飲む」(30代・三重県)
「胃腸薬を飲む」(30代・岐阜県)
ウコン
カレーに使用するスパイスとして知られる「ウコン」を使った飲料は、飲酒前に飲むことで二日酔いになりにくくする効果が期待されます。
「ウコン」(20代・長野県)
「ウコンの飲料」(30代・宮城県)
補助ドリンク
水分補給がしやすいスポーツドリンクや、二日酔いに効果が期待できるドリンクを飲むという意見もありました。
「二日酔い解消系の補助ドリンク。または、サプリ」(30代・栃木県)
「スポーツドリンクを飲む」(30代・大阪府)
そもそも、二日酔いになる原因は?
代官山クリニック・蘆田英珠先生によると、二日酔いになる原因は「アルコールに含まれる〝アセトアルデヒド〟という有害物質である」とのこと。
「アルコールに含まれるアセトアルデヒドという有害物質が分解されないと、頭痛や吐き気が引き起こされ、二日酔いに悩まされてしまうのです。さらに、アルコールを摂取すると、体内にある水分が尿として排出されやすくなって脱水症状となり、頭痛の原因に。
また、アルコールは胃の粘膜に刺激を与えるので、胃酸と胃粘液のバランスが崩れたり、胃の運動機能が低下して、胃がムカムカしてしまうのです」(蘆田先生)
アルコールには利尿作用があるため、体内の水分が失われやすくなります。それに加えて、アルコールを分解するときにも水分が必要になってしまうというのだから大変です。
この仕組みによって体内の水分が不足すると、アセトアルデヒドの排出に時間がかかるため、二日酔いになりやすい状態を招いてしまうのですね。
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いかに水分補給するかがカギ!
ほどほどの飲酒量にしようと構えていたものの、つい飲みすぎて翌朝から二日酔いに苦しめられてしまったという方は少なくないのではないでしょうか。
二日酔いになる原因として水分不足が挙げられるので、まずは水分補給することを意識してみてください。飲酒している最中に水を飲むことも二日酔い防止になりますし、二日酔いがつらいときにもおすすめの方法です。
また、二日酔いに効くとされる食べ物や飲み物についての意見を紹介しましたが、症状がひどくてなにも口に入れられない場合、やはり最初は水分補給をすることです。その後、できるだけ睡眠をとったり安静にして回復を待ちましょう。
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