「時間にルーズ」な人の特徴とは?
友人や恋人に遅刻癖がある、会社の同僚が待ち合わせ時間に遅れてイラッとした、なんて経験はありませんか? はたまた、自分自身に遅刻癖があり、そんな性格を直したいと悩んでいる人もいるかもしれません。
毎回時間に遅れてしまうと、相手との信頼関係をなくしてしまったりすることもあるので、できることなら早めに対処していきたいものですよね。そこで今回は、「時間にルーズ」な人の特徴や直し方、「時間にルーズ」な人との付き合い方を紹介します。
まずは、「時間にルーズ」な人の言動の特徴を見ていきましょう。自分や身の回りの人に当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。
1:マイペースな性格
「時間にルーズ」な人は、もともとマイペースな性格であることが考えられます。周りに流されずに自分を持っていることは長所とも言えますが、協調性に欠けるというデメリットも。特に、会社の通勤時や待ち合わせの場面においては、マイペースな人が持っているゆるさが裏目に出てしまいがち。時間に遅れているのに慌てることもありません。
2:めんどくさがりや
「時間にルーズ」な人は、めんどくさがりな傾向があり、物事を後回しにしてしまいがちです。特に、自分が関心がない事柄だったり、自分にはハードルが高いと思われる仕事などを任されると、やるのが億劫になってしまいます。基本的に、計画を立ててコツコツ取り組むことが苦手なので、時間以外のこともルーズなことが多いでしょう。
3:多少遅れても大丈夫と思っている
「時間にルーズ」な人は、自分の考えを基準に物事を考えてしまいます。大抵の人は、待ち合わせ時間に遅れないように5分前くらいには到着しようと考えますが、「時間にルーズ」な人には、その感覚がないよう。約束の時間に遅れそうになっても、「きっと相手もゆっくり来るだろう」と勝手に納得してしまうのです。
「時間にルーズ」な人との付き合い方
「時間にルーズ」な人は、集合時間に遅れているのに平気な顔をしていたり、何度も遅刻を繰り返すことがあるので、ついイラッとしてしまうこともあるでしょう。このようなタイプの人とはどのように付き合えばいいのでしょうか? そのポイントをお伝えします。
1:待ち合わせ時間より早めの時間を伝えておく
必ず待ち合わせ時間に遅れてくる人には、本来の待ち合わせ時間よりやや早めの時間を伝えることも一つの手です。遅刻を想定して、あらかじめ早めの時間を伝えておけば、相手が遅れないかハラハラする心配も省けます。遅刻を注意しても直らない人には、こちらが時間をコントロールする必要があるかもしれません。
2:相手に期待しすぎない
「あれだけ注意したのだから今回こそは遅刻しないはず」と思っていたのに、遅刻されるとこちらもがっかりしてしまいます。友人や恋人が遅刻癖がある場合は、あまり期待しすぎない方がいいでしょう。こちらも相手を待たせるくらいの気持ちで、のんびり準備した方がイライラせずに済みます。
3:待ち時間に自分の用事を済ませる
友人や同僚に長い時間待たされる場合は、待ち時間に自分の予定を済ませてみては? 誰でも、手持ち無沙汰で待っていると時間がより長く感じ、イライラを募らせてしまいがち。待ち時間を有効に使うことができれば、余計にイライラを感じずに済むかもしれません。
例えば、他の仕事のアポ取りの電話をする、銀行へお金をおろしに行く、読書するなど。相手の遅刻癖を直すのはなかなか難しいので、空いた時間をどう過ごすか工夫してみましょう。
遅刻癖の直し方とは?
反対に、自分自身が時間を守れずに悩んでいる… という場合は、どうしたらいいのでしょうか? あまりに遅刻が重なると、信頼関係を失ってしまったり、やる気がないと誤解されてしまうことも。時間に遅れないようにする方法を取り入れて、遅刻癖を少しずつ改善していきましょう。
1:お気に入りの腕時計をつける
近年では、時計の代わりにスマホを使う人が多いですが、「時間にルーズ」な人は、腕時計をつけることをおすすめします。時計をこまめに見る機会が増えれば、時間感覚が身につき生活習慣が改善されるかもしれません。
2:前日に荷物をまとめておく
遅刻が多い人は、「メイクや服選びに時間がかかって」「出かける時に鍵が見つからなくて」ということが多いです。出かけるまでに時間がかかってしまう場合は、前日に服装を決めておく、鍵・定期券・ハンカチ・ポーチなどの必需品をバッグに入れておく習慣をつけましょう。出かける時に探す手間が省けるように、決めた場所に置いておくこともポイントです。
3:生活スタイルを改善する
ついつい寝坊して遅刻をしてしまう人も多いですよね。夜更かしをして朝起きるのが辛い場合は、就寝時間を早める工夫をしてみましょう。特にスマホやテレビはブルーライトで脳を活性化させてしまうため、寝る2時間前には控えることが望ましいです。スマホを見る代わりに、ストレッチやヨガをする、読書をする、アロマを楽しむなどリラックスできる方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
4:スケジュールをメモする
「時間がルーズ」な人は、スケジュールを管理するのが苦手な人も多いです。上司から聞いた予定や時間を耳で聞いたままメモしないこともよくあります。そのため、集合時間を勘違いしていたり、予定自体を忘れてしまうこともあるのです。
そういったミスを防ぐためにも、大事な予定は必ずスケジュール帳に書き込んでおくことが大切。近年では、スケジュールアプリやスマホのリマインダー機能なども充実しているのでうまく活用したいですね。
最後に
「時間にルーズ」な人の特徴や付き合い方、直し方はチェックできましたか? 予定の時間に遅れてしまうと、相手を怒らせてしまったり、意欲がないと勘違いされてしまったりとあまりいいことはありません。誰でも自分の時間を有意義に過ごしたいという気持ちは同じなので、相手の時間に対しても敬意を払いたいものですね。本記事で紹介した付き合い方や直し方を参考に、少しずつ改善していきましょう。
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