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2022.07.07

体外受精お休み周期。ネット検索する手が止まらない。夫婦で出した策は…<30代の不妊治療vol.104>

妊活歴が3年目に突入した主婦ライター・34歳クロサワキコの不妊治療体験レポ Vol.104。夫の精索静脈瘤の手術や人工授精、体外受精とステップアップを重ねていくなかで感じてきたリアルな本音をお届け。今回は、移植のことばかりを考えて検索がやめられなくなったときの話。

のびのび過ごすことの難しさ【30代からの不妊治療】

妊活を始めて3年。現在34歳の私の体験から、妊娠を考えているカップルにとって少しでも役に立つような情報をレポート形式でお届けします。

前回は、不妊治療の先輩から聞いたちょっと不思議な話をお届けしました。今回は、お休み周期に移植のことばかりを考えて検索がやめられなくなったときの話。

不妊治療のことを考えないようにしようとするも…

(c)Shutterstock.com

採卵後にきた生理の出血量が多かったせいか、私はひどい足のむくみと便秘に悩まされる日々を過ごしていました。

不妊治療の先輩でもある友人のトウコにアドバイスされた通り、久しぶりにカイロプラクティックのマッサージの予約を取って出かけたのですが、マッサージの先生には足を触った瞬間「うわ~ふくらはぎが丸太のように固くなっている。血流が滞ってるね」と驚かれるハメに。たくさん水分をとって、根菜をたっぷり食べて、体をどんどん循環させるようにアドバイスもされました。

しっかりゆがんだ骨格を調整してリンパの滞りをしっかり流してもらったら、驚くほど体が軽くなって、もっと早くくればよかったと思いました。ずーっとしんどい時間が続きすぎて、体中が凝り固まっていることに自分でも気が付かなかったのです。

しかし帰りの電車の中、スマホで「採卵後の流れ」や「移植前に気を付けること」など、これから自分の身に何が起こるのかをひたすら検索していたら、緊張でまた体が固まっていくのです…。やめればいいのに、もうクセになってしまってやめられなくなっている自分がいました。

移植前のお休み周期に検索魔になった夫婦

(c)Shutterstock.com

見なければいいのに、ネットやSNSで体外受精を経験した人たちの話を検索しまくるのは夫も同じで…。ある日、「これじゃいけないね!」と2人で話し合い、週末に不妊治療のことを考えない日をつくることにしました。

「ひとまず、毎週土曜日にしようか」

「そうだね。平日は仕事でパソコンを見ている時間も長いし、うっかり調べてしまいそうだし…」

「わかる。でもそれを言ったら、土曜日は休みだからってスマホを見ないわけじゃないから気を付けないと。頭の中が次の移植のことでいっぱいで、他のことが何も手につかなくなってるの」

「ボクもだよ。よくないよね。もう土曜はどこか、出かける予定でも入れちゃう? どうせ今だけのことだしそうしようよ。家にいて暇をするから検索魔になっちゃうんだよ。土曜は忙しくして気晴らししよう」

とはいえ、コロナ禍での夏休み目前…、オリンピックは延期になり、県をまたぐ遠出が許されない空気がまだ残っていた時期。後楽園のラクーアへいったり、東京湾のクルーズ船シンフォニーに乗って食事をしたりしながら、都内の近場でのんびり過ごしました。

週末なのにどこもすごく空いていてリラックスできました。そして何より“体外受精の移植のことを検索しない”というルールを決めたおかげで、メンタル面もだいぶ回復。徐々にいつもと同じ穏やかな生活を取り戻せました。

次の生理が待ち遠しすぎる…!

そわそわしながら、次のリセットを待つ日が続きました。私は今まで周期がズレないほうだったけれど、採卵明けのあの大量出血の生理から体はちゃんと元に戻っているのか、少し心配でした。そして、生理がきたら3日目から移植周期になる予定です。

だいたいこの日かな! と当てを付けていた日に、ショーツについたおりものに少し茶色い血液が混ざっている感じだったのですが、そこからなかなか来ないのです…。

採卵のときたくさんホルモン剤を使ったし、そのあともずっと緊張しすぎていたし、今までにないことがたくさんあったから生理周期が少しズレちゃっているのかな…。そんな気持ちでリセットのタイミングを待っていたときの話はまた次回。

これまでの記事▶︎不妊治療体験レポ

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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クロサワキコ

34歳・主婦ライター。妊活歴3年目。男性不妊の治療や人工授精に体外受精、ステップアップを重ねていくなかで感じた不妊治療のリアルな本音を発信しています。


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