AKB48の結成当初から、社会現象となるまで絶対的なリーダーとして活躍した高橋みなみさん。10代の多感な時期に200名以上のメンバーを統括した彼女に、私たちが参考にできる“お仕事術”について聞いてきました! 最終回は、新曲『孤独は傷つかない』についてたっぷり話してもらいます。
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『孤独は傷つかない』は、すごく歌謡性のある曲ですね。
高橋:「この曲は織田哲郎さんに作曲した頂いたんですが、私が大好きな80年代の楽曲を彷彿とさせるメロディラインがとてもカッコいいんです! 私自身、織田さんの楽曲が昔から大好きだったので、自分の歌として歌えることにすごく幸せを感じています」
実際に織田さんにはお会いしたんですか?
高橋:「実はまだお会いできていないんです。でも、“なぜこんなにも私が好きな曲がわかるんだろう”という仕上がりだったので、お会い出来たらこの熱量をぶつけたいです(笑)」
この曲は多くの人に愛されそうですね。
高橋:「そうなってもらえたらうれしいです。聴く人が聴けば懐かしい曲だと思いますし、今の10代、20代の子が聴けば、新しく響くと思うんです。秋元康さんが書いてくださった歌詞も、深読みできるものになっているので、じっくり聴いてもらいたいです」
高橋さんはどんな深読みをしましたか?
高橋:「恋愛で悩むことってたくさんあると思うんです。こんなに辛いなら、1人の方がいいんじゃないかって思うこともありますよね。結果として“愛することってどういうことだろう”ともがいているこの歌詞は、恋愛をしたことのある人ならだれしも共感できると思うんです。実は、この曲はAKB48在籍時にいただいていたんですが、当時はまだちゃんと表現しきれていなかったんです。でも26歳になった今、ソロになってからのもがきや感情のふり幅や1人でいることの怖さ、そして楽しさをわかったからこそ歌えることがあったので、いまのタイミングで歌えてすごく良かったなって思うんです」
2年前だと、また違った印象の曲になったのかもしれないですね。
高橋:「そうですね。AKB48は恋愛禁止だったからこそ、トゲトゲしさは出たかもしれないですが、今はちゃんと自分を見つめることができるようになったんです。その差はすごく大きく反映されていると思います」
歌詞の中にある“傷つくほどに バカげた恋もするのだろう”というフレーズは、多くの女性が共感すると思うんです。
高橋:「でも、女性の方が立ち直りが早いですからね。もし、私がいつかそんなバカげた恋をしたのなら、この曲を聴いて泣くんでしょうね(笑)。あ~、想像できる!(笑)」
あはは。
高橋:「恋に破れた方に聴いていただいたり、何か辛いことが合った時にも聴いていただいて、次に向かう活力にしてもらえたらと思います」
ソロになり、自分らしい楽曲を歌うことでさらなる活力を届けている高橋みなみさん。より共感できる歌詞とともに、成長し続けている彼女からのメッセージをぜひ聴いてみてくださいね。
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NEW SINGLE『孤独は傷つかない』(発売中)
ライブではすでに定番になっている、作詞:秋元康&作曲:織田哲郎の楽曲『孤独は傷つかない』が待望のリリース。カップリングには、配信のみでリリースした映画『スマーフ2 アイドル救出大作戦!」日本版主題歌『瞳の扉』を歌い直し『瞳の涙(2017ver)』を収録。
高橋みなみ公式Instagram @taka37_chan
高橋みなみ公式Twitter @taka4848mina
文/吉田可奈 写真/安井宏充