理屈抜きの実践ダイエット−1
今年もゴールデンウィークは出かけるところもなさそうですし、そろそろ、会社の定期健康診断の始まるところも多いのではないでしょうか。
季候も良いし、運動日和の日も多い、さらにはやることもないので、理屈抜きの実践ダイエットで、「しっかり食べて、2週間で2kg痩せる」プロジェクトやってみようと思います。
◆1. 塩分摂取量を減らしましょう
醤油の量を減らす、ドレッシングの量を減らす、みそ汁のお味噌を減らす、外食を減らす、と随分と塩分量減らせます。
◆2. 野菜の摂取量を増やしましょう
野菜にはカリウムがたくさん含まれています。塩分を控えてカリウムを取れば身体のむくみがとれます。
◆3. 糖質摂取量を減らしましょう
3食のうち可能であれば2食は糖質を取るのを控えましょう。糖質といえば、主食の白米、パン、麺類、間食のお菓子、砂糖、などでしょうか。
どうしても、お米やパン、麺類が恋しければ、最初は、3食のうち1回だけ我慢してみてください。4、5日もすれば随分と慣れてきます。そうすると1回から2回の我慢に切り替えてください。
◆4. タンパク質摂取量を増やしましょう
糖質を減らした分、しっかりと肉、魚、大豆食品、乳製品などをとってください。カロリーは気にする必要はありません。お腹いっぱい食べてもいいです。
◆5. お酒は飲んでも大丈夫
ビール、ワイン、日本酒などよりも焼酎、ウイスキー、に変えて飲めばよいでしょう。
ついつい、おつまみをというときは、糖質を取らないように注意して、ナッツ、チーズ、タンパク質。おつまみは塩分の取りすぎにもつながりますので注意です。
効果が出ても、まだ安心しないで
以上を守れば、多分、1週間で2kgいや3kg痩せる人も出てくるのではないでしょうか。ただ、まだ、身体から水が抜けて体重が落ちた部分と糖質制限で少し脂肪が落ちた影響です。
この状態を維持するために次は運動を少し加えてみてください。次回はこの運動法について紹介します。
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国立がん研究センター研究所 がん幹細胞研究分野分野長 増富健吉
1995年 金沢大学医学部卒業、2000年 医学博士。
2001年-2007年 ハーバード大学医学部Dana-Farber癌研究所。2007年より現職。
専門は、分子腫瘍学、RNA生物学および内科学。がん細胞の増殖と、コロナウイルスを含むRNAウイルスの増殖に共通の仕組みがあることを突き止めており、双方に効く治療薬の開発が可能かもしれないと考えている。
専門分野:分子腫瘍学、RNAウイルス学、RNAの生化学、内科学。
趣味:筋トレ