今更聞けない正しいテーブルナプキンの使い方
デートや会食でレストランへ行った際、意外と気になるのがテーブルナプキンの使い方。自信を持ってテーブルナプキンを正しく使う為に、これだけおさえておけば大丈夫!
テーブルナプキンの使い方を、気をつけたいポイントとともに紹介します。
テーブルナプキンを広げて膝にかけるタイミングは?
レストランに行くと、テーブルの上にはカトラリーとナプキンが用意されている… そんなシーンで意外と困ってしまうのがナプキンを広げるタイミング。まずはこのタイミングにもマナーがあるということをお伝えします。
席に着き、いきなり広げて膝の上にのせるのは「早く料理を出せ!」というような意味にとられてしまいます。スマートな大人のタイミングは、席に着きメニューを見ながら注文が終わり、一緒に行った相手との会話を少し楽しみながら、落ち着いたタイミングで膝にかけましょう。「準備ができました」といった合図になります。また目上の方とレストランに行った場合は、なるべく目上の方がナプキンを広げて膝にかけるタイミングに合わせるのがスマートです。
テーブルナプキンのかけ方
テーブルナプキンは2枚に折り膝の上にかけて使用します。
時々レストランなどで首のあたりにかけて使用している方がいらっしゃいます。お子様は洋服に食べ物が飛んでしまう可能性がある為そのようにしても良いのですが、大人は膝にかけて使用するようにしましょう。
お食事が終わった後のナプキンの置き方
最後は食事が終わった後のナプキンの置き方についてです。
食事が終わった後は、簡単にナプキンをたたみプレートの右側に置く事がマナーになります。几帳面だと綺麗に角と角を合わせてしっかりたたみたくなる人もいるかと思いますが、写真のようなイメージで簡単に置きましょう。
いかがでしたか? 今更聞けない… と迷いがちなテーブルナプキンの使い方。大切なポイントを押さえておけば、自信を持って使うことができそうですね。記事で紹介したことを実践して、スマートな食事会に。
TWSA代表理事 二本柳志津香
社団法人テーブルウェアスタイリスト連合会(略称:TWSA)代表理事。
日本初の食器資格の創設者として、新聞・メディアへの登場多数。
大手企業をはじめとする広告・CM・書籍・雑誌・カタログなどの撮影を手がけるスタイリスト。国家資格商品装飾展示技能士(VMD)でもあり、ホテル・飲食店舗など様々な業種の店舗ディスプレイなどもデザインしている。