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BEAUTY

2021.10.20

〈自己肯定感低めの人の生態3〉マウントをとる人は自己肯定感が低めな人!【心理カウンセラー監修】

恋愛の相談をしていたら、「私、彼氏とケンカしたことないからさ〜。○○ちゃんの気持ちわからないや」と友人からの唐突なマウント。え、今それ言う必要あった? と思わずイラッ。マウンティングしてくる人のメンタルを人気心理カウンセラー山根洋士さんに伺いました。

「メンタルノイズ」カウンセラー 山根洋士

マウンティングする人は「自己肯定感低めの人」

>>これまでの記事はこちら

職場や周りにマウンティングしてくるイヤ〜な人っていませんか?

些細な日常会話をきっかけに、

「定時で帰れるの羨ましい。私は今重要なプロジェクト任されてて帰れなくて大変」

「私、彼氏とケンカしたことないからさ〜。○○ちゃんの気持ちわからないや」

などと、「あなたより私の方が格上よ!」と勝手につっかかってきます。

(c)Shutterstock.com

そもそも「マウンティング」とは、元々は自分の優位性を示すために相手に馬乗りになるといった動物の行動を指す言葉でした。それが2014年のテレビドラマで使用され流行語になり、以来人間にも使われるようになったのです。

されるとイラッとするマウンティング。上から目線な言葉の裏には「自己肯定感の低さ」が隠れています。

今回は自己肯定感低めの女子の生態その3として、「マウンティング女子」を紹介します。

「マウンティング」は自己肯定感の低めの人の反応パターンのひとつ

(c)Shutterstock.com

自己肯定感とはありのままの自分でいいという感覚のこと。

自己肯定感の低さは様々な反応パターンとなって現れます。例えば、他人と比較してしまったり、自信が無かったり、といった反応は想像がしやすいですよね。

実は、今回のマウンティングもその反応の中のひとつ。

自己肯定感の低さがそのままそのまま素直に行動に出るタイプの人、低さの裏返しに自信があるように振る舞うタイプの人など、自己肯定感低めの人の反応には3パターンあります。

それぞれのパターンを簡単にみていきましょう。

自己肯定感低めの人の3つの反応パターン

(c)Shutterstock.com

◆順応反応タイプ

自己肯定感の低さが、そのまま素直に行動に出るタイプ。リーダー的なポジションはできるだけ避け、自分より他人を優先しがち。そのため、本当に欲しいものが手に入れられず、物事を心から楽しめないことも。ストレスが溜まりやすいタイプ。

◆逆転反応タイプ

自己肯定感の低さが相手に悟られないように、逆の行動に出るタイプ。過剰に自信があるように見せたり、ブランド物が異様に好きだったり。人に弱みを見せるのが苦手で、完璧な自分を振る舞おうとします。

周囲が求めている以上にちゃんとしようとしてしまい、無理をしてしまうといった面が出ることも。

◆抵抗反応タイプ

自分の自己肯定感の低さが認められず、抵抗するような態度を取ったり、他の人に攻撃的になったりするタイプ。人がミスすると過剰に指摘したくなったり、SNSのコメント欄で自分の方が優れていると過剰にアピール&リプライ。自分に余裕がなく、疲れやすいタイプです。

マウンティングはこの中の、抵抗反応タイプです。逆転反応タイプと抵抗反応タイプは一見似ているのですが、抵抗反応タイプの行動はカウンター型なのが特徴。相手の言動に反応して、つい攻撃的な態度をとってしまうのです。

もしマウンティング女子に遭遇してしまったら?

(c)Shutterstock.com

マウンティングの最大の対処法は、ズバリ「スルー」すること。身もフタもないようですが、これが鉄則です。万が一にも「マウンティングするのは自己肯定感が低めの証拠」などと相手に指摘をしてはいけません。図星をさされるのは、誰だってイヤなもの。言ったが最後、要らぬケンカになるだけです。

逆に、マウンティングしてしまった人も言ってしまった自分自身に「スルー」です。なんでやってしまったんだろう… と自分を責めるのは自己肯定感的にもNG。自己肯定感がますます下がる原因になります。

「ついやっちゃうよね〜」でスルー。自分の中の抵抗反応が出てしまったんだな、と客観的に気づけるようになるだけでマウンティングの回数は減っていきます。

* * *

山根洋士先生の著書「自己肯定感低めの人」のための本(アスコム)が発売中。自己肯定感や心のノイズについて知りたい方はチェックしてみてくださいね。

「自己肯定感低めの人」のための本(アスコム)

TOP画像/(c)Shutterstock.com

お話を伺ったのは… 心のクセを直す「メンタルノイズ」カウンセラー 山根洋士(やまね・ひろし)

これまでに8000人以上の悩みを解決してきた心理カウンセラー。

両親の離婚、熱中していたスポーツの挫折、就職の失敗などを経てノンフィクションライターとして成功をつかむものの、激務でダウン。過労死寸前まで追い詰められ、入院生活を送る中で心理療法と出会って人生が激変。「なんのために生きるのか」を模索した末に、心の風邪薬のようなカウンセリングを提供したいという想いから、カウンセラーになる。

心理学だけでなく、数多くの経営者やプロスポーツ選手、芸能人等への取材経験、AIやロボット工学、脳科学などを取り入れた、メンタルノイズメソッドを開発。実践中心のカウンセリングで一線を画す。

カウンセリングには、著名な精神科医やスピリチュアリスト、占い師などに相談しても結果が出なかった人が殺到。すぐに実践できるワークと、論理的なセッションで好評を博している。

メンタルノイズ心理学 山根洋士公式YouTubeチャンネル

山根洋士@メンタルノイズ心理学 公式Twitter


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