私は現在30代の独身男性ライターです。20代の頃は恋愛の終わりを迎えたら、気持ちを清算してすぐに次! と常に前だけを見て進んできましたが、30代を迎えた頃から、20代の頃の恋愛を思い出し「あの時は若かったな」と思い出すことも多くなってきました。これは後ろ向きな意味ではなく、あえて若いころの失敗を噛みしめることで今や将来に活かせることが見つかると捉えています。
そこで今回「30代になって思う、20代の恋愛での反省」として、20代の自分に伝えたいことを書いてみます。
30代の今、20代の自分に教えてあげたい“恋愛がうまくいく方法”
1.ちゃんとケンカをする、反論する
相手に対して「これは違うな」と感じた時にしっかり「自分はこう思うけれど、どう思う?」としっかり向き合うべき。その場を取り繕っても結果的には自分もストレスが蓄積してダメになっていくし、「言わないことが優しさ」とも限らない。だから、例えケンカになっても言いたいことを言うべき。
2.無理をしない、合わせ過ぎない
自分に自信がもてなかった20代、相手にもっと愛してもらおうとつい相手の理想に合わせ過ぎていた。もっと自分に自信を持って、合わせ過ぎず、たまには逃げてもいい。
3.恋人同士でも所詮は他人。他人は他人と割り切る
一緒にいると「二人で一緒」と感じることも多くあるけれど、結局はどれだけ心を通わせようとも他人は他人。不可侵なところを見極めて、立ち入らないこと。それは時間、場所、気持、あらゆる面において。たとえ一緒にいようとも、全てのことを二人で分かち合う必要はない。
4.優しさや気遣いは無償であるべき
愛する人への気遣いやサプライズなど…これを決して勘違いしないこと。最初の頃は溢れる好きな気持ちを伝えたい! と自然と行動に移せても、これが少しでも「やってあげてるのに…」と思ってしまってはNG。「返ってこなくて当然」と思うこと。
5.感謝の気持ち、お礼を言うことを忘れない
一緒に過ごす月日が長いと忘れがちになる感謝の心。「教えてくれてありがとう」「送ってくれてありがとう」…ちゃんと伝えること。笑顔で感謝を。また、何か大した気遣いではなくても「さっきのこんなことが嬉しかった」「あの時のあの感じすごく好き」といった言葉は、たとえその内容がささいなことでも大げさに愛を叫ぶ言葉よりも嬉しいもの。
6.二人の付き合い方が変化することを意識する
好きになった当時や付き合い始めた当時のワクワクした感覚は、付き合う日が過ぎていくたびに薄れていきがち。でも相手の人生も自分の人生も変化して当然。それぞれの人生の段階によって、心地よいコミュニケーションは変化していく。これを意識していれば「昔はこうじゃなかった」という不毛な不満も互いに持たなくなる。
この記事を読むアラサーの皆さん、上記のことがうまくできていますか?
日頃の会話はもちろん、それぞれが描く未来像から体の相性まで、恋愛にまつわる事柄はコミュニケーションで解決に向かうことができるはず。
一方で100%全てが解決することは絶対にない。相手に全力で向き合ってみて、どうしても変えられないなというところが見えたらそこは受け流しつつ、その時の心地よい距離感を常に探り続ける、というものではないかとこの歳になってみると思います。
過去の恋愛を思い出すのは辛いことですが、自分の「もっとこうすればよかったな」という気づきや、その時の相手への感謝の気持ちも今だからこそ抱けるはず。過去に向き合うことで、今の恋愛の充実や、新たな恋愛へのきっかけになれば良いなと思います。
ライターT
気づけば学生時代の仲間は男友達も女友達もほぼみんな結婚、さらに子育て中。周囲のライフスタイルの変化と自身の仕事の不規則さにより、昔のように飲みに行くこともなかなか出来ず、平日夜はひとり酒に走りがち。
仕事では若さで乗り切ることも出来ず、諸先輩方の背中もまだ先。そんな30代前半は公私とも修行の時期として捉え、様々なことにチャレンジしたいと思う今日この頃。