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2017.11.06

Webライターとして記事を書くときに意識していること|チャンスを掴む、発信力の鍛え方

ビジネスシーンにも自己実現のためにも必要なスキル「言葉の力を磨いて、発信する」こと。ちょっと意識を変えるだけで誰もが発信上手、表現上手になれる、目からウロコの連載です。

市來孝人 

Webメディアで活躍できるようになるには

先日「Oggi.jp」で記事をチェックしていると、どこか懐かしさを感じさせる「募集!」タイトルの記事に目が留まりました。
関連記事:【Oggi.jp 特派記者】Oggi.jpから情報を発信するインフルエンサー大募集!

フリーランスを経て自らの会社の代表取締役という形で、編集者・ライター・ラジオ番組の企画・PRプランニングなど様々な仕事に携わっている私が、会社員から「メディアを通して発信する」仕事へ転身したのは、同じような「募集」を見つけたことがきっかけだったからです。

私の場合はPR会社に勤めていたことから、その知識や経験が活かせそうな「国内外のPRや広告の事例を紹介する」Webメディアの募集フォーマットから連絡を取り、つてのないまっさらな状態からそのメディアでの取材・執筆をスタートすることができ、以来様々なメディアに関わらせていただいています。「ゼロから」の状態でも、きっかけを掴むことができるのです。

以来4年半が経ちますが(それまでは会社員でした)、ちょうど先日、名古屋のFMラジオ局「ZIP-FM」の「PEEPS!」という番組の様々な職業について掘り下げるコーナーで「ライターになるには」というテーマで話をする機会がありました。それは、自分の4年半を振り返る良い機会になったとともに、そこでお伝えした「ライターになるには」という話が「Oggi.jp 特派記者」に応募しようと思っている方や、これからライターとしての仕事をしてみたいと思っている方へ何かヒントになれば嬉しいなと思い、出演時にお話した内容を元にこの記事を書いています。

■自分の趣味を突き詰める

「ライターになるには何が必要ですか?」と問われたら、私は「自分の趣味を突き詰めること」と答えます。

文章のクオリティや取材する力などは、実践を通していくらでも後から身につけることができますが、前提として「この話題については、○○さんに頼みたい!」と思わせる程、日頃から自分の趣味・特技を研ぎ澄ませておけば必ず強みになります。

あるテーマの取材を誰がするか…と編集部側がスタッフを考える時、即座に思い出してもらえるくらいの造詣があるといいですね。

今はタレント・モデル・芸人などのテレビで活躍されている方も「特技」をテレビ番組で活かしています。例えば、グルメといえば渡部建さん、プロ野球といえば中居正広さんと、すぐにイメージできますよね?

また、「コスメ」や「音楽鑑賞」など、他の人と被ってしまいがちな趣味の場合は、「コスメの新商品は誰よりも早くチェックして、Instagramでレビューを書いています」「アメリカのヒットチャートは毎週チェックしていて、日本でこれから流行る洋楽をいつでも予測できます」などと、その趣味をどう楽しんでいるか“具体的に伝える”ことで、他の人と違う一面を伝えましょう。

化粧ポーチ
(c)Shutterstock.com

これまでの職業や住んできた街などの経歴も、活かすことができますね。例えば私はロサンゼルスに住んでいたことがあるので、ロサンゼルスに関するニュース・観光スポットなどについて記事を書いたり、ラジオでレポートしたりしています。

ちなみに、今回出演した「PEEPS!」番組ナビゲーターであるラジオDJの花上裕香さんも、趣味や経歴を自らの発信に活かしている人のひとりです。もともとアパレルメーカーで勤めていた経験を活かし、番組の中で「お仕事」について紹介するコーナーを設けたり、映画好きを活かして映画での試写会でのMCを頻繁に務めたり、コスメ好きを活かして企業のSNSプロモーション案件に携わられたりしています。自らの個性を仕事に繋げている好例と言えるでしょう。

■「誰に伝えたいか」を常に考えておく

「記事を書くときに意識することは?」と聞かれたら、私は「これを誰に読んでもらって、どんな気持ちになってもらいたいかを考え続けることが大切」と答えます。この点が明確になっていると、より「伝わる」記事になるように思います。

私も新たな連載のテーマや、記事を書く際のテーマを考える際、「どんな人に一番伝えたいか」を考え続けます。

女性
(c)Shutterstock.com

あるメディアに新連載を開始したときは、「同世代の男女」→「都心で生活しながら自分の好きなことを仕事にしていて、仕事もプライベートも貪欲。でも、ときにはゆっくりしたい人」を伝えたい読者として想定した上で記事を書き、そういう人たちがほっとしたり、前向きになったりできるような原稿を書き始めました。

「自分と同じような悩みを持つ人の、解決のヒントにしてほしい」「○○に興味がある人へ、どこよりも詳しい情報を届けたい」など、記事を書くチャンスが巡ってきたときに備え、「伝えたい人」のイメージも頭に描いてみてください。

■事前準備が大事

取材をして記事を書く=世の中に向けて発信するためには、様々な準備が不可欠です。これについては過去記事でご紹介してきたので、下記を参照いただけると嬉しいです。

1.自分の声・喋り方のクセを知る
2.“メモの習慣化”で思いを言葉に
3.できる働く女性はSNSを有効に使う!
4.言葉の力を鍛えるための「情報収集」と「時間の使い方」

女性 タブレット
(c)Shutterstock.com

私もOggi読者の皆さんと同世代。まだまだ勉強したりもがいたりしながらの最中で、大それたことは言えませんが、今の時代、「本業の傍ら、副業にもチャレンジしてみたい」など、様々な動機でwebメディアのライター募集に応募される方も多いと思います。そんな方々に今回の記事が少しでも役にたてば幸いです。

市來孝人/Takato Ichiki メディアプランナー/PRプランナー

1985年生まれ。メーカー、PR会社勤務を経て独立。ビジネス・エンタメ関連のWebメディアでの編集・取材、テレビ局Webメディアの運営、ラジオ番組の出演・企画、ベンチャー企業や文化人のPRなどの業務に携わる。
Instagram:@takato_ichiki


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