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LIFESTYLE

2024.01.09

「桃栗三年柿八年」には続きがある? 意味や読み方は? 由来や例文、英語表現を深掘り

江戸時代から使われている「桃栗三年柿八年」ということわざ。「結果が出るまでには相応の年数がかかる」という意味ですが、実はこのことわざには、続きの句が存在するってご存知? この諺「ももくりさんねんかきはちねん」の由来や類語、英語表現などをまとめて紹介します。

桃栗三年柿八年の読み方

「桃栗三年柿八年」は、「ももくりさんねんかきはちねん」と読むことわざで、江戸時代のかるた遊びが源流となっている言葉です。

桃栗三年柿八年の意味

(c)Shutterstock.com

植えてから実を結ぶまでに、桃と栗は3年、柿は8年かかることから、「何事にも結果が出るまでには相応の年数がかかる」という意味を持っています。

物事が成就するまでの時間の長さを、桃・栗・柿が収穫できるようになるまでの時間に例えたことわざです。

単に年月を表すものではなく、「結果を出すまでに必要な相応の時間」という意味合いで、すぐに結果が出ないからといって、簡単に諦めてはいけないという、励ましの言葉として使われることも。

ちなみに、このことわざで使われている収穫までの期間は適当なものではなく、実際に収穫までにかかる年数とされています。

桃栗三年柿八年の類語

石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)

「辛くても我慢強く耐えていれば、いつかは必ず成功する」という意味があります。

冷たい石の上でも、長い間座り続けていれば温まってくることから、最初はつらくても辛抱すれば報われることのたとえとして用いられます。ここでいう「三年」は、具体的な年数ではなく、「長い期間」という意味で使われます。

待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)

悪天候が続く航海の様子を悪い状況にたとえたことわざで、「悪いことが続いていても、待っていれば良い日がやってくる」という意味です。

継続は力なり

「わずかなことでも、続けて行えば成果となってあらわれる」という意味があります。

桃栗三年柿八年の由来

桃栗三年柿八年は、江戸時代に作られたとされる『尾張(大阪)いろはかるた』の読み札が由来となっています。

いろはかるたは、江戸時代後期に始まったといわれるカルタの一種で、江戸や上方、尾張など地域によって内容が異なります。ことわざや教訓が用いられた絵札で、お正月などに遊ばれていました。

『尾張(大阪)いろはかるた』ので始まる言葉に「桃栗三年柿八年」が選ばれ、多くの人に広まったとされています。

桃栗三年柿八年を使った例文

(c)Shutterstock.com

入社してすぐに結果を出すなんて難しい。桃栗三年柿八年というから、地道に努力していこう

新卒で入社した会社や、転職で新たなスタートを切るときなどは、つい張り切ってしまうものですよね。特に転職の場合は、早く成果を出そうと焦ってしまうこともあるかもしれません。

すぐに結果が出ないからといってマイナス思考にならずに、諦めずにコツコツ努力していこう! と前向きな気持ちを切り替えるときなどに使います。

仕事でなかなか成果が出ないときに、上司から「桃栗三年柿八年だから、焦らず頑張ろう」と声をかけてもらった

自分を励ます時はもちろん、部下を励ますときなどにも使えます。

「いつかできるようになるよ」といった抽象的な励ましよりも、桃や栗でも3年はかかるという具体的な年月がある方が、「その通りだ、頑張ろう」という気持ちになりやすいかもしれませんね。

夢を叶えるのは一朝一夕でできることではない。桃栗三年柿八年の気持ちを大事にしよう

たとえばサッカー選手になるという夢がある場合、なりたいと思ってすぐなれるものではありません。努力はもちろん、チャンスが巡ってくるかどうかは運によるところもあります。

向いてないからと途中で投げ出さず、長期的な目線で努力を続けることが大事ですね。

桃栗三年柿八年の英語表現

「桃栗三年柿八年」を英語で表現するときは、そのままpeachなどを使って英訳しても意味がちんぷんかんぷんになってしまうので、近い意味の表現をするのがよいでしょう。

Persistence pays off

「pay off」は「報われる」、「Persistence」は「粘り強さ」という意味があり、日本のことわざで「継続は力なり」と同じ意味があります。

it often takes time to bear the fruit of one’s actions

「fruit of one’s actions」で「実を結ぶ」、「bear」は「耐える」などの意味があり、「行動が実を結ぶには時間がかかる」というニュアンスになります。

桃栗三年柿八年には梨や柚子、梅が登場する続きがある?

(c)Shutterstock.com

「桃栗三年柿八年」には、実は続きが存在します。

続きの句は地域や時代によって違いがありますが、有名なのは「梅は酸い酸い十三年」、「柚子は大馬鹿十八年」、「梨の馬鹿目が十八年」などが挙げられます。

他にも林檎や枇杷(びわ)などが使われるものもあります。

馬鹿という言葉が使われているのは、「成果をあげるまで長い時間がかかる=馬鹿」という意味合いからです。

実際にこれだけの期間を必要とするわけではなく、梨であれば収穫まで4〜5年といわれているので、続きの句の年数は比喩として使われていると考える方がいいかもしれません。

桃栗三年柿八年と時をかける少女との関連は?

「桃栗三年柿八年」は、映像作品や楽曲の歌詞に登場することもあります。

ここでは、ドラマやアニメ映画など何度も映像作品化され多くのファンを持つ『時をかける少女』に関連する「桃栗三年柿八年」を紹介します。

1983年に制作された大林宣彦監督作品の映画『時をかける少女』では、挿入歌『愛のため息』で「桃栗三年、柿八年、柚子は九年でなりさがる、梨の馬鹿目が十八年」という歌詞が出てきます。

『時をかける少女』は、主人公が自分の戻りたい過去に戻れる“タイムリープ”という能力を持つという設定です。時間を超えるというストーリーにぴったりの歌詞ですね。

映画のワンシーンにもこのことわざが登場しますし、挿入歌として使われた筋肉少女帯の歌『愛のためいき』にも、ことわざが”続き”まで詩として丸っと使われ、登場しています。

時代を超えて愛される作品なので、この機会に触れてみてはいかがでしょうか?

最後に

「何事にも結果が出るまでには相応の年数がかかる」という意味の「桃栗三年柿八年」。仕事や受験勉強など、目標に対しての努力に疲れてしまったときは、このことわざを励みにするといいかもしれませんね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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