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2022.06.30

胎内以前の記憶がある? 3歳の子が語った不思議な話<30代の不妊治療vol.103>

妊活歴が3年目に突入した主婦ライター・34歳クロサワキコの不妊治療体験レポ Vol.103。夫の精索静脈瘤の手術や人工授精、体外受精とステップアップを重ねていくなかで感じてきたリアルな本音をお届け。今回は、体外受精の採卵後のお休み周期に聞いたちょっと不思議な話。

体外受精のお休み周期。憂鬱な私を救ってくれたのは…【30代からの不妊治療】

妊活を始めて3年。現在34歳の私の体験から、妊娠を考えているカップルにとって少しでも役に立つような情報をレポート形式でお届けします。

前回は、不妊治療に対する考え方に悩んだ話をお届けしました。今回は、体外受精の採卵後のお休み周期に聞いたちょっと不思議な話。

赤ちゃんは雲の上から自分のママを見ているってホント?

(c)Shutterstock.com

体外受精で9個の採卵、そして胚盤胞へ7個が成長したあと、卵巣が腫れているとの理由で1周期スキップすることになった私。

ひと段落ついたこの時間は、鬱々とした日が続いていました。原因は、いつまで続くかわからない妊活のストレスと、廃棄の運命を辿ってしまった2つの卵について、“胚盤胞へ培養”という判断をしていなければこうはならなかったのかなという後悔が生まれてしまったこと。

採卵のときのホルモン剤の自己注射はあんなに頑張れたのに。意外なタイミングでやってきたバイオリズムの激下がり状態からなかなか抜け出せずにいた時、学生時代からの友人、トウコから「たまにはお茶でもいこう」と連絡がありました。

トウコはもともと子宮に筋腫があり、それが原因かどうかはわからないけれど不妊になってしまい、体外受精をして2人のお子さんを授かりました。たまに近況を連絡し合う程度だったのですが、落ち着いたタイミングを見計らってわざわざ連絡をくれたのです。

不妊治療の先輩でもある女友達とカフェでおしゃべり

(c)Shutterstock.com

コロナ禍で人に会う機会が減っていたので、久しぶりに友人に会えるのはとても嬉しい気持ちでした。外出といえば、病院と家の往復か近所の買い物くらいだったので、ウキウキしながらテラスがあるカフェで待ち合わせ。平日の昼過ぎということもあり、混雑もなくのんびりとお茶をしました。

トウコ「7個も胚盤胞できたなんてよかったじゃん」

「妊活をはじめたころは、こんなにステップアップするなんて思ってもいなかったけれど、あっという間だったよ。でも最近ちょっと元気なかったんだ。だから誘ってくれて嬉しかった」

トウコ「燃え尽き症候群じゃないけれど、けっこう採卵のあとってそんなもんだよ。疲れとストレスが溜まってるからさ、マッサージとか最近行ってる?」

「採卵は毎日が必死で、もうマッサージどころじゃなかったな」

トウコ「そうだよね、わかる。でも案外のんびり構えていればうまくいくもんよ」

「不妊治療ってのんびり構えることが難しくない? それにしてもトウコはケイくん(長男5歳)とジョーくん(次男1歳)、2人も体外受精で産んで頑張ったよね」

すると、友人のトウコは「実はケイ(上の子)1人で十分と思っていたんだけど~」と切り出し、ちょっぴり不思議なお話をしてくれたのです。

息子が突然、空の上にいたときの話をしてきた…

(c)Shutterstock.com

トウコ「ケイが3歳くらいの時だったかなぁ、お風呂から上がったタイミングでいきなり『赤ちゃんが、そろそろ来たいって言ってるよ』って言ってきたの」

「え!? どういうこと!? 怖い話?」

トウコ「って思うよね。私も一瞬、思考が止まっちゃって。聞き返したら『僕はお空の上にいてママのことを見ていたときに、もう一人ママのところに行きたいって言っている子がいたんだ。僕が先に行ってるから少ししたらおいでねって言って、そのときの子がそろそろ来たいんだって』って言ってきて、突然すぎて私もびっくりしちゃって!」

「それは鳥肌立つね」

トウコ「でしょ~! そのときいきなり一方的に言われたからこっちが焦っちゃって。あとからもっと詳しく聞こうと思っても、なんかグズっちゃったりしてうまく話を聞き出せなかったんだよね」

「そんなことあるんだねぇ。たまに胎内記憶みたいな話は聞くけれど、胎内以前の記憶だよね」

トウコ「そうなの。いきなり言い出すからびっくりしちゃったのよ。たださぁ、私の場合は(採卵したときに)ふたつ凍結してて、ひとつ目でケイ(長男)が誕生したから、もうそれで十分幸せ! 満足! って思ってたんだけど、もうひとつ残ってる凍結胚をどうするかで悩み続けてて、ずっと結論が出ないから毎年更新料を払って保管の手続きしててさ。ケイの話きいたらふと、移植してみようかなっていう気になって、夫とも『廃棄してしまうより、それでダメだったら諦めつくね』って話して戻したらジョー(次男)が誕生したのよ~」

「え~! すごい。ジョーくんまだ1歳だよね。おしゃべりできるようになったら聞いてみたいね」

トウコ「ね! そう思って夫も私もジョーがまたいつかケイみたいにいつかいきなりお空の上時代のことを話してくれる日がきたら、今度は落ち着いていろいろ聞いてみたいなって思ってるんだ」

「お空の上か! ということは、生まれてくる前の魂って受精卵に宿っているわけではないのかな…」

トウコ「お空の上にいるみたいよ!」

「実はさ、胚盤胞に培養する途中で、発育が止まっちゃった卵とグレードの関係で廃棄になっちゃった卵がふたつあったんだ。培養しないほうがよかったのかなって…。後悔じゃないけれど、生まれてこれたかもしれなかった子どもの可能性を消してしまったような気持ちになって、ギューっと胸がつぶれちゃいそうな気持ちになる時間があったの…。最近…」

トウコ「そうだったんだ」

「うん」

トウコ「キコのベビーはお空の上でキコのおなかに宿るの、スタンバイしてるよ、今ごろ!」

テラスからは澄んだ青空が見えていました。まるで映画のワンシーンのような綺麗な空。スーッと心が癒やされました。

ネットで調べてみたら「上からママを見ていた」という話をしている子どもはほかにもたくさんいるようで、めずらしいことではない様子。スピリチュアルなことはあまり信じない方だけど、この時は友人の話に心が救われました。

トウコ「不妊治療とかでさ、心が弱っている隙を狙って悪い人もいっぱい近づいてくるからね! 壺とか売りつけられないように気をつけてよ~(笑)」

「トウコに『いまこの壺を買えば子どもが生まれるよ』とか言われたら壺でも何でも買っちゃいそう(笑)」

不妊治療って本当にちょっとしたことでメンタルが崩れるので、友人の言う通り、こういうときに悪い人に近寄られたらいろんな意味で危ないなぁと感じました。

大人になってからもたまに会って、こういう話ができる関係のトウコ。学生時代の友人って本当に大切にしないと、と思いました。次回はお休み周期に夫と治療方針について相談したことをお話したいと思います。

これまでの記事▶︎不妊治療体験レポ

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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クロサワキコ

34歳・主婦ライター。妊活歴3年目。男性不妊の治療や人工授精に体外受精、ステップアップを重ねていくなかで感じた不妊治療のリアルな本音を発信しています。


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