目次Contents
この記事のサマリー
・仕事が暇なときは、まず周囲の業務を手伝えるかを確認すると、気まずさを減らし信頼関係も築きやすくなります。
・手が空いた時間は、資料や業務フローの見直しに使うと、今後の効率向上につながる有意義な時間になります。
・暇な時間が続くと罪悪感や不安を抱きやすいため、一人で抱えず上司に相談し役割を確認することが大切です。
仕事が暇なとき、ほっとするよりも、気まずさや申し訳なさを覚える人は少なくありません。周りは忙しそうなのに自分だけ手が空いていると、何をしていれば自然なのか、どう動けば評価を下げずにすむのかと迷ってしまうものです。
手持ち無沙汰な時間は、心まで落ち着かなくさせることがあります。そんな揺れる時間に、焦らず整理しておきたい視点があります。
仕事が暇なとき、つらい理由は?
仕事は、あまりに忙しくても大変ですが、暇すぎてもつらいもの。ではなぜ、仕事が暇だと辛く感じるのでしょうか? その理由を一緒に見ていきましょう。

暇疲れしてしまう
やるべきことがたくさんあって、仕事に夢中になっているとあっという間に時間が過ぎていきます。しかし、仕事が暇で何もすることがないと、時間が経つのがとても遅く感じるもの。
プライベートであれば暇なときに、好きなことをして過ごせますが、就業時間中は、好き勝手に行動できないため、デスクにいなければなりません。こうした状況は意外とストレスがたまってしまうものです。
罪悪感を抱いてしまう
正社員や派遣社員、事務職など、雇用形態や職種によって、仕事量や忙しい時期は異なるものです。周りは忙しそうに働いているのに、自分だけ手が空いていると、「このままでいいのだろうか」「申し訳ないな…」と落ち着かない気持ちになることもあるでしょう。
さらに、仕事量が少ない状態が続くと、「十分に貢献できていないのでは?」「このままで評価に影響しないだろうか…」と不安を抱くこともあります。
暇であること自体がつらいというより、その状態が続くことで、居心地の悪さや先の見えにくさを感じてしまう点が苦しさにつながるのです。
やりがいを感じられない
自分の好きな仕事に向き合っているときや、抱えていたタスクをきちんと終えられたときには、達成感を得やすいものです。また、忙しい時期をチームで乗り切ったときには、充足感や役割を果たせた実感も持ちやすいでしょう。
一方で、仕事が暇な状態が続くと、そうした手応えを感じにくくなります。その結果、「自分は役に立てているのだろうか?」と不安になったり、仕事への前向きさを保ちにくくなったりすることがあります。
仕事が暇なときにできることとは?
いざ仕事が暇になると、何をすべきかわからなくなってしまいます。そこでここでは、暇な時間を有意義に使えるアイデアをいくつか紹介します。

周りの仕事を手伝う
仕事が暇なときは、周りの仕事を手伝うといいでしょう。手伝いであれば、新卒であっても、転職して間もない人であっても、すぐにできますね。なお、「私には特別なスキルがないし、手伝えることはないのでは…」と思うかもしれませんが、書類の整理やリサーチなど、どんな人でもできる業務は意外と多いもの。
また、忙しそうに見えない人であっても、誰かの手を必要としていることはあります。「手伝えることはありませんか?」と聞いてみると、きっと喜ばれるはずです。
スキルアップをする
暇なときを有効に使って、スキルアップに取り組むのも一案です。エクセルやワード、パワーポイントなど、今の業務に直結するPCスキルを見直せば、日々の作業をより効率よく進めやすくなるでしょう。
また、データ整理や資料作成、情報共有の質を高める学びに触れるのも有効です。就業時間中に取り組む場合は、まず現在の仕事に結びつく内容を優先し、必要に応じて上司や職場のルールを確認しておくと安心です。
資格の勉強をする
自分の仕事に生かせるような資格の勉強をしてみるのもいいでしょう。例えば、事務職であれば簿記、金融業界に勤めているのであればファイナンシャルプランナーなど。また、転職で有利に働くこともあるため、TOEICやTOEFLなどの勉強もおすすめです。
ただし、就業時間中に資格取得の勉強をしていると怒られる場合もあります。そのため、資格勉強をする際には、事前に上司や会社に承認をとっておくようにしましょう。
資料や業務を見直す
暇なときには、普段は後回しになりがちな業務の見直しに取り組むのもおすすめです。マニュアルや社内資料を整えたり、日々の進め方を振り返って「もっと無駄なく進める方法はないか?」を考えたりすると、業務の効率や質の向上につながります。
忙しいときには手をつけにくい整理や改善に時間を使えるのは、手が空いたときならではの利点です。
デスクやフォルダの整理整頓
業務に追われていると、デスク周りが書類で散らかってしまったり、パソコン内にも不要なデータがどんどん溜まったりしてしまうことも。暇な時間ができたときこそ、デスクやフォルダの整理整頓をしてしまいましょう。
作業スペースやフォルダがすっきりすると、「あの書類どこいったっけ…」ということもなくなり、仕事をよりスムーズに進められます。
部署異動や転職を考える
部署によっては、自分なりに工夫しても「仕事」が増えにくいことがあります。そうした状態が一時的なものではなく、長く続いているなら、部署異動を相談するのもひとつの方法です。
また、異動が難しく、今後も役割や成長の機会が得にくいと感じるなら、転職を視野に入れてみるのもいいでしょう。大切なのは、今の暇さが一時的な波によるものなのか、それとも環境そのものの課題なのかを落ち着いて見極めることです。
「仕事」が「暇なとき」にやってはいけないこととは?
仕事が暇なときにすべきではないこともあります。やることがないとはいえ、あくまで就業時間中です。自分の評価を下げてしまうだけではなく、周りにも悪影響を与えてしまうことがあるため、次に紹介することは行わないようにしましょう。

私的なことに時間を使う
暇だからといって、就業時間中に業務と関係のないことに時間を使うのは避けたいところです。私用スマホでやり取りを続けたり、会社のパソコンを私的な閲覧に使ったりすると、周囲からの印象を下げるだけでなく、職場によってはルール違反になることもあります。
手が空いていると気が緩みやすいものですが、私的な用事は休憩時間にとどめ、就業中は節度ある行動を意識しましょう。
何もせずボーッと過ごす
やることがないからといって、何もせず時間をやり過ごしてしまうのは避けたいところです。もちろん、本当に業務が発生していない場面もありますが、周囲からは「何もしていない」と受け取られてしまうことがあります。まずは手伝える仕事がないかを確認したり、未着手の整理や見直しがないかを探したりしてみましょう。
また、業務の割り振りや指示の出し方に原因がある場合も考えられるため、一人で抱え込まず、上司に相談して次にやることを確認する姿勢も大切です。
「仕事が暇なとき」に関するFAQ
ここでは、「仕事が暇なとき」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。
Q. 仕事が暇なとき、最初に何をすればいいですか?
A. まずは自分の手元の業務を見直し、仕事の抜けや漏れがないかを確認しましょう。その上で、周囲に手伝える仕事がないか声をかけると動きやすくなります。
Q. 仕事が暇だと、やる気がないと思われますか?
A. 何もせず過ごしているように見えると、そう受け取られることはあります。ただ、手が空いている事実そのものより、どう振る舞っているかが印象を左右するでしょう。
Q. 暇な時間はスキルアップに使ってもいいですか?
A. 業務に関係する学びであれば、前向きな時間の使い方になるでしょう。資料作成や情報整理など、今の仕事に返ってくる内容から取り組むと自然です。
暇な時間にスキルアップを
「仕事」が「暇なとき」は、つらいものですが、忙しくてできなかったことをやるチャンスともいえます。スキルアップや業務の改善など、当記事で紹介したアイデアを参考に、ぜひ有効に使ってみてください。
トップ画像・アイキャッチ/(c)Shutterstock.com



