「芙蓉蟹」はどんな料理?
中華料理屋さんに行くと、メニューには難しい漢字がずらり…。頼んでみてから「この料理だったのか!」と気がつくことも。
今回はそんな読み方が難しい中華料理の中から、「芙蓉蟹」を紹介します。何の料理かわかりますか?
答えは「かに玉」
芙蓉蟹はいわゆる「かに玉」のことです! “フーヨーハイ”と読みます。
日本でよく食べられているかに玉といえば、ほぐした蟹の身や野菜を卵で包んで甘酢餡をかけたものが一般的。しかし本場中国の芙蓉蟹は「芙蓉(フヨウ)」という白い花をイメージしたもので、卵白を使って作るため見た目は真っ白なのだそう。ちなみに、かに玉をご飯にかけて食べる“天津飯”は日本で生まれた料理で、中国ではポピュラーではないんです!
また、芙蓉蟹はインドネシアやオランダ、イギリス、アメリカでもその国独自の作り方や味付けで楽しまれています。例えばインドネシアでは蟹の他に人参、モヤシ、キャベツなどが使用され、トッピングでグリーンピースをのせることが多いそう。中国の料理はたくさんの国に広まって楽しまれているんですね♪
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難しい中華料理の漢字をサラッと読めたらかっこいいですよね。ぜひ友人や家族とシェアしてみて!