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LIFESTYLE

2020.09.08

「完璧」と「完壁」どちらが正しい書き方? 漢字の成り立ちや由来は?〈言葉の知識〉

“かんぺき”と漢字で書くとき、「完璧」と「完壁」どちらが正しいのでしょうか? また、この漢字の成り立ちや由来について、言葉やビジネスマナーに詳しい鶴田初芽がお届けします。

鶴田初芽

「完璧」と「完壁」どちらが正しい漢字?

“かんぺき”という言葉を漢字で書くとき、「完璧」と「完壁」どちらで書いていますか? 実はどちらかが正しく、どちらかは誤字(誤変換)です。さて、正解はどっち?

(c)Shutterstock.com

◆『完璧』と書くのが正式

かんぺきとは『欠点がまったくないこと。また、そのさま。』のこと。

漢字で書く際は、「壁」ではなく、“傷のない宝玉”という意味を持つ「」の字を用います。よく見ると下の部分が「壁」は“土”、「璧」は“玉”ですね。

璧は完璧以外の言葉で使うことがなく、馴染みがないですし、ぱっと見似ているだけでなく、壁も絶壁などぺきと読むので完壁と書いてあっても違和感がなく、間違えやすいんです。

◆『完璧』は故事成語

『完璧』という言葉は矛盾のように、中国で古くから伝わる話をもとにしてできた故事成語です。

その昔、秦の国の昭王(しょうおう)が、趙(ちょう)の国の恵文王(けいぶんおう)に趙の国の「和氏の璧(かしのへき)」という翡翠の宝玉と、秦にある15ものお城を交換しようと持ちかけました。

(c)Shutterstock.com

小国の趙は強国の秦の申し出を無下にはできないけれど、こんないい話には裏があるはずで、「和氏の璧」が騙し取られてしまうのではないかと悩んでいたところ、趙の藺相如(りんしょうじょ)が、もし城が手に入らなければ「和氏の璧」は必ず持ち帰ると約束して遣いとして秦に向かうことを申し出ました。

そして、やはりお城との交換は口ばかりで「和氏の璧」が騙し取られそうであることを察した藺相如は、命をかけて約束どおり「和氏の璧」を傷1つつけずに完全な状態で持ち帰り、任務を完うしました。このお話をもとに『完璧』という言葉になったんですよ。

* * *

いかがでしたか? 「和氏の璧」があっての完璧ということがわかりましたよね。こういった由来を知ると綺麗な宝玉の印象が残り、完璧の字も間違えずに書けますね。

言葉の意味/デジタル大辞泉

鶴田初芽

都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!


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