AKB48の結成当初から、社会現象となるまで絶対的なリーダーとして活躍した高橋みなみさん。10代の多感な時期に200名以上のメンバーを統括した彼女に、私たちが参考にできる“お仕事術”についてうかがいます。
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高橋みなみさんが提案する、幸せの見つけ方とは?
20代中盤になってくると、自分自身が確立され、女性はどんどん強くなる傾向にあると思うんです。さらに、結婚をする・しない、転職する・しない、出産する・しないなど、様々な選択を迫られるのもこの時期だと思うんです。
高橋:「人と比べるからこそストレスが出るのであって、“どうしたら自分が幸せになるか”ということに集中すれば、おのずと答えが出てくるはずなんです。その人にとって、1〜2年でスキルアップし、会社のなかで地位を上げることが幸せならそこに集中すればいいし、“その3年後に結婚ができたら最高の人生!”って思えたらいいんですが、どうしても周りの情報に流されてしまいがちですよね。だからこそ、人は人と考え、人の幸せを素敵と思える自分でいたいと思うんです」
そんな高橋さんがいま思う幸せはどんな瞬間ですか?
高橋:「純粋に、AKB48という大きなグループを卒業して、仕事ができること自体幸せだと思っています。ただ、1人になったことへの無力感を感じることがあるんです。そんなときこそ、“高橋みなみ”に仕事を頂ける方たちを大事にしたいと思うんです。ツアーをしていてもAKB48時代のファンの方がずっとソロになってもついてきてくれるのは最高に嬉しいですし、さらにラジオや新しいお仕事をきっかけにファンになってくれた人がいたりするとが、すごく幸せなんです。毎日、自分が見つけられる限りの幸せをちゃんと噛みしめているので、いまがすごく幸せです」
そう言い切れることって、素敵なことですよね。
高橋:「そうですね。毎日、そう言えるように頑張りたいと思っています」
考え方次第で、自分の立ち位置、気持ちはすべてポジティブに変わる。そんな当たり前のように見えて、忘れがちなことを教えてくれる高橋みなみさん。今日からその考え方を真似てみてはいかがでしょうか。きっと、目の前に見えるものが少しかわるはずですよ。
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NEW SINGLE『孤独は傷つかない』(発売中)
ライブではすでに定番になっている、作詞:秋元康&作曲:織田哲郎の楽曲『孤独は傷つかない』が待望のリリース。カップリングには、配信のみでリリースした映画『スマーフ2 アイドル救出大作戦!」日本版主題歌『瞳の扉』を歌い直し『瞳の涙(2017ver)』を収録。
高橋みなみ公式Instagram @taka37_chan
高橋みなみ公式Twitter @taka4848mina
文/吉田可奈 写真/安井宏充