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2023.01.07

外資系企業とは? 主な特徴やメリットデメリット、向いている人の特徴を紹介

ビジネスシーンでよく耳にする「外資系」とは、外国の投資家が投資した企業のこと。外資系といえば、私服通勤が可能でオフィスもオシャレなイメージを持っている方も多いかもしれません。今回は、外資系企業の特徴やメリット・デメリット、向いている人の特徴を紹介します。

ビジネスシーンでよく耳にする、「外資系」という言葉。英語スキルが求められ実力主義といったイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際どのような企業なのでしょうか? そこで今回は、外資系企業の特徴やメリット・デメリット、外資系企業に向いている人の特徴などを紹介します。外資系企業に転職したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

外資系企業とは?

外資系企業とは、資本の一定の割合を、外国企業・外国人投資家が支配している企業のこと。しかし、この一定の割合に対して明確な数字が設定されていないため、何割以上が外資系企業であるという明確な定義はありません。一般的には、日本国内の支社よりも、外国の投資家や株主が強い影響力を持っている企業のことを外資系企業と呼ばれています。

外資系企業の3つのタイプ

外資系企業というと、海外の企業が日本にやってきたケースを想像する方がほとんどではないでしょうか? しかし、実はそれだけではないのです。ここでは、外資系企業の3つのタイプについて解説します。

そびえたつビル街
(c)Shutterstock.com

1:外国企業の日本支社

一般的に、外資系企業といえばこのタイプが定番といえるでしょう。海外企業が日本に進出して設立した会社のことです。海外企業の子会社で、経営方針は原則として本社の決定に従います。

社内には外国人も多く在籍し、本社とのやり取りも多いため、ビジネスで通用する英語力が求められます。資金力があり、ブランド力が高い企業が多く、日本に進出する前からすでに認知されているケースがほとんどです。例えば、Googleやマイクロソフト、ルイ・ヴィトンなどがこれにあたります。

2:外国企業と日本企業の共同出資で設立された企業

外国企業と日本企業が共同で設立した会社で、なおかつ外国企業の出資率が高い場合も、外資系企業に当てはまります。日本と海外の両社から十分な資金を集めることができるため、企業規模が大きく、業績も安定している傾向があります。

3:日本の株式を取得した外国企業

もともとは日本企業だったものの、外国企業によって買収された会社も、外資系企業と呼ばれます。2016年に日本のSHARPが台湾企業に買収されたケースなどがこれに当てはまります。グローバル化に伴い、今後も外国企業に買収され、外資系企業に変わる日本企業は増えるでしょう。

外資系企業のメリット

外資系企業というと、年収が高い、オフィスがオシャレなどのイメージがあることから、外資系企業に転職したいと考えている方も多いのではないでしょうか? 納得のいく形で転職をするためにも、あらかじめ外資系企業の特徴を理解しておくことが大切です。ここでは、外資系企業のメリットについてみていきましょう。

会議をするひとたち
(c)Shutterstock.com

1:給与や年収が高め

日系企業と比較すると、外資系企業の方が受け取る年収は高い傾向があります。外資系企業は年功序列や平等主義的な考え方が薄く、評価されるのは個人の実力。そのため、各社員のスキルや成果に見合った年収を支払おうとするのです。基本給にプラス、仕事の成果を反映したインセンティブが加わるので、結果的にもらえる年収が増えることも考えられます。

2:仕事とプライベートの時間が明確

外資系企業では、仕事とプライベートの時間をきっちり分ける傾向があります。働くときは働く、休むときは休むとメリハリがあるため、ワークライフバランスに対する満足度が高いことも特徴です。また、有給取得率も高く、日系企業特有の「周囲に合わせて有給が取れず、休めない」ということも少ないでしょう。ただし、個人の仕事の成果が重視されているため、成果が出ていないときや繁忙期は休みがとりづらい場合があります。

3:語学力が磨ける

外資系企業で働くことで語学力の向上が期待できます。外国人の同僚と会話をしたり、本社とのリモート会議やメールでのやり取りで英語を使う機会があるからです。また、仕事を通して様々な国のビジネスパーソンと関わり、グローバルな視点を手に入れることもできるでしょう。多様な価値観や考え方に触れたいと考えている人にとって、メリットといえますね。

外資系企業のデメリット

続いて、外資系企業のデメリットについてみていきましょう。

1:スピード感についていけない

外資系企業では業務進行がスピーディーなため、日々目まぐるしく状況が変わります。迅速な対応や決断が求められるため、日系企業のペースに慣れている人にとっては、ついていけないと感じる人もいるでしょう。また、外国人のビジネスパーソンとの仕事は、日本人では考えつかない発想や難題を課されることも珍しくありません。変化に対して柔軟に対応できないと、苦戦する可能性もあるでしょう。

2:人材の流動が激しい

外資系企業の多くは、終身雇用制を前提としておらず、人の入れ替わりが激しい傾向があります。実力主義なため、能力を発揮できない人は働き続けることが難しく、結果的に契約終了となってしまうことが多いのも現状です。反対に、スキルのある人は他社からヘッドハンティングされることも多く、より良い条件で働くことも可能になります。

英文の書類
(c)Shutterstock.com

3:福利厚生が不十分

外資系企業の多くは、住宅手当てや家族手当てのような福利厚生を用意していないことが多いです。転職することを前提として採用する企業も多く、雇用される側と企業側双方にメリットのある福利厚生が少ないことが挙げられます。しかし、中には日本でのビジネス歴が長く福利厚生が充実している外資系企業もあるため、転職先を探す際には確認してみましょう。

外資系企業が向いている人

外資系企業の特徴を見ていくと、向上心が強い人や自己アピールができる人、国際的な環境で働きたい人などに素質があるといえます。外資系企業に向いている人の特徴を見ていきましょう。

1:積極的に自分の意見を言える

自分の意見をはっきり主張したり、自己アピールをすることも外資系企業で働く上では必要な要素です。日系企業では自己主張が強すぎると、敬遠される場合もありますが、外資系企業の社風においては、やる気があるとポジティブに評価されます。会議や打ち合わせで自分の意見を的確に伝えられる人は、外資系企業向きかもしれません。

2:向上心が強い

ビジネススキルに加え、語学力やコミュニケーション能力まで求められる外資系企業では、「もっと上を目指したい」「専門分野のプロフェッショナルになりたい」と意欲のある人が働いています。そのため、自分のスキルを磨きたいという向上心や行動力に加え、継続的に結果を出す忍耐力も欠かせません。ハイレベルな職場で成果を出したい、実力で評価されたいという人が向いているでしょう。

最後に

外資系企業は、働き方や社風、福利厚生制度など日本企業とは様々な違いがあります。ビジネス英語のスキルが必要ですが、比較的年収が高く、仕事とプライベートの両立がしやすいことが特徴です。国際交流がしたい、実力で勝負したい方は、外資系企業への転職を検討してみるのもいいかもしれませんね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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