【目次】
・文句ばかり言う人の特徴や心理って?
・文句ばかり言う人への対処法
・文句ばかり言う人にならないためには
文句ばかり言う人の特徴や心理って?
自分本位
文句ばかり言う人は、自分本位な考え方をしている可能性があります。
何かとケチをつけ、横柄な態度でお店の人に文句を言ったり、店員を見下して敬語も使わず顎で使ったりと、「お客様は神様だ」と思っているようないわゆる「クレーマー」タイプ。
物事を自分中心で考えているので、周りのことまで考えが及んでいないのかも。
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満たされていない
自身の欲求が満たされていないとき、人は意地汚くなると言います。結果、人の悪口を言うようになったり、自己中心的な考え方になったりしてしまうことが考えられます。
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人のアラ探しばかりする
人のアラ探しばかりしている人も、文句が多い傾向に。
「アラサーの先輩で、後輩のアラ探しばかりしている人が職場にいます。まだ32歳くらいだったと思うんですけど、その姿はまるでオバサン! 顔を歪めて後輩に文句ばかり言っている姿は、とてもじゃないけど可愛いとは言えません。最近、役職に就いたのをいいことに、自分の直属じゃない部下にも偉そうでムカつきます。お局感って年齢じゃないのに。やっていることがオバサンくさいと、それだけで意地悪なお局にしか見えません」(26歳女性/IT)
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僻みっぽい
文句ばかり言う人は、ひねくれた考えを持っている人も多いようです。
僻みっぽい人は、「自分は誰よりも評価されるべき人間だ」というプライドを持っているので、他人が評価されることが許せません。ただ一方で、自分に自信がなく自己評価は低め。
評価されるべきだというプライドがあるにもかかわらず、自分自身ですら評価をしないがために「あの人は立ち回りが上手いから評価されているんだ」というようなひねくれた考えに陥ります。
また、こういった僻みの根底には「羨ましい」「私もああなりたい」というような嫉妬心があります。文句ばかり言う人は、こういった嫉妬心が強い傾向も。
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文句ばかり言う人への対処法
別の話を振る
『人は話し方が9割』の著者、永松茂久さんによれば、愚痴や悪口などが止まらない人には「別の話を振る」ことが有効だと言います。
「愚痴や悪口を言う人は、その話題で盛り上がることに快感を覚えます。自分が発したネガティブ発言に、周囲が呼応すればするほどエスカレートしていく。その意気を削いでしまえば、自然と収まっていきます。そのために、あえて『別の話題を振る』というのが、最も効果的です。『話が噛み合わない感じ』を、演出すればいいのです」(永松さん)
「その場では愚痴や悪口から話をそらすことが目的ですから、天気や食べ物、芸能ニュースなど、他愛のない話題でかまいません。これを繰り返していると、相手は、あなたのことを『愚痴や悪口に乗ってくれない、つまらない人』と認識するようになります。
そうすると、愚痴や悪口が早めに収まるだけでなく、その後、あなたには愚痴や悪口を言わなくなっていきます。
さらに、『別の話題を振る』ということ自体は小さなコツですが、結果的に、ネガティブ発言ばかりの人を遠ざけることができ、日常的な快適度が増します」(永松さん)
ダメなら逃げる
さらに永松さんは、逃げることは立派な選択肢だと言います。
「『悪口はできる限り、言わない、聞かない、関わらない』これが理想ですが、いつも素晴らしい仲間に恵まれた環境に身を置けるわけではありません。
高圧的に部下を支配しようとする上司、敵愾心むき出しのライバル、生意気な部下、町内会やPTA、コミュニティやママ友など、顔を合わすのも嫌な人たち。どんなに嫌いでも、そこに居なければならないといけないケースは少なからずあります。
そんな時は、『逃げる』というのは立派な選択肢です。
例えば、異動願いを出したり転職活動を始めたり、町内会やPTAと距離を置くことが必要でしょう」(永松さん)
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文句ばかり言う人にならないためには
愚痴や悪口を言わない友人をつくる
もし自分自身が「文句が多いかも」と自覚があるのなら、愚痴や悪口、文句を言わない人と一緒に行動することをおすすめします。
愚痴や不平不満、悪口を言わない人と一緒に行動することで、あなたも自然とそのようになることができます。ただし、相手を妬まないこと。そこは意識的に注意する必要があります。
自分の感情を分析する
例えば何か腑に落ちないことがあったとします。それをすぐに文句にして言うのではなく、なぜそう思うのかを考えるクセをつけてみましょう。
文句ばかり言って行動に移さなければ何も変わりません。なぜそう思うのか自分の感情に向き合えば、問題の根本に気づくことができるかもしれませんよ。
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