吹くだけで眠気を誘う「吹きもどし睡眠法」とは?
ベッドに入っても寝付けないのは、本当に辛いもの。そんな不眠を感じる人におすすめなのが、「吹きもどし睡眠法」。
『疲れない大百科 – 女性専門の疲労外来ドクターが教える -』の著者でメディアでも活躍中の女性専門の疲労外来ドクター・工藤 孝文先生によると、吹きもどしを吹くだけで自然と腹式呼吸ができるのだそう。
この腹式呼吸は、肺の下にある横隔膜を上下させ(横隔膜に密集している)自律神経を刺激し、副交感神経を優位にするので、入眠を助けてくれるのです。
吹きもどしを行うタイミングは、寝る直前。ベッドに入った状態で行いましょう!
100円ショップなどで手に入りますが、手元にない場合は、仰向けに寝ておなかに辞書などの重い本を載せ、本が上下するように呼吸してみるとよいでしょう。
4・7・8呼吸法もおすすめ!
もう一つ、簡単に腹式呼吸ができる呼吸法が、いま話題の「4・7・8呼吸法」。
やり方はとても簡単。口を閉じて4秒かけて息をゆっくりと吸い込み、息を止めて7つ数えます。次に8秒かけて口からゆっくり息を吐ききります。
寝る前にこれを3回繰り返すだけで自然と眠くなります。
腹式呼吸は血流をよくし、冷えやむくみ、便秘の解消にもつながるので、美容効果も抜群。日中に緊張や疲れを感じたときにも有効なので、覚えておくと便利です。
現在発売中の書籍『疲れない大百科 – 女性専門の疲労外来ドクターが教える -』では、この他にも、疲れが消えて心も体も軽くなる習慣について紹介されています。あわせてチェックしてみてくださいね!
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『疲れない大百科 - 女性専門の疲労外来ドクターが教える -』(工藤孝文 著:ワニブックス)
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イラストは、Twitterで人気のオリジナルキャラ「ひとがたくん」が話題の徳田有希さんが担当。
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