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2022.04.09

自分の会社の正しい言い方とは?「自社」「弊社」などの違いも紹介

自分の会社の呼び方について、意識したことはありますか? へりくだる場合は「弊社」、丁寧に言う場合は「当社」など、場面に応じた使い分けが求められます。そこで今回は、自分の会社の正しい言い方を解説! 相手の会社を指す「御社」「貴社」の違いも紹介します。

自分の会社の言い方とは?

(c)Shutterstock.com

仕事をしていると、様々な立場の人と会話するため、言葉遣いに気を配る必要があります。しかし、場面に応じて、自分の会社を正しく表現するのは意外と難しいもの。そこで今回は自分の会社の正しい言い方を解説していきます。使い方も例文とともに紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

4つの言い方

自分の会社を伝える表現は主に「我が社」「弊社」「当社」「自社」の4種類があります。どれも「自分の会社」を指しますが、場面に応じて使い分けが必要です。

4つの意味・使い分け

ここからは、「我が社」「弊社」「当社」「自社」の使い分けを細かく解説していきます。

1:「我が社」

「我が社」という言い方には、尊敬やへりくだりの含意がありません。そのため、一般的には対等な立場の相手に使います。自分の所属を意識させ、団結力が求められるような場面で用いられることが多いです。

また「我が」は、「そのものに対して、関係が深く、親しみや誇りを感じている様」を表す言葉であるため、団結力を強調するような効果があります。そのため、責任のある立場の人が行う、社内での報告会や演説などの場面で耳にすることが多いでしょう。

2:「弊社」

「弊社」は、自分の会社のへりくだった言い方です。相手を上げ、自分の会社を下げる表現に当たります。もともと「弊」という字は「ついえる」「物が破れてぼろぼろになる」という意味です。そうした言葉のイメージからも分かるように、「弊」を自分に関することに添えることで、謙遜を示すことができます。

「弊社」は、相手に丁寧な印象を与えることができる言い回しのため、社外の人に対して使うのが一般的です。また、自分の会社を下げる意味合いがあるので、社内の人との間で使うのは適切ではありません。

3:「当社」

「当社」は、自分の会社を言いたいときに用いる丁寧語です。謙譲語にあたる「弊社」のように、へりくだった言い方ではないため、自分を下に見せる必要がない場面に使います。例えば、自分の会社の業績をアピールする場面では、わざわざへりくだる必要はないため「当社」がおすすめです。

ちなみに「当」という字には「この、その、現在の」という意味に加えて、「今話題にしている」という意味があります。そのため「当ホテル」「当案件」などのように、接頭語として用いられる場合は、話題の渦中にあるものを指し示すことが可能なのです。

4:「自社」

「自社」は、自分の会社を指す丁寧な表現です。尊敬や謙譲の意が無い言葉で、「当社」と同じ丁寧語です。ただ、「当社」の方が「自社」よりも丁寧な言い方になります。「自社」は上下のないフラットな言葉であり、一般的には社内の近しい人間同士の間で使われます。一方で、取引や交渉などの場面には向かない表現だともいえるでしょう。

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使い⽅を例⽂でチェック

「我が社」「弊社」「当社」「自社」は少しずつ意味が異なるため、シーンに応じた使い分けが必要です。ここからは、それぞれの言葉の使い方を例文とともに解説します

1:「我が社の強みは、誰にも負けないその技術力だ」

「我が社」は、社長や役員などの地位にある人が「自社に対する誇り」を表現するために使うのが一般的です。「我が」という言葉からも分かるように「自分の、自分達の」といったニュアンスが込められるため、若手社員などは使わない方が無難でしょう。

2:「この度は弊社へのご来訪、誠にありがとうございます」

「弊社」は、上述したように相手の立場が上になる場面で用いられます。例文は、相手に足を運んでもらったため、相手の立場を上げる必要がありますね。このような場面の他にも、他社へお願いをしたり、取引相手に何かしら迷惑をかけてしまったりしたときに「弊社」を用いて、へりくだります。

3:「まずは当社の新企画について、ご確認ください」

「当社」は丁寧語なので、社外ではなく社内で使用するのが一般的です。例えば社内セミナーや会議などで、「自分の会社」を表現したい時に「当社」を使います。クライアントに説明をする場合は相手への敬意を込めて「弊社」を用いますが、へりくだる必要のない場面では「当社」と表現しましょう。

4:「自社製品に関する問い合わせは、20時まで受け付けております」

「自社」は「自社製品」や「自社株」など、「自社○○」という形で使われるのが一般的です。また「自社」単体で用いる場合は「当社」よりも丁寧さに劣りますが、その分距離の近い人との会話で用いられることが多いでしょう。

相手の会社の言い方は?

ここまで、場面に応じた自分の会社の言い方を確認してきました。しかし、働いていると当然相手の会社を呼ぶ機会も多くあります。そこで最後に、相手の会社の代表的な言い方である「御社」「貴社」を挙げ、その違いを解説していきます。

1:「御社」

「御社(おんしゃ)」は、相手の会社を表す尊敬語です。主に話し言葉として用いられます。例えば、面接や電話などで相手の会社を口に出して呼ぶ際には「御社」と言うのがマナーです。「御社」=話し言葉、という認識を持つようにしましょう。

また「御」という字は、「御身」や「御意」といった言葉からも分かるように、敬意を表す接頭語の役割を持っています。そのため「御社様」と、わざわざ「様」を重ねる必要はありません。

2:「貴社」

「貴社」は、相手の会社を表す尊敬語です。主に書き言葉として用いられます。書き言葉であるため、相手と顔を合わせた状態で「貴社」と口に出すことはありません。つまり、「御社」が話し言葉、「貴社」が書き言葉、という使い分けがあるということです。

「御社」と「貴社」の使い分けは、聞き取りやすさが関係していると考えられています。というのも「貴社」には「記者」「汽車」「帰社」など複数の同音異義語があるためです。「貴社」と口に出した場合、他の語と混同して聞き間違えが生じる可能性があります。そのため、話し言葉では「御社」が用いられているのです。

最後に

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今回はビジネスシーンで必須になる、自分の会社の言い方を解説していきました。「我が社」「弊社」「自社」「当社」それぞれの使い分けに加え、「御社」「貴社」の使い分けもきちんと把握した上で、これらの言葉を使えるようにしましょう。そうすれば、相手や自分の周りにいる人に不快な思いをさせることなく、スムーズな会話ができるはずです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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