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【100人の女性に質問】バレンタイン、彼氏にプレゼントはあげる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(未回答含む)。
20〜30代の女性100人に「あなたはバレンタインデーに恋人や夫にプレゼントをあげますか?」と質問したところ、42.9%が「あげる」、57.1%が「あげない」と回答。相手がいないという人からの回答も含まれるので、彼氏や夫がいる人に絞って考えた場合、実際は「あげる」の割合がもっと大きくなりそうですね。
日本・チョコレートココア協会によれば、バレンタインデーが「女性から男性にチョコレートを贈る日」として定着し始めたのは、昭和30年代頃からなのだそう。バレンタインは70年以上もの間日本に根付いてきた、もはや歴史ある愛のイベントだといえそうです。パートナーがいるときのバレンタインデーは、二人にとっての大事な日になるでしょう。
2月が近づいてくるとチョコレートの催事も増えるので「今年は誰に何をあげようかな」「彼へのプレゼントはどうしよう」「自分のためにとびきりのチョコを買いたい」など、いろいろと考え始める人も多いのではないでしょうか? 本記事では、彼氏や夫など「本命」へのバレンタインプレゼントについて、さまざまなアンケート結果をみていきたいと思います。
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彼氏へのおすすめ「バレンタインプレゼント」は?

ここからはアンケート結果をもとに、彼氏や夫におすすめの「バレンタインプレゼント」を紹介していきます。ぜひ、プレゼント選びの参考にしてみてくださいね。
チョコレート
「チョコレート」(30代・青森県)
「美味しそうなチョコをあげます」(30代・茨城県)
「チョコレート、タオル」(30代・愛知県)
「チョコレートです」(30代・栃木県)
バレンタインといえばチョコレート、鉄板ですね。手作りから既製品までさまざまな選択肢がありますが、種類は問わず圧倒的に「チョコレート」という回答が大多数でした。
本命の彼氏や夫には、チョコレートとあわせてギフトを別にプレゼントする人もいるようです。食べたらなくなってしまうチョコレートだけでなく、なにか形に残るものをあわせて贈ると二人の思い出にもなるでしょう。ちょっとしたメッセージカードなどをつけてあげるのも◎。
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高級なチョコレート
「GODIVAなどのお高めなチョコレート一つと、おもちゃに入ったチョコレートやおもしろチョコなど笑いのネタになるようなチョコレートを一つのセットにして渡している」(30代・東京都)
「デパートのチョコレート」(30代・埼玉県)
「少し高級なチョコレートを渡している」(30代・福岡県)
「高めのチョコ、手作りのケーキ」(30代・兵庫県)
チョコはチョコでも、高級なものを選んで渡すという人も多いようです。見栄えがよく一目で「特別なチョコレート」であることがわかると、本命へのプレゼントにふさわしいでしょう。さらには高級な市販品のチョコレートに合わせて、手作りのケーキも渡すという合わせ技をもつ上級者も。
高級チョコレートブランドのなかには、かなり前から予約をしなければ手に入らないレアな商品や、数量限定のアソートなどを出しているところも多数あります。事前の情報チェックで、センスの良さをアピールできるチャンスを作れそう。義理チョコのように付き合いで渡すものではなく、彼氏や夫という本命相手にこそ、これ以上ないくらいぴったりのチョコレートを探してみましょう。
手作りのお菓子や料理
「手作りお菓子」(30代・三重県)
「手作りチョコ」(20代・東京都)
「手作りのスイーツをあげる」(20代・愛知県)
「手作りディナー」(20代・東京都)
購入したものではなく、お菓子や料理など手作りの品をプレゼントするという回答もありました。付き合って日が浅かったり離れて暮らしていたりなど、日頃料理の腕を披露する機会がなかなかないカップルにもよいでしょう。
他人相手には渡しにくいこともある手作りのお菓子も、密な関係をもつ彼氏や夫にならば遠慮なく渡すことができます。心をこめて、時間をかけて、世界に一つしかない彼のためのチョコを作るのも素敵ですね。
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スキンケア用品
「スキンケア品」(30代・北海道)
チョコレートなどではなく、実用的なプレゼントとしてスキンケア用品を贈るという人も。彼氏や夫が甘いものが苦手な場合、あえてお菓子ではないものを贈るのも手ですね。
バレンタインのある冬は乾燥の季節。お肌の手入れに役立つアイテムは好印象を与えられそう。お洒落なものも多いですが消え物なので、相手に気を使わせすぎることもなさそうです。
お酒
「お酒」(20代・埼玉県)
お酒好きな彼にとっては、お菓子よりもアルコールのほうが喜ばれることも。彼にまるまる一本あげてもよいですし「あとでふたりで開けようね」と、バレンタインのおうちデートを盛り上げる一品にしてもよいでしょう。
ワインや日本酒、クラフトビールなど、少しおしゃれで手の込んだお酒を選ぶとプレゼント感もアップ。お酒の入ったチョコレートなどではなく、お酒そのものを渡すというのも大人ならではの選択ですね。
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その他
「名入れの特別ギフト」(30代・長崎県)
多くの回答がチョコレートやお菓子に集中しているなかで、特別に趣向を凝らしたプレゼントをしているという人もいます。名入れの特別ギフトは事前発注が必要になるので、相手のために念入りに準備したことが伝わりそう。特別料金がかかることも多い以上、予算との相談になる部分も?
彼氏への「バレンタインプレゼント」の相場は?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「あなたがバレンタインデーに恋人や夫にあげるプレゼントの予算はどのくらいですか?」という質問では、下記のような結果に。
1位:1,000円~2,000円… 39.6%
2位:2,000円~4,000円… 32.1%
3位:1,000円以下… 18.9%
4位:5,000円以上… 9.4%
「1,000円~2,000円」と回答した人が、全体の約4割を占め最多数。次点で「2,000~4,000円」と回答した人が約3割という結果になりました。
彼氏や夫へのバレンタインプレゼントの予算としては、トータルすると「1,000円~4,000円」がボリュームゾーンだといえそうです。価格帯を踏まえるとやはり、チョコレートやちょっとしたギフトなどを用意する人が多いのでしょうか。彼の誕生日がバレンタインデーに近かったり、バレンタインと二人の記念日が重なったりしている場合など、カップルの状況によっては予算も大きく前後するでしょう。
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彼氏に贈る「NGなバレンタインプレゼント」とは?

チョコレートがメインのイベントといえど、彼に贈らないほうがよいギフトや、避けたほうがよいものがあるのか気になりますよね。ここでは「彼氏に贈るNGなバレンタインプレゼント」について、アンケート結果をまとめました。
下着
「パンツ」(30代・大阪府)
「パンツ」(20代・埼玉県)
「下着」(30代・広島県)
距離感の近い彼氏や夫だからこそあげられるプレゼントといえど、バレンタインに下着はNGという回答が複数集まりました。たしかに、贈り物の選択肢としては少し大胆な印象も。プライベートゾーンに触れるものなので、人からもらったりあげたりすることに抵抗感がある人もいそうです。
あまり知られてはいませんが、毎年9月14日には、男性から女性に向けて下着を贈るメンズバレンタインデーというイベントもあるようです。検索するとサジェストに「気持ち悪い」と出てくることがあるので、下着のプレゼントはときに、センシティブな印象を与えてしまうのかも。自分やパートナーが下着の贈り物をどう思うタイプなのか、事前にしっかり見極めておいたほうがよさそうですね。
高価なもの
「高すぎるもの。ホワイトデーのプレッシャーをかけてしまう」(30代・愛知県)
「高価すぎるジュエリー」(30代・埼玉県)
「高すぎるもの」(20代・愛知県)
ホワイトデーのお返しといえば、3倍返しというワードを思い浮かべる人もいるでしょう。時代の流れとともにそのような風潮も薄れつつはありますが、バレンタインに何かもらったらお返しをする、という人は多いはず。あまりにも高価なものを渡してしまうと、お返しにも気を遣わせてしまうかもしれません。
多くの人の予算が5,000円以下であるというアンケート結果も出ている以上、それ以上の金額のものを渡す場合は慎重に考えたほうが◎。誕生日や二人の記念日、クリスマスなど、付き合っていればプレゼントの機会は山ほどあります。そのなかでバレンタインにどれだけの予算を割くかは、二人の金銭感覚や日頃のデート予算にもよるところでしょう。
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現金
「お金」(30代・大阪府)
「現金」(30代・東京都)
なかなかいないかもしれませんが、バレンタインに現金のプレゼントはNGという声も。金銭的に苦しく、現金が一番喜んでくれる… というパートナーならともかく、せっかくのバレンタインにお金を贈るのも味気ないですよね。「これで好きなものを買ってね」と渡したところで、金銭的に対等ではない印象を与えてしまいそう。
もしもベストなプレゼントを選べず、物品を渡すことができないという場合には、Amazonギフト券など金券というかたちでプレゼントしてみては。そこに少しでも心がこもっているとわかるかたちになるよう、贈りかたや方法について、受け取る側の気持ちを意識して考えましょう。
相手の好みではないもの
「その人の嫌いなもの」(30代・新潟県)
「本人に似合わない装飾品」(30代・栃木県)
「相手の好みに合わないチョコ」(30代・熊本県)
プレゼントとして渡す以上は、相手が喜んでくれそうなものを考えるのがマストです。その点、嫌いなものや似合わなそうなものをあげてしまうのはNGでしょう。彼のためにプレゼントを考えるのであれば、彼の好みのものや、似合いそうなものを選んでこそ気持ちが伝わります。
装飾品や衣類など、好みや似合うかどうかがわかりにくいものを贈る場合は、一緒に選びにいったりブランドを指定してもらったりするのもひとつの手。お互いが気まずい思いをしないよう、受け取ったとき相手が嬉しい気持ちになってくれるかを想像して選びましょう。
手編みのもの
「手編みのマフラーとか」(30代・高知県)
「手編みの何かとか」(30代・神奈川県)
手編みの品は避けたほうがよい、という回答も。マフラーや手袋などのニット製品は、基本的に身につけて使用するものがほとんどです。相手の好みや肌触りなどを加味して、確実に気に入ってもらえるものを作り出すのは至難の業でしょう。
手作りということで、汚したり壊れたりすることを危惧し、実生活ではなかなか使いにくいという人もいます。編み物が趣味でプロ級の腕を持つ… などの場合でない限りは、極力避けたほうが無難かも。
人を選ぶ食べ物
「辛いもの」(20代・神奈川県)
「お酒入りのチョコレート」(30代・東京都)
「マシュマロ」(20代・神奈川県)
刺激物やアルコールの類など、変わり種ともいえる食品のプレゼントは要注意。相手が特別に好き好んでいない限りは、なかなか消費できず困らせてしまったり、反応がいまひとつになったりする可能性も。
口の中に入れるとすぐに溶けてしまうマシュマロは、恋心の消失や別れの暗示だと解釈されることもあるようです。もしも彼がそれを知っていた場合、複雑な気持ちになるかもしれません。本当にマシュマロをあげて大丈夫な相手かどうかは、臨機応変に判断していきましょう。
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ギフトとしてふさわしくないもの
「そこら辺で買える適当なもの」(30代・茨城県)
「人から貰ったものを横流し」(20代・広島県)
「別れをイメージするようなもの」(20代・山梨県)
「中古品」(30代・埼玉県)
バレンタインでなくとも、人にあげるものにふさわしくない… と少しでも感じるものは避けたいもの。彼氏や夫に渡すバレンタインのプレゼントは、義理ではなく本命のはず。大切なパートナーに贈るものを選ぶのですから、義理チョコ以上に適当な選択肢はNG。
どのような商品であれ、彼氏や夫に渡す場合は、できるだけ相手のために心を込めて選んだとわかるような形で届けましょう。
その他
「夫にあげるといっても、結局は家族みんなで食べるので子どもも一緒に食べれるものを選んでいる」(30代・東京都)
「花」(30代・熊本県)
すでに子供がいる場合など、バレンタインが家族のイベントになっている家庭もあるでしょう。そのため大人向けのものではなく、家族みんなが食べられるような物を選ぶという回答もありました。
花をNGに挙げている人もいましたが、水を入れ替えたり世話をしたりなど、その後の手間がかかるなどの懸念があるからでしょうか。花言葉を活かしてロマンチックな意味合いをもたせることもできますが、いずれは散ってしまう以上、受け取った側も扱い方に気を使うかもしれません。
最後に
バレンタインで一番大切なのは、自分の気持ちを相手に届けて心から喜んでもらうこと。プレゼントを贈ることそのものではなく、相手を喜ばせることにこそ本質があります。喜んでもらえるのであれば、プレゼントはチョコレートでもそれ以外でもどちらでも構わないのです。あなたが心を込めて選んだことが伝われば、彼もきっと喜んでくれるはずですよ。
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