独身女性はどのくらいいる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人にあなたは独身女性ですか? と質問したところ、約9割近くの方がはいと回答しました。
今回はそんな多くの未婚女性にアンケートを依頼し、独身女性によく見られる特徴や悩み&結婚するためにできることなどを調査してみました。現在、結婚することに対して迷いや不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
独身女性の特徴を解説
結婚したい気持ちはあるけれど、気付いたらもうそろそろいい年齢…。もしかしたら、自分から出会いを遠ざけてしまっている可能性もあるかもしれません。自分が結婚できない原因になっていないか、独身女性の特徴をチェックしてみましょう(あくまでもアンケート結果で得られた傾向となります)。
仕事好き
プライドを持って仕事をしている女性は素敵です。ですが、あまりにも仕事一筋になってしまっては、結婚のための出会いが少なくなるのも納得です。休日返上で仕事をするのも当たり前で、なかなか自分の自由な時間がとれないようではプライベートを充実させるのも難しいですね。
時間は作るもの。出会いが自然にやってこないのなら、自分から作るしかありません。
「キャリアウーマン」(30代・埼玉県)
「仕事がとても出来る」(30代・愛知県)
「仕事が大変で恋愛どころではない」(30代・岡山県)
「仕事が忙しそう。一人の時間が充実している」(30代・京都府)
「仕事に夢中」(30代・宮崎県)
「仕事をバリバリしている」(30代・愛知県)
「仕事熱心」(20代・福岡県)
「資格を持っていて、誰よりも仕事が出来る」(30代・石川県)
自立している
どんなことでも一人でこなしてしまう女性は、周囲から立ち入る隙がないと思われている可能性が。どんな男性でも少なからず女性に頼りにされたい! 好きな人を守りたい! と思っているもの。時には男性を頼ったり、ちょっとした隙を見せたりするのもいいかもしれません。
「パートナーがいなくても楽しそう、収入が十分にある。趣味が多い」(30代・福岡県)
「何でも1人で出来ちゃう女性」(30代・沖縄県)
「自分をしっかり持っていて、コロナ前は、海外ボランティアに行ったり、旅行にあちこち行ったり仕事もどこでも働けるタイプの人。恋愛面でも自分の意識を高めてくれるタイプの人と付き合っていることが多く、アクティブで依存しないタイプ」(30代・千葉県)
「一人で生きていけそうな強い女性たち」(20代・石川県)
「一人の方が気楽。自分の為にお金をかけたい。一人でも生きていく位の稼ぎがある」(30代・埼玉県)
「余裕がある」(30代・東京都)
趣味がある
特にアラサー世代の独身女性は仕事にも余裕がでてくる時期。料理、読書、運動、音楽、旅行など趣味の種類は幅広く、日頃のストレス発散にもぴったり。
没頭している趣味に熱中してしまい、恋愛する時間を疎かにしてしまっている可能性も。時間の使い方を見直して、自分からさまざまな人との交流できるタイミングを作っていきましょう。
「趣味を満喫している」(30代・京都府)
「自分の趣味がある」(30代・岐阜県)
「私生活が充実している」(30代・愛知県)
「人生を楽しんでいる」(30代・沖縄県)
「独身を謳歌している人、キャリアウーマン、趣味に生きる人」(30代・東京都)
ひかえめな性格
タイプの男性と出会っても、自分から一歩踏み出せず交際に発展しなかったり、進展があってもすぐダメになってしまったり。そんな、うまくいかなかった経験があるのなら、しっかり分析して次に活かすことが大切です。
過去問をたくさん解いて傾向を学んでいく受験同様、自分の好きになる相手のタイプを理解して、どこでうまくいかなかったのか、相手は何を求めていたのかをしっかり考え克服していくといいでしょう。
「積極的でない子」(20代・東京都)
「内向的」(20代・新潟県)
「地味な」(30代・岩手県)
「インドア」(20代・東京都)
「真面目」(20代・岩手県)
「人見知り」(20代・兵庫県)
素敵な女性
容姿端麗でみんなから一目置かれている女性は、いくつになっても女性らしさを忘れず自分磨きも怠りません。そんな美しさから少し高嶺の華のような存在になっている場合も。
もしくは、ひとりの男性とは決めずに色んな男性と遊びたいという思考に至る女性もいるかもしれません。その容姿で生まれたチャンスを盛大に活かし遊ぶのもよいかもしれませんが、落ち着きたい時期を決めておかないと婚期を逃してしまうこともあります。
「可愛い、優しい、少し変、女子校育ち」(20代・埼玉県)
「美人」(30代・埼玉県)
「綺麗で自立している」(30代・大阪府)
「可愛い。女性らしい。美意識高そう」(30代・愛媛県)
「まだ若いギャルっぽい人」(20代・神奈川県)
「若い」(20代・岩手県)
こだわりが強い
ひとりで過ごしてきた時間が長いと、自分ルールも多くなります。そうなることで、気が強い、あまのじゃく、こだわりが強すぎるなど、苦手意識を持たれてしまう可能性もあります。
男性が結婚を決意するには、優しさや家庭的な雰囲気があるかどうか、というのも大切なポイント。もし、結婚したい気持ちがあるなら自分の性格を見直すことも必要かもしれません。
「家庭向きではない人だから」(30代・北海道)
「こだわり強すぎる」(30代・京都府)
「妥協しない」(30代・愛知県)
「理想が高すぎる」(30代・滋賀県)
「軽々しく声がかけられるタイプではない。警戒心が強め」(30代・千葉県)
出会い・結婚願望がない
現在は以前より、結婚=幸せという考え方だけでなく、結婚願望がない女性も少なくありません。職場や普段の日常生活で出会いがないことから恋愛に発展することも少なく、興味がわかないなどの意見もあがっています。
どこでどんな出会いが転がっているかはわからないので、いつ運命の人と出会ってもいいように清潔感や明るさを大切にしましょう。気になる人が現れれば、結婚願望が高まることがあるかもしれません。
「そもそも結婚したいと思っていない」(30代・東京都)
「結婚に興味がない」(20代・北海道)
「彼氏はいるが結婚したくない」(20代・山形県)
「出会いがない」(20代・神奈川県)
「彼氏もいない人が多い」(20代・神奈川県)
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独身女性が抱える悩みとは?
独身だって楽しいのよ! 若いときはそんな気持ちで好きなことを楽しんできても、アラフォー世代になると独身ということが悩みに直結する場合も。悩みに押しつぶされ感情的にならないように、今からできることを始めてみましょう。
将来・老後について
独身の若いうちにある程度貯金をしておけば、お金の心配はいらないだろうという考えは間違い。独身の場合、頼れる人がいないので、老後資産は自身で工面する必要があります。計画性を持ってお金を使うなど、今後必要な資金を計算しておかないと老後悲惨な状態に。
まだ先になると思いますが、終活やお墓、お葬式についてなど、若いうちから知識を蓄えておくといざというときに役立つかもしれません。
「老後」(20代・岩手県)
「将来、老後のこと。住む場所。出産」(30代・千葉県)
「将来が不安」(30代・東京都)
「将来の住居問題、年金問題など」(30代・東京都)
「将来の身寄り」(20代・愛知県)
「将来孤独になってしまうこと」(20代・長崎県)
孤独感・不安を感じる
周りが家庭を持ち始めると、急に孤独感を感じ、気持ちが不安定になることもあるでしょう。早めに自分らしい生き方を見つけて、心を豊かにしましょう。
幸せな人を妬んだり嫌いになってしまう前に、趣味や一緒に楽しい時間を共有できる友人を探し始めるアラフォー世代も多いようです。
「一人でいること」(20代・愛知県)
「孤独感」(20代・福井県)
「一生独身ではないかという不安」(30代・青森県)
「遠い将来に孤立すること」(30代・岡山県)
「正解がない事」(30代・愛知県)
「病気になったときに孤独」(30代・千葉県)
「孤独死になってしまうかもしれない恐怖」(20代・神奈川県)
結婚について考えさせられる
友人が家庭を持った様子をSNSで見たり、出産するなど幸せな報告を見て気持ちが焦ってしまい、結婚を視野に入れる独身女性もいます。彼氏は? 結婚はまだ? など周りからの圧力にうんざりしてしまうこともありますよね。
いつも一緒に遊んでいた友人も、いつの間にか恋愛していて結婚することに、なんて先手をとられることも。そんなときは、自分自身にも結婚する必要性があるのかを真剣に考え始めた方がよいかもしれません。
「結婚できるかどうか」(30代・京都府)
「結婚や出産に関する焦り」(20代・長野県)
「周りが結婚していって取り残されたような感覚になること」(20代・北海道)
「周りに取り残されていく様な焦りと、出産の年齢に対する心配」(30代・千葉県)
「結婚を強制されること」(20代・青森県)
「結婚願望があまりない・面倒くさがり」(30代・埼玉県)
「彼氏がいなくても特に不自由しないところ」(30代・大阪府)
「30代でも独身の方が多くいて、彼氏がいなくても不自由なく生活出来ている為、結婚したいと思わない事が悩みなのかなと思う」(30代・石川県)
理想が高い
老後の不安から、年収や年齢など相手に求めることが多くなってきてしまっている恋愛は、マイナスな方向に進んでしまいます。凝り固まったプライドのせいで、男性は若い子が好きなんでしょ… と男性を敵視してしまうことも。
自分に合った男性と結ばれるためには、一緒にいてリラックスできる相手を恋人にするといいでしょう。 理想と現実のギャップを埋めることも必要です。
「理想が高い。一人で生きていける強さがありすぎる」(30代・愛媛県)
「理想が高くなる、妄想しがちになる(現実が見れない)」(30代・大阪府)
「理想の人に出会えないと思っている」(30代・千葉県)
恋愛をしたいがうまくいかない
結婚を意識しすぎて恋に臆病になってしまうケースも。しばらく恋愛をしていないせいで恋愛に消極的になっていたり、自分なんてもう賞味期限切れだ… と嘆いてしまうネガティブな思考はできるだけ断ち切りましょう。
変な駆け引きをすると空回りしてしまう可能性も考えられるので、素の自分で真っすぐに向き合う恋愛ができると気持ちも楽でしょう。
「恋愛が長続きしない」(30代・宮城県)
「恋愛できない、結婚したいけど相手がいない」(30代・神奈川県)
「年齢がいくにつれ出会いの場がなくなっていく! 次第に異性と知り合うきっかけがなくなっていってる」(30代・愛知県)
「出会いが少ない」(30代・埼玉県)
独身女性が結婚するためにできること
ひとりの時間が長すぎるため、結婚にむけて常日頃からどんな心掛けが必要なのか理解できていない場合も。もしかしたら、これが原因で結婚できないのかも… という共通点に気付いてもらうべく、善後策を紹介します。
家族に依存しすぎない
長期間彼氏がいない独身女性は家族と仲良しという傾向が。
家族への依存度が高い女性は、アラサー、アラフォーでの実家暮らし率も高いと言います。母子依存や家事能力低下など、いろんな意味で心配される部分が多くなってしまったり、さらに、結婚や恋愛に対する切実な希求心の低下が懸念材料にもなってしまう可能性もあります。
白馬の王子がいると信じ込み過ぎない
自分磨きに励んでいる独身女性の多くが、自分に釣り合う白馬の王子様を待っている傾向にあるかもしれません。勤務先はそこそこで、優しくて、容姿もそこそこで… と望んでいて、それが普通だと思っています。
周囲は、それに対して高望みしすぎと思いながらも、年齢が上がってくると注意してくれる人がいなくなってしまい、ますます孤立してしまう場合が。打開するには、ある程度の収入やルックスを持っている男性と深い仲になってみるといいかもしれません。
結婚を嫌なことから逃げるための選択肢にしない
何かから逃げるために恋愛を選ぶのは、プラスにはならないということ。とりわけ、仕事から逃げたいがために恋愛を求めてはいけません。もし自分が男性だった場合、そんな焦燥感に満ちた女性と付き合いたいでしょうか?
よほどのブラック企業でない限り、仕事は逃げなければ自分に対して金銭というメリットをもたらしてくれます。仕事は仕事でしっかり頑張った上で、この人いいかも… という男性と恋愛することが、遠いようで幸せへの近道になるのです。
アラフォー・独身・彼氏ナシ女にならないために、今からできる対策法
結婚のメリット・デメリットをよく考えて
今回は、独身女性の特徴や悩み、結婚に向けてできることを紹介しました。
結婚に期待を膨らませている方は、早めに自身の改善点の見直しや、出会えるための手段を見つけてみましょう。新しい挑戦をすることで一皮むけた新たな自分に出会えるかもしれません。
ですが、結婚しないことも選択肢のひとつ。婚期が遅れてしまうと焦ってしまう気持ちもよく分かりますが、メリットやデメリットをしっかり考えてみましょう。
みなさまが、ノンストレスで暮らせる幸せな生き方ができますよう祈っています。
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