あなたの近くにもいるかもしれない「横柄」な人の特徴や心理、対処法までをご紹介

職場関係や友人関係で、周りの人に構わず「横柄」な態度を取る人はいませんか？「横柄」な人というと、自分勝手で、感じが悪いというイメージを抱くかもしれません。本記事では、「横柄」な人の特徴やその心理、また関わる上での対処法について解説していきます。

言葉

【目次】
・「横柄」の意味や読み方とは？
・「横柄」な人とは？
・「横柄」の類語や対義語にはどのようなものがある？
・「横柄」の英語表現とは？
・最後に

1 「横柄」の意味や読み方とは？
2 「横柄」な人とは？
3 「横柄」の類語や対義語にはどのようなものがある？
4 「横柄」の英語表現とは？
5 最後に

「横柄」の意味や読み方とは？

職場関係や友人関係で、周りの人に構わず「横柄」な態度を取る人はいませんか？「横柄」な人というと、自分勝手で、感じが悪いというイメージを抱くかもしれません。今回はこの「横柄」という言葉を取り上げて、詳しくご説明していきます。同時に、横柄な態度を取る人の心理や対処法についても解説。周りに該当する人物がいて悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

◆「横柄」の意味と読み方

まず「横柄」という言葉の意味をみていきましょう。「横柄」とは「いばって、人を無視した態度をとること」です。読み方は「おうへい」となります。一般的な言い回しとしては、「横柄な人」「横柄な態度」といったものが挙げられます。人を無視した態度は、明らかに無礼であり、無遠慮ですよね。そうした「いばって人を踏みつけにする態度」が「横柄」です。

「横柄」な人とは？

それでは「横柄な人」や「横柄な態度」とは、具体的にどのような内容を指すのでしょうか？その特徴や心理、対処法に迫ります。

◆「横柄」な人の特徴や心理

まずはその特徴をご紹介していきます。横柄な人は、ワガママな性格をしています。本人はワガママを言っているつもりはありませんが、物事を基本的に自分中心に考えているので周りのことを考えられません。

また、「お客様は神様だ」と思っている人も多いです。いわゆる「クレーマー」タイプですね。何かとケチをつけて、とんでもなく横柄な態度でお店の人に文句を言います。横柄な人は、店員を見下しているので「〜持ってきてよ」と敬語も使わずに顎で使ったりすることも。

「他人に興味がない」というのも、横柄な人の特徴であるといえます。他人に興味がないからこそ、相手の立場に立って物事を考えることができず相手の気持ちを無視した言動をしてしまいます。

続いて心理面に目を向けていきましょう。横柄な人は、意外なことに自分に自信がないことが多いです。自信過剰で上から目線の態度とは裏腹に、「自信に欠けている自分を見られたくない」「ありのままの自分を受け入れられない」といった心理が隠されています。

人から自信のない自分に見られることに恐怖心を抱き、本来の姿以上の存在に自分を見せようとして横柄な態度をとってしまいます。また、相手や場を支配したいという欲も抱えています。横柄な人は人間関係を支配・従属という関係で捉えていることが多いです。

そうした人間関係でしか物を見られないため、自分よりも能力的、年齢的に下であると判断した人にはとても横柄な態度を見せます。他にも、横柄な人は優越感に浸りたいという思いが強いです。「自分が人を動かしている」という優越感に浸りたいために、自分の周りにいる人が自分に従順であることを求めます。

◆「横柄」な人の対処法

それでは周りにいる「横柄」な人には、どのような対処をしていけば良いのでしょう？最も有効的な対処法としては、冷静さを保つことです。冷静に対応することで、横柄な人は、自分の態度の裏にある自信のなさや不安要素が相手に読み取られているのではないかと心配になり、攻撃をやめます。横柄な人には隙を見せないことが大切です。

また、適度におだてておくのも対処法の一つです。特に職場の先輩や上司に対しては、適度におだてて気持ち良くさせておきましょう。敵に回したり、ちょっとでも相手に不都合な言動をしてしまうと、嫌なことを言われたり迷惑をかけられる可能性があります。おだて過ぎず、「適度に」扱いましょう。

「横柄」の類語や対義語にはどのようなものがある？

続いて「横柄」の類語や対義語をチェックしていきましょう。

1：類語「尊大」

「尊大」とは「いばって、他人を見下げるような態度をとること」を意味する言葉です。「横柄」と同様で、いかにも自分の方が上で、相手を見下すような言動のことを指しています。例えば、職場なら上司が部下に対して見下した態度を示したり、取引先が担当者に失礼な口のきき方をしたりするような様子が「尊大」に当たります。