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2022.08.05

「値踏み」とは? 言葉の意味や、「値踏みする人」の特徴・心理まで紹介!

「値踏み」とは、「物の値段や、人の価値を見積もること」という意味です。「値踏みする」という表現で、持ち物や服装などを見て、人に優劣をつけるという意味になります。今回は、「値踏みする人」の特徴や心理まで解説しましょう。

「値踏み」とは?

「値踏み」とは、「物の値段や、人の価値を見積もること」という意味です。「値踏みする」という表現で、商品の値段に見当をつけたり、持ち物や服装、ステータスだけを見て、人に優劣をつけることをあらわします。このことからわかる通り、人を「値踏みする」のは、ネガティブな印象を与える言葉。ですので、周りから「値踏みする人」と思われないように注意が必要です。

「値踏みする人」の特徴とは?

相手の外見やステータスを見て、「値踏みする女性」っていますよね。そんな「値踏みする女性」の特徴を見ていきましょう。

1:ブランドにこだわる

「値踏みする人」の特徴として挙げられるのは、ブランドにこだわる点。服やバッグ、コスメ、アクセサリーに致るまで、ブランドで全身を固めていることも少なくありません。自分が本当に欲しいのかということよりも、とりあえずブランド品を選ぶという人も多いでしょう。一流ブランドで身を固めることで、自分自身をハイクラスな人間であると周囲にアピールします。

高価なヒールとバッグ
(c)Shutterstock.com

2:持ち物をチェックする

どんな腕時計をしているか、どんなバッグを持っているかなどと、初対面で相手の持ち物をチェックするのも「値踏みする女性」の特徴。値段の高いアイテムや、ブランド品を持っていれば、「この人はお金を持っている人だ」と相手のことを「値踏みする」ようです。こうした持ち物チェックで、自分に見合う人なのかも判断しているのでしょう。

3:ステータスを気にする

「値踏みする人」は、相手の社会的ステータスを重視することも多いです。年収や職業、会社での地位などを聞き出し、それによって相手のことを「値踏み」します。また、一流企業や有名企業の会社名を聞いただけで、急に態度を変えることも少なくありません。

「値踏みする人」の心理とは?

続いて、なぜ人は「値踏みする」のか、その心理について紹介しましょう。

1:人より上に立ちたい

「値踏みする人」は、自分は周りの人より優れていると感じたいという心理があります。相手に負けたくないという気持ちから、自分と相手を比べ、少しでも相手に勝とうとするのが特徴。そのため、ブランド品で身を飾ったり、ハイスペックな男性と付き合ったりと、ハイレベルなものを好む傾向に。他人から羨ましいと言われて、優越感に浸りたいと思っています。

2:周りの目が気になる

「値踏みする人」は、周りからどう見られているか、どう評価されているのかをとても気にする傾向があります。そのため、付き合う男性はもちろん、女友達も見た目で選ぶことも少なくありません。レベルが高いと思う人と一緒にいることで、自分の価値も高めようとしているのです。

使い方を例文でチェック!

続いて、「値踏み」を使った例文を紹介します。日常生活ですぐに使える表現ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。

1:彼女の値踏みするような視線を感じ、一気に緊張感が走った。

相手を見つめる女性
(c)Shutterstock.com

「値踏み」は、「値踏みするような視線」「値踏みするような眼差し」「値踏みするような目」といった表現でも使うことができます。この例文からは、「自分がどんな評価を下されるのか」と不安な気持ちになっているのがうかがえますね。

2:上から下までジロジロと見られて、値踏みされるようだった。

「値踏み」は、「値踏みされる」という表現でも使うことが可能。この例文も、自分が「値踏み」されている側の時のようすをあらわしています。「値踏み」される側も、相手の視線や表情で品定めされていることがわかるものです。

3:初老の男性は、アートギャラリーの絵を値踏みしていた。

この例文では、物の価値を見積もるという意味で「値踏み」を使っています。「値踏み」は、現在では「人を値踏みする」場面で使われることが多いですが、この例文のように物事に対して使ってももちろんOKです。

類語や言い換え表現とは?

「値踏み」を他の言葉で言い換えたい場合には、「品定めする」「格付けする」「採点する」などがあります。それぞれの言葉の意味や例文を紹介しましょう。

1:品定めする

「品定めする」とは「しなさだめする」と読みます。意味は、「物や人の優劣を批評すること」。買い物に行った時に、いくつかの商品を見比べて評価をしたり、人の見た目や持ち物を見て、相手の価値を判断することをさします。「値踏み」とほとんど同じ意味の言葉といえるでしょう。

例文:合コンの男性メンバーをじっくり品定めする。

2:格付けする

「格付けする」は「かくづけする」と読み、「価値や地位、資格などによって物や人にランクを付ける」という意味です。そのほか、「債権の発行条件を決めるために行う、発行会社に対するランク付け」などの意味もあります。

例文:会社の先輩は、どんな物を持っているかによって人を格付けしている。

3:採点する

「採点する」の読みは、「さいてんする」。意味は、「評価をして点数をつけること」。基本的には、テストや商品など物事に対して使われますが、人に対して使われることもあります。しかし、「あの人は100点中10点だな」などと人のことを「採点する」のは失礼にあたるので、ネガティブな印象を与える表現です。

例文:性格の悪い女友達は、いつも通りすがりの人を採点している。

様子を窺う女性
(c)Shutterstock.com

英語表現とは?

「値踏み」を英語で言いたい場合には、どのような言葉が適しているのでしょうか? ここでは、「appraise」「value」の2つをピックアップして解説していきます。

1:appraise

「appraise」とは、「値踏みする」「見積もる」「評価する」などの意味を持つ単語です。商品や人、能力など様々なことに対して使えます。

例文:My boss appraised the situation and took swift action.(私のボスは状況を把握して、迅速に行動した)

2:value

「value」は、「物の値段をつける」「人や物を評価する」という意味を持ちます。こちらも、物事や人に対して使うことができますよ。そのほか、「〜を高く評価する」「尊重する」といった意味もあります。

例文:How do you value her as a manager?(彼女をマネージャーとして、どう評価しますか?)

最後に

「値踏み」は、「物や人を評価する」という意味でした。「値踏み」を人に対して使う場合、相手のことを外見やステータスだけで評価するという意味合いにもなり、たいていネガティブな印象を与えてしまいます。とはいえ、自分でも知らぬ間に、相手を「値踏みしてしまっていた」ということもあるでしょう。そうしたことにならないよう、常日頃から見た目だけで判断せず、相手の内面をじっくり見るようにしたいものですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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