ハロウィンに手作りしたい「飾りつけ」どんなものが?
10月になると、街並みがオレンジ色のカボチャ(ジャック・オー・ランタン)で彩られますよね。仮装を楽しむイベントとしてすっかり日本に定着した感のあるハロウィンですが、本記事では手作りでできるハロウィンのEnjoyアイディアをご紹介します。
折り紙やペーパーで作るジャック・オー・ランタン
ハロウィンパーティーや家の飾り付けに欠かせないものが、かぼちゃをくり抜いて作るジャック・オー・ランタン。もともとは悪霊を追い払うために作られた飾りの1つです。オレンジ色のカボチャに好みの顔を描いてくり抜いて… 生のカボチャを使って作るのは、初心者にはちょっとレベルが高そうです。
そんな時に、簡単でお手軽なのに、可愛くできるのが折り紙などのカラーペーパーです。折り紙で作った紙風船を張り合わせて、シールやマジックで顔を描いて世界でたった一つだけのジャック・オー・ランタンを作ってみましょう。また、ランタンの色によって雰囲気も変わります。
粘土やトイレットペーパーで作るミイラ男
トイレットペーパーと黒や黄色の画用紙で、ドアの片面を使ってミイラ男にデコレーションしてみましょう。ドアの片面に、黒い画用紙で目を作り、その周りをトイレットペーパーでグルグル巻きつけ、黄色い瞳を貼ったら出来上がりです。また粘土を用いて、クッキー風にアレンジすれば立体的な壁かけハロウィンに。
毛糸や黒いビニール袋で作る蜘蛛の巣
まず白い毛糸を用意します。手芸用ボンドを水で薄めたら、その中に毛糸を漬け込んでおきます。風船を膨らませたら、そこに毛糸を巻き付けて乾いたら風船を割って出来上がり。蜘蛛は100均などで売っているおもちゃの蜘蛛でOK。また黒いビニール袋とはさみがあれば、切り絵の感覚で手軽に黒い蜘蛛の巣を作ることが可能。
ハロウィンに手作りしたい「お菓子などの食べ物」
ハロウィンといえば、お菓子を配るのも楽しみの一つ。おばけなどに扮した子供たちが家に来て「Trick or Treat!(トリック・オア・トリート)」(お菓子をくれないといたずらするよ)と言ったら、「Happy Halloween!」と返してお菓子を渡すのがルールです。
お菓子はみんなに小分けにして配るので、クッキー、キャンディー、チョコレートなどが定番です。ほかには、マカロン、マシュマロ、カップケーキなども人気です。ちなみにお菓子がないから来てほしくない、というときには、玄関の明かりを消しておけばよいのだそう。
人気No.1は、やっぱりクッキー
ハロウィン気分を盛り上げるのは、かわいいお菓子です。小分けにしてお友だちと交換する手作りお菓子の定番といえば、アイデアいっぱいのクッキーです。かぼちゃを使ったパンプキンクッキーはもちろん、おばけの形にくり抜いたおばけクッキーやカラフルなアイシングクッキーなど、ハロウィンには欠かせないキャラクターが全員作れます。
マフィンやパイ、カップケーキ
ハロウィンの大定番スイーツといえば、かぼちゃのほんのりした甘みがたまらないパンプキンパイです。手軽につまめるミニサイズなのでパーティーに持ち寄るのもいいですし、プレゼントにもぴったり。冷凍パイシートやホットケーキミックスを使えばアレンジも自由自在、時短にもなります。
大人と子ども用はラッピングでアレンジ
子供向けには子供が食べやすくて、カラフルでかわいらしいお菓子、大人向けならちょっぴりリッチでビターなお菓子など、贈る相手に合わせてお菓子を選びましょう。中身だけでなく、ラッピングも贈る相手の好みに合わせて手作りできるとなお◎。
透明な袋にお菓子を詰めてリボンや紐で結ぶだけでもかわいらしいですが、オリジナルのハロウィンカードにメッセージを添えると手作り感がアップします。紙コップや透明な蓋つきボックス、ラッピングペーパーならカップケーキなどの幅のあるお菓子をラッピングするときにも便利です。
ハロウィンに手作りして着たい「衣装」
ハロウィンといえば仮装して楽しむのが風物詩になっていますね。東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオ・ジャパン、東京タワー、吉祥寺や町田の街、渋谷のクラブなどで大きなイベントが例年、開催されています。池袋ハロウィンコスプレフェスにも注目が集まっていますね。
仮装イベントでは最新のアニメや漫画やトレンドを意識した衣装を身に纏っている人から、「ミニオンズ」や「スター・ウォーズ」などの定番の衣装に身を包んだ人までさまざまですが、ここではハロウィン本来の「お化け(ゴースト)」の衣装を中心に手作りしてみましょう。
1枚でさまになる「魔女マント」
魔女のアイテムは黒いワンピースに黒いマント、そしてとんがり帽子の3つで完成です。とんがり帽子は黒いフェルトで簡単に作れます。扇形とドーナツ型の型紙通りにフェルトをカットしたら、扇形の端同士を縫い合わせて円錐形にします。
この部分がとんがりになります。それをドーナツ型の内側の円に合わせて縫い合わせるだけ。あとはゴールドのリボンやビーズで飾り付ければ完成。100均のハロウィングッズを駆使すれば、サイズ違いでも手作りできそうです。
超簡単「ミイラ男」
トイレットペーパーで作るミイラ男の飾りつけをご紹介しましたが、衣装は包帯で作ります。といっても医療用の包帯ではなく、使い古した白いシーツやタオルを包帯ぐらいの幅に切って使います。頭からグルグル巻いて出来上がり。ちょっと黄ばんだ感じがミイラ感を高めてくれます。
「ゾンビ」と「かぼちゃ」
「ゾンビ」も定番モチーフの1つ。少し大きめのTシャツなどをはさみを使って切り刻み、血のりをつけるだけです。血のりは100均にも売っていますので、アレンジしやすいです。自らジャック・オー・ランタンになってしまうのもあり。オレンジのワンピースにフェルトなどを切って貼り付けるだけで、十分に雰囲気が出ます。
最後に
ハロウィンは飾りつけからお菓子、衣装まですべて手作りでできるイベントです。とても凝ったものからプチプラアイテムでお手軽にできるものまで、アイデア次第でどんな風にも楽しめます。今年は手作りにチャレンジしてみては?
TOP画像/(c)Shutterstock.com