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甘えん坊とは?
「甘えん坊」とは、相手に対して精神的・物理的に距離を縮めたがるタイプの人のこと。スキンシップが多かったり、電話やLINEの頻度が高いなど「構ってほしい」という気持ちがストレートに出やすい傾向があります。
性格的には、少し寂しがり屋で、自分を受け入れてくれる存在に安心感を求めている人が多いのも特徴的です。
【女性に聞いた】甘えん坊の恋人は好み?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数59名(未回答含む)。
まずはOggi世代の女性たちに「あなたは「甘えん坊」な恋人は好きですか?」と質問しました。
結果は、「好き」…57.4%、「好きではない」…42.6%となり、半数を超える人が「甘えん坊彼氏」が好きなことがわかりました。
やはり、愛されていることや自分を求めてくれていることに嬉しさを感じるのかもしれないですね。
【男性に聞いた】甘えん坊の恋人は好み?
※アンケートは20〜39歳の日本全国の男性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数55名(未回答含む)。
同じように男性にも「あなたは「甘えん坊」な恋人は好きですか?」と質問を投げかけたところ、
結果は「好き」…65.7%、「好きではない」…34.3%となりました。
およそ2/3近くの男性が「甘えん坊彼女」が好きだと感じているようです。頼られている感覚に喜びを覚えるのでしょうか。
「甘えん坊な恋人」エピソードを集めました!
続いて、皆さんに聞いた「甘えん坊な恋人」についてのエピソードをご紹介します。
くっついてくる
恋人がそっとくっついてくる瞬間は、甘えん坊な一面が見える特別な時間。撫でてほしいとお願いされたり、胸に飛び込んできたり、顔を埋めてきたり…そんな愛らしさに癒される人も多いようです。
「ベタベタくっついてくる」(20代・福岡県)
「撫でてほしいと言われた」(30代・福島県)
「自分が疲れているときにくっついてくる」(20代・神奈川県)
「くっついてきてくれるのが好きだった」(30代・北海道)
「胸の中に飛び込んで来たので抱きしめた」(20代・兵庫県)
嬉しい
甘えてくる姿に「必要とされている」と感じるという声も。愛情をまっすぐに伝えてくれる姿が、嬉しく、可愛らしく映るのでしょう。少し恥ずかしながら好きだなんて言われたら、やっぱり胸がキュンとしてしまいますよね。
「必要とされている、と嬉しくなる」(30代・福岡県)
「好きで甘えてきてほしい」(30代・北海道)
「上目使いで見られて可愛かった」(30代・神奈川県)
電話が多い
頻繁にかかってくる電話や、毎晩のようにかかってくる夜のコール。会えない時間も恋人の声を聞きたいという言動は、甘えん坊ならではの愛情表現かもしれません。夜寝る前には安心感に浸りたいとか、「なんか寂しくて」なんて甘えた声に、心くすぐられますよね。
「何度も電話をしてくる」(30代・兵庫県)
「夜電話してくる」(30代・神奈川県)
お酒で酔って甘える
普段はクールな彼が、お酒が入ると甘えん坊に変身なんていうのも意外と多いパターン。ボディタッチが増えたり、酔った勢いで甘えてくる姿に、つい笑ってしまうということもあるはず。
「お酒を飲むとボディタッチが増える」(30代・千葉県)
「酔ったときに甘えてくる」(30代・北海道)
寝るときに甘える
一緒に寝る時、どれだけ暑くても密着していたいという恋人もいる様子。添い寝じゃないと眠れないという恋人の姿に、最初は驚きつつも愛おしさを感じることも。ぴったりとくっついて眠ることの安心感は、ほかには変え難い幸せなものですね。
「一緒に寝る時に暑くてもくっつきたがる」(30代・埼玉県)
「寝るときに添い寝じゃないと寝られない人がいた」(30代・群馬県)
わがままを言う
終電の前や、朝帰りした日の出勤準備中に「まだ帰りたくない」、「一緒にいたい」と駄々をこねる恋人。子どもっぽく見えても、そのわがままさが可愛く感じられるのは、やはり信頼関係があるからこそですね。
「朝帰る準備をしなくてはいけないとき、遊び半分で子どものように『行きたくない! ○○とずっとここにいる!』とただをこねるふりをする」(30代・東京都)
甘えん坊な恋人と上手に付き合う方法は?
甘えん坊で、スキンシップが大好きな彼氏や彼女。可愛らしいと思うことも多い反面、甘えん坊の度が過ぎると付き合い方に戸惑うこともありそう…。そこで皆さんに、上手に付き合っていくためのコツを聞きました。
適度な距離感
甘えすぎず、甘やかしすぎず。お互いが快適でいられる距離感を意識することが、長く心地よい関係を保つ秘訣。会う頻度も“適度に”がちょうどいい。「会いたい」の声に毎回応えるのではなく、自分の時間を取ることも必要。
「甘やかしすぎず適度に離しながら距離を保つ」(30代・埼玉県)
「寂しくない程度の距離を保つ」(30代・兵庫県)
「毎日は連絡を取らず、適度に会う」(30代・奈良県)
存分に甘えさせる
相手の甘えたい気持ちをしっかりと受け入れることで、絆がより深まることも。「今だけは特別」と思って、思いきり甘えさせてあげるのも大人の余裕の見せどころです。「受け入れてくれた」という思いは、その後の関係にきっと役に立つはず。
「可愛がってあげる」(30代・東京都)
「怒らずに許すしかないと思う」(30代・三重県)
「甘えたいだけ甘えさせる」(30代・神奈川県)
ダメなときはダメという
甘えられるのが苦手という人も少なくないですよね。甘えん坊の恋人をすべて受け入れるのではなく、時と場合に応じて線引きを。人前ではちょっと控えてほしいなど、自分の気持ちもきちんと伝えることが、健全な恋愛関係をつくります。
「甘えられる状況と甘えられない状況をはっきりさせる」(20代・栃木県)
「人前だと少し苦手など最低限のハードルは伝えておく」(20代・東京都)
相手にしすぎない
甘えをいつでも受け止めるのではなく、ときにはドライにあしらうのも効果的。適度な無関心が、「甘えてばかりじゃダメなんだ」と恋人自身の自立心を促すこともあるようです。
「あまり話を聞きすぎないようにする。」(30代・岐阜県)
「こちらが少しドライな対応をする」(30代・千葉県)
「適度にあしらう」(30代・北海道)
冷たくすることも
たまに突き放したり、あえてそっけない態度を取ることで、相手が自分の甘え方を見直すきっかけになることも。なお、緩急をつけた対応がポイントのよう。逆に甘えても大丈夫なときには、「思い切り甘えていいよ」という意志を示してあげることがうまくいく秘訣です。
「たまに冷たくする」(20代・熊本県)
「適度に突き放す」(30代・福島県)
「無視することも」(30代・茨城県)
上手に距離を取ることも大事
「恋人に甘えること」も、恋愛においては大切なコミュニケーションのひとつですよね。好きな人に甘えられれば、可愛さや嬉しさを感じ、自分も幸せな気持ちになりますし…。でも大切なのは、甘えることがあっても精神的に自立しているかどうか。甘え=依存になると、必要以上の執着につながるなど、関係性ゆがんでしまう危険性も。
また、甘えられたり、わがままを言われることが苦手な恋人もいるので注意しましょう。甘えん坊の彼氏・彼女と負担なく付き合い続けるには、ある程度の距離感やぶれない立場を保ちながら、どこまでなら許されるのか見極めることも重要です。困ったような顔をしているか、本当に嬉しそうかなど、恋人の表情を冷静になってチェックしてみてください。
いずれにせよ、甘えん坊の恋人とは心を許し合える関係にあるはずなので、地に足の着いた大人の恋愛を目指して上手に距離を取りましょう。そうすれば、お互いを支え合える存在になれるはずです。
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