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2022.04.04

憧れの「5大商社」、人気の秘密は? 特徴や強み、気になる社風を解説

就活生に変わらず人気が高い「5大商社」。「三菱商事」「伊藤忠商事」「三井物産」「住友商事」「丸紅」の5社を指しており、今回はその魅力について解説します。各社の強みとする事業や気になる社風についてチェックしていきましょう。就活生の皆さん、ぜひ参考にしてくださいね。

「5大商社」とは?

就活生にとって、昔から根強い人気のある「総合商社」。その中でも特に高い業績を誇り企業規模も大きい「三菱商事」「伊藤忠商事」「三井物産」「住友商事」「丸紅」の大手5社を「5大商社」と呼びます。では、皆さんは、なぜ「5大商社」が人気なのかご存じでしょうか。これから就職先をどこにしようかと悩んでいる大学生の皆さんに少しでも参考になるように、本記事では各社の特徴や魅力について解説していきます。

「総合商社」とはどんな会社?

「総合商社」は元々、商材やサービスの貿易事業における仲介役を担う企業でした。ですが、昨今ではこのトレーディング事業の比率は実は減少傾向にあり、貿易事業に付随する代金決済や投資などの金融事業や、IoT、AIといった最先端領域のIT関連事業にも各社力を入れています。

「総合商社」の取り扱う商材やサービスは、生活に欠かせない食料品から産業の基盤を支える石油や天然ガスといったエネルギー資源、金融サービスや宇宙開発と多岐にわたるため、時にそれは“ラーメンからロケットまで”と表現され、いかに幅広い事業を手掛けているかがよくわかりますね。

中小の商社も専門商社も多数存在

もちろん、商社業界は先に挙げた「5大商社」だけではなく、たくさんの中小企業も存在します。事業や会社の規模は「5大商社」に比べ小さいものになるかもしれませんが、地域に密着した事業を手掛けたりなど、中小企業だからこそ可能なビジネスも数多く存在するのです。中小の商社には大手企業にはない魅力があり、それはその人にあった社風や働き方次第で選択肢を広げるといえるでしょう。

また、ある分野に特化した「専門商社」も存在します。「総合商社」とは異なり、狭い分野で深く事業展開をしている商社です。中には「総合商社」と同様に海外へ展開している企業もあります。また、その専門性から「総合商社」ではできないビジネスができることも魅力といえるでしょう。

(c)Shutterstock.com

「5大商社」はなぜ人気なの?

昔から、就活生の希望就職先として根強い人気のある「5大商社」は、知名度や大手企業といったこと以外に、次のような理由から人気が高いといえるのではないでしょうか。

世界を舞台に活躍できる

「5大商社」各社は、世界中に拠点をおいており、海外駐在をしている社員もたくさんいます。そのネットワークの広さは地球規模。つまり、世界を舞台に活躍できる点が最大の魅力なのではないでしょうか。多岐にわたる事業×グローバル展開で、ビジネスの可能性が幅広く、夢も広がりますよね。ワールドワイドな働き方を望む人にとっては、とても魅力的な企業といえるでしょう。

年収が高い

「5大商社」での仕事は責任ややりがいが高いものが多く、一般的に他の企業と比べその分給与も高くなります。40代前半辺りでの平均年収は1千万円を超えると言われ、中にはサラリーマンの平均年収の倍以上を手にしている方も。大半は、5~10年勤続することで年収2千万円を超えることもあり、高年収が魅力の一つでもあるでしょう。

「5大商社」の特徴や強みを徹底比較!

次に「5大商社」各社の特徴や強みとしている事業は何か、解説します。

三菱商事

「5大商社」といえば、まず最初に名が上がるのが「三菱商事」。総合商社業界において、トップを走り続けており、「三菱グループ」において、「三菱UFJ銀行」「三菱重工業」と並び、「三菱御三家」と呼ばれています。

「三菱商事」の強みは、まさにバランスよく幅広い事業展開を行う総合力といえるでしょう。天然ガスや金属などの資源・エネルギー分野は変わらず高利益を誇っていますが、資源の価格変動に影響されないよう、自動車などのモビリティ事業への注力や、ローソンの子会社化など小売事業も展開し、非資源分野の事業も強化しています。

伊藤忠商事

「三菱商事」とよく首位を争うのが「伊藤忠商事」。三菱グループとは異なり“非財閥系” 商社です。「伊藤忠商事」は、非資源分野、特にアパレル製品事業に強みをもち、多くのブランドを展開し利益をあげています。昨今では、中国をはじめとするアジアへの事業展開を強化する傾向にあり、バリューチェーンの拡大を図っている印象です。

また、同じく非資源分野である食料品分野にも強く、小麦や大豆などの食糧開発から製造、流通、ファミリーマートを傘下に置きリテール事業などにも注力しています。

(c)Shutterstock.com

三井物産

「5大商社」の3社目は、「三井物産」。“物産”と略称で呼ばれることが多いです。「三井物産」は、金属資源事業において強みを持ち、同社の中でも高い割合でセグメント収益をあげています。コロナ禍や資源高の影響を受け、昨今では高純利益をマークしていますが、資源の価格変動より全体の利益に大きく影響が出るため、鉄道などのモビリティ事業や新興国における病院事業の展開など、今後を見据えて新分野にも注力しているようです。

住友商事

「三菱商事」「三井物産」と同じく財閥系商社の「住友商事」。「住友商事」も堅実に幅広い事業展開を行っていますが、住友グループ全体において関連性の高い、金属事業や航空輸送機・建機、またメディア・デジタル事業が強みです。

メディア・デジタル事業においては、従来のコア事業であるJ:COMといったケーブルテレビ事業に加え、ITシステムインテグレーターの子会社を中核とし、AI領域やDX推進にも力を入れており、東南アジアを中心に事業の拡充を図っています。

丸紅

「5大商社」の最後は、業界第5位に位置する「丸紅」です。「丸紅」は食料品分野、特に穀物の取扱高が業界トップとなり、それに関連する家畜飼料や肥料ビジネスも含め、世界的にも大手企業と並ぶほどの高利益を上げています。「丸紅」は食料品事業のサプライチェーンにおける川上~川中である対生産者ビジネスに強いといえるでしょう。

また、従来から風力発電や天然ガス、火力発電などの電力事業分野にも強く、脱炭素社会を目指す昨今では、再開発可能エネルギー事業に積極的に取り組み、AIやDXを活用した新技術も導入しながら事業拡大を図っています。

「5大商社」の気になる社風は?

「5大商社」は、各社それぞれ特徴が違いましたね。それに応じて社風も異なります。チェックしていきましょう。

三菱商事

総合商社業界トップを走る「三菱商事」は、三綱領といわれる社訓をとても重視しています。それは、一つひとつの案件に関しても、その方針にマッチしているかが問われるほど、大切にされている精神であることがわかりますね。その三綱領を軸に、社員の倫理観の高さと組織やチームワークに重きをおくといった特徴がみられます。“優等生”という印象を持つ人も少なくないでしょう。

伊藤忠商事

「伊藤忠商事」は他の商社と比べ、“体育会系で泥臭い”といったイメージを持たれることもありますが、夢や野望を抱いたエネルギー溢れる社員が多いのが特徴です。また、同社は川下ビジネスを強みとすることから、より消費者に近い現場の人間関係をとても重要視する傾向にあります。会社全体においても、社員を家族と同じように大切にするという理念をもっており、この“家族主義経営”が普遍的な精神として現在にも引き継がれているんです。

(c)Shutterstock.com

三井物産

「三井物産」は、「人の三井」といわれる三井財閥の従来の風土を今でも引き継ぎ、個人を尊重する自由闊達な社風が特徴です。採用時にも個性のある人を求めており、人材配置も適材適所に重点をおき、一人ひとりが活き活きと働けるような柔軟性をもっています。若手社員でも実力に応じて管理職へ昇進できるような制度など、非常に働き甲斐のある職場環境といえるでしょう。

住友商事

「住友商事」は、他社と比べると少し控えめな印象で、「浮利を追わず」などの経営理念から、目先の利益に飛びつかず、長期的な目線で取り組む堅実な社風がうかがえるでしょう。ガツガツしたような社員が少なく、アットホームで穏やかな印象をもたれることが多いようです。腰が低く協調性を重んじる社風は、インターン選考時にグループワークをさせるなど、採用方針からも感じられるそうですよ。

丸紅

「丸紅」は、「丸紅スピリット」と呼ばれる行動指針を掲げ、透明性が高く自由闊達、風通しが良い社風が特徴です。大手企業にはありがちな年功序列制度の色が薄く、年次に関係なく相手の意見に耳を傾け合う文化があるようですね。若い時期から大きなプロジェクトを任されたりと、経営陣との距離も近くとても働き甲斐のある環境といえるでしょう。

最後に

「5大商社」の魅力は伝わりましたでしょうか? 「5大商社」と一括りにいっても、その特徴や社風はそれぞれ異なります。給与やネームブランドだけで決めるのではなく、上記も参考にしていただきながら、OB・OG訪問などで実際に生の声を聞いてみるのもオススメです。自分にあった働き方の実現を目指して選んでみてくださいね!

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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