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2022.03.22

産婦人科医に聞いた【卵子の老化にアプローチする対策】おすすめの食べ物とは

「卵子が老化したらどうなる?」「ミトコンドリアを増やす方法は?」… 体のため・赤ちゃんのために健やかさを保ちたい卵子の質。普段の生活習慣で気をつけるべきことやおすすめの栄養素などを、産婦人科医にお聞きしました。手軽にできることから継続して、卵子を健やかに保ちましょう。

【目次】
【生活習慣】卵子をいたわり老化を防ぐには?
【栄養素と食べ物】健やかな卵子におすすめ
【サプリメント】摂取しても効果はあるのか

【生活習慣】卵子をいたわり老化を防ぐには?

特に妊活中の女性が気になる「卵子の老化」。卵子が衰える原因や、若返らせることが出来るのかどうかを杉山産婦人科の杉山力一先生にお聞きしました。

【1】卵子の質の変化

杉山力一先生

教えてくれたのは… 杉山力一先生
[杉山産婦人科院長。不妊治療の名医。女性向けアプリ「eggs LAB」を監修]

《卵子の質って変わるの?》
・年齢とともに老化します。
・老化した卵子は受精しにくくなります。
・質が落ちた卵子を良い状態に戻すことはできません。
・ただし、卵子の質の老化を防ぐことや、老化のスピードを遅くすることは不可能ではありません。
・卵子の質と大きくかかわっている器官は「ミトコンドリア」です。

《どうしてミトコンドリアは衰えるの?》
ミトコンドリアが減少したり機能を低下させたりする原因は、体内に蓄積される「活性酸素」です。

《活性酸素が発生する主な原因は?》
・加齢
・ストレス
・睡眠不足
・喫煙
・食生活の乱れ

活性酸素を発生させる具体的な行為としては、「腸内環境の乱れ」「アルコールをほぼ毎日摂取」「大量の薬を服用している」など。

卵子の質を良い状態に保つためには、ミトコンドリアを増やすアプローチが有効です。

《ミトコンドリアはどうしたら増やせる?》
・少し激しい有酸素運動
・一時的に体を冷やす行為
・意識的にお腹をすかせる行為 など

上記は定常的に行うのではなく、日々の生活の中で一時的に行う程度にとどめることがおすすめです。

卵子の老化や質の悪さを診断された… 質の良い状態に保つ方法とは?

【2】卵子が老化するとどうなる?

卵子が老化するとどうなる?

母親だけでなく父親も歳を重ねるごとに、卵子や精子が老化していきます。

《卵子が老化すると不妊のリスクが高まる》
・不妊のリスクは35歳頃から高まる
・年齢を重ねるごとに卵子自体が老化
・卵子の数には限りがあり毎月減少
・精子も同様に老化する

卵子が老化すると、ダウン症など染色体異常の発生率が高くなります。母親が高血圧だったり血管が老化していると妊娠中の体調不良に繋がり、帝王切開での出産になる可能性も。また、筋肉が老化している場合は子宮口が開きにくいケースがあり、難産につながりやすい状態に。

一読しておきたい【不妊のリスクと年齢の関係】について。

【3】卵子をいたわるためにおすすめの生活習慣

心身ともに健やか・快適な日々を過ごすコツは、手軽に実践できることばかりです。

卵子をいたわるためにおすすめの生活習慣
(c)Shutterstock.com

1. インナーウェア

お腹全体を優しく包み込んで冷えを予防する腹巻など。

2. ハーブティー

内臓を温めて、子宮の状態を健やかに維持する効果が期待できる『ラズベリーリーフ』がおすすめ。

3. 漢方薬

体調不良時は、医薬品よりもカラダへの負担が少ない漢方薬がおすすめ(薬剤師さんや医師に相談しましょう)。

4. 食べ物

子宮に良いとされている栄養成分を積極的に摂取する。

【4】卵子をいたわるために避けるべき生活習慣

(c)Shutterstock.com

気付かずにクセになっている習慣がないか、確認してみましょう。

1. 体の冷え

子宮や卵子にダイレクトに悪い影響を与えると言われています。

2. 睡眠や運動不足

卵子の老化を食い止める“成長ホルモンの分泌”が不安定になり、不妊や女性特有の病気にかかりやすくなるリスクが上がってしまいます。

3. 異常に気付いても放置

生理期間が長すぎたり短すぎたり、子宮や卵子の異常を自分だけの判断で放置するのは危険です。自己判断をせず早めにクリニックへ。

子宮&卵子に良くない生活習慣【医師監修】

【4】おすすめの運動と避けるべき運動

おすすめの運動と避けるべき運動
(c)Shutterstock.com

《おすすめの運動》
ウォーキングです。子宮をあたため、受精卵が子宮内に着床しやすくなることが期待できます。歩く時間は30分以上を目安とし、なるべく腕や足を大きく使ってウォーキングしましょう。下肢筋肉のみならず全身の筋肉を増やす効果も期待できます。

《避けるべき運動》
反対に逆効果につながりやすいのは、活性酸素をつくるような激しい運動です。例えば、ランニングやキックボクシングなど。女性の場合、活性酸素は卵子の老化につながるケースがあります。すべてが該当するわけではないので、運動については産婦人科医に相談しましょう。

オススメの運動法、鍛えるべきは箇所はズバリ…!【医師監修】

【栄養素と食べ物】健やかな卵子におすすめ

卵子の健やかな働きにおすすめの栄養素や食べ物を、杉山力一先生にお聞きしました。積極的に普段の食事に取り入れましょう。

【1】大豆製品×イソフラボン

大豆製品×イソフラボン
(c)Shutterstock.com

女性のホルモンバランスと同じようなはたらきがあるイソフラボン。納豆やソイミルク(豆乳)・豆類などの大豆製品に含有されています。

・イソフラボンの働き
女性のホルモンバランスと同じようなはたらきがあり、卵子の老化や酸化を抑えることがイランの研究チームによって報告されています。

・大豆製品からイソフラボンを積極的に摂ると?
女性ホルモンはもちろん自律神経のはたらきも安定するので、妊活の不安やストレス、イライラなどの予防にも一役買ってくれます。

【2】ホウレンソウやブロッコリー×葉酸

数多く存在している卵子の質を高める栄養成分の中でも、葉酸はもっとも代表的なもの。ホウレン草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含有されています。

・葉酸の働き
卵子の質・健やかな妊活を進めるためにも重要で、厚生労働省からも積極的に摂取するよう推奨されている葉酸。女性の細胞からの健康を維持する効果が期待できます。

【3】青魚×ビタミンB1・DHA・EPA

胎児の生育を助け、脳の機能を活性化するビタミンB1・DHA・EPA。特に青魚に多く含まれていて、他の魚類・ビタミンB群を含有している肉類よりもヘルシーで高たんぱくというメリットがあります。

・青魚の働き
適度に水分を含んで食べ応えがあり、満腹感を維持できる青魚。卵子の質を高めることや、健康的なボディスタイルの両方に意識を向けた女性には最適の食材・栄養成分です。

不安やストレスからホルモンバランスが乱れて、いつもよりも食欲が増しやすい妊活中にもおすすめ。

妊活にも役立つ! 卵子と精子にウレシイ食生活って?

【サプリメント】摂取しても効果はあるのか

栄養素って食事から摂るのはなかなか難しそう。サプリメントから栄養を摂取することは有効なのでしょうか? 杉山力一先生にお聞きしました。

■サプリで摂れる本当に必要な栄養素

サプリで摂れる本当に必要な栄養素
(c)Shutterstock.com

妊活サプリでよく聞く栄養素は、葉酸やビタミンC・D・Eなどの栄養素。そのほかにも“妊活に役立つ”としてアミノ酸やミネラルを配合しているサプリメントも。中には、医学的な根拠もなく「体に良さそうだから」「売れそうだから」などの理由で、たくさんの栄養素を配合しているものもあります。

実は、医学的に十分な根拠があるサプリは、『葉酸』『ビタミンD』だけ。

妊活サプリは栄養補助食品なので「体質のせいで飲めない」ということは基本的にありませんが、「本当に必要で不足している要素はなにか」を見極めることが大切です。

名医が説く妊活サプリ選び「本当に必要な栄養素は、葉酸とビタミンD!」

トップ画像/(c)shutterstock.com


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