中高生に人気の職業をランキングで紹介!
最初に、中学生や高校生の男子・女子に人気の職業を紹介しましょう。ここでは、株式会社トップアスリートが運営する「13歳のハローワーク公式サイト」が発表した「2022年11月人気職業ランキングTOP5」を参考に見ていきます。
1:プロスポーツ選手
1位に輝いたのは、今も昔も不動の人気を誇るプロスポーツ選手です。小さい頃、テレビ画面に映るサッカー選手や野球選手、テニスプレーヤーを憧れの眼差しで見ていた人も多いのではないでしょうか? 世界に羽ばたき活躍するプロスポーツ選手は、まさにヒーローのような存在。トップクラスの選手になれば、数億円以上もの年収を手にできるので、収入面でも夢があります。
2:ユーチューバー(YouTuber)
2位は、ユーチューバー(YouTuber)。昔はなかったため、職業としての歴史は浅いですが、子どもからの人気は絶大。HIKAKINやはじめしゃちょーなど、YouTube出身の有名人も生まれるようになりましたよね。特に小学生や中学生は、ゲーム実況で動画を視聴していることも多く、その点も子どもに人気の理由かもしれません。
3:イラストレーター
3位は、ポスターや雑誌、ウェブサイトに載せるイラストを描くイラストレーター。絵を描くのが好きな子や、漫画を作るのが好きな子にとっては、憧れの職業です。また小さい頃は、漫画やアニメに触れる機会が多いため、「描くことを仕事にしたい」と考える子どもが多いのでしょう。
4:美容師
4位に輝いたのは、美容師。美容院で手際良くカットしてくれたり、髪の毛を綺麗に整えてくれる美容師は、昔から憧れの職業ですよね。ヘアアレンジをしたり、ヘアアクセサリーをつけたりと、おしゃれが好きな子に特に人気です。
5:保育士
前回順位は10位だったものの、2022年11月には5位にランクインしたのが保育士。自分が小さい頃に、優しく接してくれたり、面倒を見てくれたりする様子を見て、保育士に憧れた人も多いのではないでしょうか。子どもの成長をサポートする保育士は、やりがいも大きな仕事といえるでしょう。
参考:人気職業ランキング(13歳のハローワーク公式サイト)
大学生がなりたい職業ランキングは?
就活を控えた大学生には、どのような職業が人気なのでしょうか。株式会社マイナビが発表した「2021年卒 マイナビ大学生就職意識調査」を参考に、大学生がなりたい職業を見ていきましょう。
1:営業企画・営業部門
1位は、営業企画・営業部門。自社の製品やサービスを売ったり、売り方の戦略を考えたりする仕事です。営業は、コミュニケーション力や交渉力、説明能力など、仕事をするうえでも重要なスキルがたくさん身につけられます。また、結果が数字として出るため、頑張りを明確に評価してもらえるのも良い点ですね。
2:商品企画・開発・設計部門
商品を企画したり、作ったりする商品企画・開発・設計部門。誰でも一度は、「こんな商品を作ってみたい!」「こんなサービスがあったらなぁ」と思った経験があるのではないでしょうか。ゼロから新しい商品やサービスを生み出す商品企画・開発・設計部門は、やはり憧れの仕事です。
3:総務・経理・人事などの管理部門
3位は、総務や経理、人事などのバックオフィス業務。社員の働きやすい環境を整えたり、会社のお金を管理したりと、会社や人のサポート等を行う仕事です。直接利益を生むわけではありませんが、会社を下支えする重要な存在。社員から直接感謝されることが多いため、人の役に立てている実感を得やすいポジションともいえそうです。
参考:マイナビ 2021年卒大学生就職意識調査(株式会社マイナビ)
社会人の本音は? なってよかった職業ランキング!
続いて、企業に勤める社会人の“本音”を探っていきましょう。ここでは、求人情報・転職サイト「doda(デューダ)」が発表した「仕事満足度 職種ランキング最新版【総合】」より、就いてよかったと思う職業をランキング形式で紹介します!
1:決済/計理/カストディ(金融系専門職)
満足度が最も高かったのは、銀行や証券会社、投資信託会社等において、決済、計理、証券の保管業務を行う「金融系専門職」でした。福利厚生が充実しているうえに、高収入。これらの点が満足度につながっているようです。また専門職であることから、自身の市場価値も高められるのも◎。
2:企画/マーケティング関連事務アシスタント
2位は、商品やサービスを企画したり、それをユーザーに届けるサポートをする「企画/マーケティング関連事務アシスタント」。場所にとらわれずに仕事ができることから、テレワークを導入している企業が多く、そうした働きやすさも魅力とのこと。また、自身が考えた商品やサービスで世の中に貢献できるため、やりがい大きく働けるのも満足度が高い理由の一つでしょう。
3:データベース/セキュリティエンジニア
3位は、ITや通信業界の「データベース/セキュリティエンジニア」。情報をデータベース化したり、企業のITシステムを不正なアクセスなどから守る仕事です。休日が取りやすかったり、勤務時間の融通がきいたりと、ワークバランスを取れるのが魅力のよう。ITを導入する企業が増加している社会状況を鑑みても、セキュリティエンジニアは特に今後も求められていく仕事。将来性も安心ですね。
参考:仕事満足度 職種ランキング最新版【総合】(転職サービスdoda)
婚活中の女性に不人気の職業は?
婚活市場において、不人気な職業はあるのでしょうか。女性が結婚したくない男性の職業の傾向としては、給料が安くて忙しい仕事。勤務時間が不規則で、土日も仕事だと、家族の時間が取りづらくなってしまいます。そのうえ、給料も安いと、経済的な不安もあるため、将来を考える女性からは敬遠されてしまうようです。
そのほかには、会社勤めとは違い、収入が不安定な自営業も不人気。住宅ローンを組みにくいといわれているため、マイホームを持ちたいと考える女性とはミスマッチが生まれてしまいます。
最後に
今回は、中高生や大学生に人気の職業、社会人がなってよかったと思う職業などについて紹介しました。子どもの頃の憧れの仕事、大学生の頃になりたかった職業、そして今就いている仕事… と、自分の仕事に対する夢や歴史を振り返ってみるのも面白いかもしれません。
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